天使の顔をした、ひとりの悪魔。


デビル






◆ 評点―――★★

ブラッド・ピット
ハリソン・フォード




≪ あらすじ ≫

IRA( アイルランドの有名なテロ組織 )の青年・ブラッドは、命を狙われた ため、国外に逃走。 色々なつてを 利用して、警官・ハリソンの家に 『職を 見つけるまでの間、下宿させてもらいたい』 という嘘をついて居候(?) させて もらうことに。
そして ブラッドは、『職探し』と偽って、 様々な武器を調達するために、 仲間で あり、友人である青年とともに、アメリカを奔走する。
そんなこととは 露知らず、ハリソンはブラッドを 実の息子のように思って 接する。 ――そしてふたりは、徐々に友情を 深め合ってゆく。
しかしある日、ハリソンはブラッドの 本当の顔を知ってしまい…………。




……上のあらすじ……役の名前 忘れてしまったので、仕方なく 俳優さんの名前で 書いたんですけれど……違和感が あるような……。

アクション映画の 要素を含んだ人間ドラマ……とでも 呼べばいいのでしょうか、 この作品は。 ちょいと分類がしづらいところです。

IRAのテロリスト役(ごめんなさい、名前忘れました)に、ブラッド。
彼が 名を偽って世話になる 家の主人(警官)に、フォード氏。


……まぁ、それは それとして。
話自体は 結構興味深い題材と思いますし、俳優さんもかっこいい人揃いですのに ……なぜか、心底『面白い!』と思えない気がします……(この作品大好きな方、 すみません)。
まず、ブラッドとフォード氏、どっちを中心に 話を描きたいのかが、途中からだんだん と 不明になってくるところが不満でした。 それと、重要なシーンが妙に大ざっぱに 進んでしまっているところが引っかかります。

主役をブラッドひとりに絞って、彼の悲劇を中心に描いて、ハリソンをあくまでも意味 深い『脇役』として扱えば、かなりいい作品に なったでしょうに――そう思ったのは、 わたしだけでしょうか…………。


でもブラッド・ピットさんは、かっこよかったですねぇ(あたりまえ?)。
個人的な話なんですが、私はブラッドさんの、金髪を少し長めにして ばさばさと前に 垂らしている、という髪型が一等好きなので、この作品中の彼は、まさにツボでした。 無精ヒゲも、それほど むさ苦しくなかったですし。
……やたらと子犬のように目を潤ませているような気も、したんですけれど……。


この作品は、どちらかというと『制作裏話』 の方が愉快かと。
撮影中、ブラッドさんとハリソンさんの 仲がやたら悪かった、とか。
ハリソンがでしゃばって監督におねだりして、自分の出番を増やしたために、結果的に ブラッドの出番が削られてしまったので、ブラッドがついにキレて、ある日撮影現場 から飛び出した、とか。
でも実際には、ブラッドさんとハリソンさんって 仲が良いらしいんですけど。
中には『ブラッドとハリソンはホモだ』なんて 言い出す人までいるらしいし(やっかみ 半分・ひやかし半分でしょうけれど)。
ちなみに、あのダイアナ妃も、息子と一緒に この作品を観に行ったとか。


――まとめ。
ブラッド・ピットさんが 好きな方にはおすすめします。
あと、『男の友情』と いうのが好きな方にも。