魔法少女アイ
主人公     岡島秋俊(変更不可):基本的に善人、一般人並の正義感有り、ヒロインのパワーアップアイテム              

対応ヒロイン  加賀野愛(アイ):寡黙、冷徹、魔法戦士(ただし狂戦士の気あり)、無感情

         大見結亜:妹キャラ、ロリ(精神は幼いというよりはむしろ幼稚)、全発言ひらがな、ウザい(だがそれが良い、のか?) 

好判定属性戦う変身ヒロインがやられちゃう属性 触手属性 伝奇物 

   まず最初にお断りしておくが、今から買うなら「魔法少女アイPLUS」にしなさい。間違っても旧版であるこれを買うべきではない。

  数段バージョンアップされ、特にシステム面で今回のレビューにて批判されている箇所が大幅強化されているからである。但し、

  基本的な傾向と対策は変わっていないので当レビューもそこを見るようにしてもらいたい。では。

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 革命勃発。萌え新時代到来。

 我等の世界はアイに餓えていた!!

  のっけから大層な書き出しだが、一字一句に至るまでこれは歴史的事実に他ならない。さて。この「魔法少女アイ」の評価は、

 端的に言って「圧・倒・的な属性補正である。

  例えばシナリオだけを見るならば、「いきなり現れた異世界の少女に関わったせいで一般常識外のトラブルに巻き込まれ、

 でも実は巻きこまれるだけの理由を持っていた主人公が最後は能動的にトラブルを解決する」という、それこそ腐るほど巷に

 溢れている話である。そして又、18禁で怪物と戦うヒロインといえば、触手に襲われるのもいわば常識であろう。かてて加えて、

 当作品はシステム・全般的な商品的性能・シナリオの出来など、ほとんどあらゆる面において典型的な「力不足」を露呈している。

  当サイトは点数評価をしないのが基本だが、敢えて言うなら

 基本点30点のまごう事無き核地雷であろう。だが

 しかし、この「アイ」が一山幾らのクソゲー共・・・のみに留まらず、いわゆる巷間で話題に上る「ありきたりの良作」とも

 一線を画すところは、その先にある。ずばり言おう。

  触手補正+40点

 変身ヒロインがやられちゃう補正+20点

 両方該当する輩なら90点クラスの伝説作品!!

  これが、このアンバランスさ、評価の激変こそがまさに、魔法少女アイの、ひいてはこれを産んだColorsの真髄と言って良い。

 説明しよう。

  今作の最大の売りは「寸止め知らず」である。本筋だろうがBADシナリオだろうが、それはもう遠慮無し、回避不能で

 犯られまくる。それはごく一部の勘違い自称純愛好き・・・ヒロインの思いも信念も悩みも苦しみも省みず、ただ単に

 自分が穢す穴が未使用じゃないと汚し足りない、女は穴しか意味が無いというだけの外道に

 媚びた、大多数のエセ純愛メーカーが無駄に量産する、純愛ヒロインという名の穴奴隷

 とは絶対的に、明確に、別次元に分断された、真の萌えヒロイン、真の燃えシナリオ真の純愛を実現

 させるキーである。

  そもそも考えてみて欲しい。「寸止め」とは何か。なぜそういうシチュエーションが生まれるのか。聞くまでもないことだが、

 寸止めが生まれるのは「ヒロインの危機」にである。「ピンチこそ、ヒロインへの思いを確かめる最大イベント」だということは、

 ほぼあらゆる18禁シナリオライターにとって常識以前の本能としてインプットされていると考えて良い。換言するなら、

 「ヒロインにはピンチが必要」という前提まではクソゲーも良作も「アイ」も同じなのだ。ならば、何故そこから「寸止め」という

 凡作・地雷と、「寸止め知らず」が分かれるのか。簡単である。

 「本当にヒロインの”全て”を大事に思っているのか?」わざわざ限界までプレイヤーに挑戦するより、用が済んだら

 「これでこの女の”穴”は貴方の独占です、さあどうぞ」と適当に切り上げ、さっさとプレイヤーに媚びる方が楽だからである。

  「ピンチというイベントの、都合良く美味しいところだけ」を「寸止め」という形で切り取ってお手軽に出しているに過ぎない。

 一人のヒロインをとことんまでプレイヤーに突き付け、問いかけ、「生かす」ことよりも、単純に「未使用の穴を次々用意する」方が

 それは回転も良いだろう。苦労も無いだろう。お手軽だろう。「純愛」を叫びながら、その実「未使用品を潰す」ことにしか興味を

 持たない輩をメインターゲットにする方が売りつけやすいだろう。

  だがアイは違う。ヒロインたるアイは何度と無く傷つき、あるいは犯され、選択肢によっては幾度となくBADendという形で「死」を

 迎える。そしてプレイヤーたる我々は、その全てを網膜に焼き付けられ、「これで良いのか?これも良いのか?!」と繰り返し

 ヒロインを穢そうとする送り手(メーカー)の挑戦を受けねばならない。

  ただ陵辱好きに売りたいだけならば、アイの陵辱シーンだけを入れれば足りる。

  ただ女の穴好きに売りたいだけならば、只アイとの和姦を入れておけば良い。

  だが、ヒロインに萌えて欲しい。脆く繊細な精神も、傷つく身体も、汚い部分も綺麗な部分も愛しさに変えて欲しい。

 本当にアイを愛して欲しいと願うからこそ。

  萌えたい知りたい愛したいという真なる純愛派ユーザーの切なる思いに応える「純愛ゲーム」であるからこそ。

  だからこそアイは寸止めを破った

  故に!!アイは萌えゲーである!

  そしてまた、アイは純愛ゲームである以前に、「エロゲー」であることに拘っている。

 シナリオ、シチュエーション、宮広美景その他あらゆる点において、いかにエロくあるべきかということに挑戦している。

  その為に取られた方法論が「素材を徹底的に活かす」ということになる。

  例えば「魔法少女」。

  魔法少女のエロゲーであるからには、犯されるのは魔法少女でなければならない。そうでないなら、それは

 「ヒロインが魔法少女だ、というをついて売りさばかれた欠陥品・詐欺商品」である。

 意味無く全裸になる「全裸少女」でも、魔法戦士である理由の無い「淫乱コスプレ女」であってもならない。

 その為には、コスチュームは「魔法少女」であることを示すそれを着たまま犯されていなくてはならないし、和姦時であろうと

 敗北Hであろうと、彼女は「戦士のプライド」や、「戦士であるがための感情」を見せてくれなくてはならない。加賀野愛は、

 それらが満たされているからこそ「魔法少女アイ」の名を以って存在し得るのだ。

  また、触手を謳うからには、あらゆる触手表現の可能性に挑むのがそれを売りにする者の筋である。この点においても、アイは

 触手史上に残る「きしめん触手」や「トゲ触手」など、今般の他作品には見られない新機軸を開拓し、これでもかというほどに己の

 売りをはっきりと誇っている。そう、アイは誇りを持った作品だ。魔法少女であること、触手ゲームであること、

 それらをきっちりと作っていることに対する誇り。それなくしては、この商品としては欠陥だらけのソフトを

 売りに出そうとすることは出来なかったはずだ。

  触手。変身少女。今作の送り手であるメーカーの社員も大人である。そして大人として、なかなかこんな嗜好に誇りを持てという

 のは気恥ずかしいものがあるかも知れない。だがエロゲーとはそもそも煩悩を充足するものであって、

 見栄えだの理性だのという個人のプライドに一瞬でも囚われたなら、その時点で唯一の「存在理由」を失った、

 この世に存在する価値のないゴミに一変してしまう。プライドを持つべきは個人ではない、作品なのだ。

 ユーザーが評価するのは、個人ではなく、作品なのだから。

  最後になったが、今作のシステムとしての出来は残念ながら評価以前のものである。エロゲーがその目的を果たすために必須

 である、「イベント回想」機能をはじめ、一般的標準的ソフトが当然備えているべき機能はフォローされていない。CG回想のみと

 いうのはクソゲー史上に燦然と輝くCosmicgirls並である。ゆえに、補正即ち今作を今作たらしめる「売り」がマッチしない、という

 方にはお薦めしない。むしろ回避をお薦めする。ドラえもんを見たい人に北斗の拳を読ませるような外道

 をするつもりは毛頭ないので、くれぐれも「属性」というものを理解した上で当レビューを参考にして頂きたい。

  

嫌判定属性「好属性」にあてはまらない人すべて

 迷ったら買うな

 のっけからいきなりだが、これが全てである。通常ならば「買って後悔しろ」と言うのが自分のポリシーだが、

 今作に限って言うならば、「ほどほど満足出来る」人というのは、おそらく限りなく少数派であろう。

 「爆発的に!!━━━キ(゚∀゚)タ━━━━!!━」となるか、さもなくば

 「核地雷に木っ端微塵に吹っ飛ばされた永遠の眠り」が待っている、

 二者択一の作品である。新作である「魔法少女アイplus」は確かに全面的改良が施されているが、それは言えば、

 基本点30点が50点に上がったというレベルの話であって、実際の購入のための「売り」に何ら変更は無いからである。

 だからこそ繰り返して言わせて頂く。この作品の売りを見て「ツボ!」と判断したのでない限り、貴方の評価はほぼ間違い無く

 「地雷」と考えて間違い無い。換言するなら、

 「売り」以外は「売り物に成らない」とさえ言って良い。

  某所のレビューで核地雷評価されていたのを見て良作と判断し、

 購入を決めた私が言うのだから間違い無い。

  今作は体力の無いメーカーが作ったことが一目でわかるほど、音楽も、システムも、おまけ機能も、必要最低限(あるいは以下)

 の出来でしかないソフトである。故に、売りに魅了された者だけが天国を味わい、それを買えなかった者は悉く、刻の涙を見ること

 になるだろう。

  また、最後にもう1度申し上げておくが、今から買うなら「PLUS」にされたし。今作を買う理由はどこにもない。

 宮広のルートも追加されてるんだからさ。

個人的一押し:加賀野アイ(アイ)

         ごめんなさい私「ゆあちゃんあたっく」には耐えられませんでした<書置き