えーーっと、ここで説明するのは最近僕の使っている方法です。
メリットは、場所ごとにレイヤーを変える必要がなく、影の濃さがそろうところですね。修正も簡単です。さらに、全部塗った後に影を全体的に薄くする、なんていうワザもできます。
デメリットはというと、はみ出すかも知れない、ということと、鮮明な色(真っ青とか)のところは影がつかないことですかねぇ。これによってこの方法ではまったく影がぬれないなんてことにはなりませんけど、効果の見えにくいことはあります。
また、「線画」「色」「背景」の三つに今の時点でレイヤーの数を減らすことができるので、レイヤーが多いとキツイという人にもお勧めできます。
さて、その塗り方を実践しましょう。
とりあえず、ここでは人物部分の影をつけることを考えます。
とりあえず、「色」のレイヤーを統合する
えーーと、考えるよりやったほうがわかると思います。
「線」と「背景」のレイヤーを非表示にします。
これで人の部分の「色」のレイヤーだけが表示されてるはずです。
次に、表示されているどれかひとつのレイヤーをアクティブにして、
レイヤー(L)>表示部分を結合
この操作のショートカットキーは[Shift+Ctrl+E]です。
とりあえずやることはこれだけです。
まぁ、名前がアクティブレイヤーのものに変わっているので、名前ぐらいは変えておきましょうか。

しかしまぁなんですなぁ。主線がないとおっそろしいものがありますなぁ。
まず、「影」のレイヤーを作る
はい、これは簡単ですね。新規レイヤーを出して、名前を「影」にするだけです。
別に「影」じゃなくてももちろんいいんですけどね。
あ、もうほかの主線のレイヤーとかは非表示じゃなくていいですよ。
場所は主線レイヤーの下、色レイヤーの上です。
次に、影を描く範囲を指定する
これは少々テクニックが要ります。たいしたテクじゃないんですけどね(笑)
はみ出すつもりのない人はやらなくてもいいですけど、そんなところに神経を使うのも無駄っぽいのでここは押さえておきましょう。
方法としては二つ考えられます。
ひとつは「人の形の選択範囲を作る」方法で、もうひとつが「レイヤーマスクを使用」する方法です。
選択範囲を作る場合は、色のレイヤーをアクティブにして、色のないところを自動選択ツールでクリックして、「選択範囲を反転」するだけでできます。迷うところはないと思われます。
このとき、忘れがちなのが「ほかから隔離された透明領域」です。たなびく髪と髪の間とか、脇と腕の間とか。そういうところもしっかりクリックしましょうね。
ためしにクイックマスクモードにしてみて、人物のところ以外にマスクがかかっていたら成功です。
経験的にはこちらのほうがうまくいきますかねぇ。
レイヤーマスクを使う場合はもっと簡単になります。
影のレイヤーをアクティブにして、色のレイヤーでレイヤーマスクを追加してやるだけです。「レイヤーマスクを追加」はレイヤーウインドウの下にくっついてる三つあるアイコンの一番左のヤツにレイヤーをドロップすれば可能。
まぁ、選択範囲を作ってから、「レイヤー>レイヤーマスクを追加>選択範囲をマスク(表示)」とやってもいいんですけどね。
注意。レイヤーマスク追加直後はマスク編集になっています。レイヤーの横のアイコンが筆からマスクに変わっているわけですが、これでは色は塗れないのでサムネイルをクリックしてアイコンをブラシにしてください。
描画色を「黒」にする
悩むところ無し。普通にカラーピッカーなどで黒くするだけですから。
まぁ、実のところは黒じゃなくてもいいと言えばいいんですけどね。紺色とか。
でも影なのでとりあえず黒にします。
RGBすべてが0(ぜろ)になるようにします。
影レイヤーの合成法を「ソフトライト」にする
えーーと、今のままでとりあえず影のレイヤーにエアブラシなり鉛筆なりで色をつけてみてください。どうなるでしょうか。答えは簡単。真っ黒になります。はい。
当然の結果ですが、これでは一応影といえば影なんですけど濃すぎますね。
そこで「ソフトライト」で合成するように仕向けてやるわけです。
影のレイヤーをアクティブにして、レイヤーウインドウの「通常」のところを「ソフトライト」にしてあげます。
これでおしまい。
さて、実際に影をつけましょうか
えーー、もう後は真っ黒い筆でもエアブラシでも鉛筆でも何でも好きなもので塗りたくってあげてください。もちろん、影をつける場所を考えながら塗ってくださいね。
ぺたぺたぺたぺた。
うまくできました?
影を濃くする
えーー、と、この方法では影は一様な濃さになります。
そこで、もうひとつ影のレイヤー「濃い影」などを作って、同じようにソフトライトにして、同じ範囲(または影レイヤーからマスク)を同じく黒でぺたぺたと塗ります。
つまり、影を二重にするわけです。これで影は濃くなります。
ところが。
二重にすると「濃すぎるなぁ〜」ってことがおきることがあります。
そのときはそう、「不透明度」を下げてやればいいんです。

はーー。どうにか一段落つきました。ここで影と色のレイヤーを結合して、細かい修正を入れてください(自力で・・・(^-^;))
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