フォトショップ語句解説その1−−レイヤー

 レイヤーは、よくアニメのセルにたとえられます。
つまり、透明な板で、フォトショップはこれを重ねて画像を合成することができます。

 これを使うと、「線」の部分と「色」の部分に分けて色を塗ることができるようになります。

レイヤーは作ればできます。

れいやーの作り方
このウインドウが画面中どこを探しても見当たらないときは、

ウインドウ(W)>レイヤーを表示(L)で出してあげましょう。
これで出てくるウインドウをここでは「レイヤーウインドウ」と呼ぶことにします。

図のやり方のほかにも[Shift+ctrl+N]で新しいレイヤーを作る窓から出すこともできます。


アクティブレイヤー



 現在選択されているレイヤーをアクティブレイヤーと呼ぶことにしましょう。
ヘルプには「アクティブなレイヤー」とかかれている
 アクティブレイヤーは、名前の部分が青く反転表示されているので見ればわかると思います。
 アクティブレイヤーを変えるには、名前の部分をクリックすればいいです。

 ほかには何も説明するようなことはないですね。はい。


レイヤーの並べ替え


レイヤーはあたりまえですけど、上に表示されているものが上にあります。
そして、上にあるレイヤーの有色部分(透明じゃないところ)は、下のレイヤーを隠します。
レイヤー自体はもともと透明です。

レイヤーを並び替えて何が楽しいかというと、予想はつくと思いますけど、
上の方法でレイヤーを作ると、新しいレイヤーは常に現在選択されているレイヤー(反転表示されているので見ればわかると思います)のすぐ上にでてきます。
 これでは都合が悪いときに、レイヤーを移動するわけです。
 移動方法は簡単。移動したいレイヤーを移動先の位置までドラッグドロップするだけです。
ドラッグ中はアイコンが握りこぶしになります。

 さて、このとき注意しなければいけないのは「背景」という名前のついたレイヤーです。
 通常、スキャナで読み込んだままの絵や、レイヤーを持たないただのJPEGやGIFの絵は、フォトショップで読み込むと「背景」という名前のレイヤーに表示されます。

このレイヤーは「背景」なので、ほかのどのレイヤーよりも下にある必要があります。
でも、移動したいときは必ずあります。だって、主線は一番上になければならないんですから。

というわけで、「背景」は動かせないので、「背景」の名前を変えてやります。

レイヤーウインドウの「背景」と書いてあるところをダブルクリックすると、「レイヤーを作成」というウインドウがでてきますから、通常そのまま「OK」します。
このとき、名前が「レイヤー0」になっていますけど、「主線」とかに自由に変えてもらってけっこうです。

 たったこれだけの作業で、「背景」は背景ではなくなるので、ほかのレイヤーと並べ替えることができます。


レイヤーの不透明度



 レイヤーにはそれぞれに「不透明度」といわれるものがそんざいします。
言葉どおりの意味なので特に説明することもないと思いますけど、いちおう。

不透明度は、レイヤーの非透明部分の「濃さ」のようなものです。
100%なら非透明部分の下はまったく見えませんし、50%ならうっすら見えます。
0%なら非透明部分も透明になってしまいます。

レイヤーの合成方法



 レイヤーウインドウにはデフォルトで「通常」と書かれたリストボックスがあります。それをクリックすると、「通常」「ディザ合成」「乗算」「スクリーン」・・・と、いろいろ出てきます。

 これは、「このレイヤー」と「このレイヤーより下のレイヤーすべて」の間の合成関係を表しています。

これは百聞は一見に如かずの領域です。二つレイヤーを出して適当な色を塗って、上のレイヤーの合成方法を適当に変えてやってください。
 色を塗っていく過程で適当に変えてやるなどすると、「ああ、このときはこんな感じに合成されるんだな」ってことがわかってきます。


レイヤーの可視・不可視



 さて、レイヤーウインドウには目玉のようなアイコンと、筆のアイコンがついています。
 これは何でしょう。

 引っ張っても仕方がないので答えを書きますけど、目玉のアイコンは「そのレイヤーが見える」時に表示されています。つまり、可視状態にあることを示すアイコンです。
クリックすると出たり消えたりして、そのレイヤーが見えたり見えなかったりするはずです。

 では、筆のアイコン。
 これはレイヤーウインドウに1つしか表示されません。
 しかも、アクティブレイヤー(青く反転表示されているレイヤー)のところに表示されます。
 ためしにアクティブレイヤーを変えてみればわかりますけど、筆のアイコンもいっしょに移動します。
 まぁ、もったいぶっても仕方ないですので、さっさといきましょうか。
 このアイコンは、このレイヤーに描きこみますよ、というしるしです。
 ほとんどの場合はアクティブレイヤーと同じですので、大して気にすることはありません。

 アクティブじゃないレイヤーの筆アイコンが表示されるべきところをクリックすると、妙な模様が表示されます。これは「リンク」のアイコンなんですけど、使わなくてもぜんぜん平気なのでここでは説明しません。


レイヤーのコピー



 作業をしていくと、「あ、ここ変えたいんだけど、うまくいくかわからないからとりあえず残しておきたいレイヤーがある」というときがあります。
 こういうときは、コピーをとって、そのコピーをいじくるようにすればいいんです。

 レイヤーのコピーは、レイヤーを新規作成のときにクリックしたアイコン(紙が折れてるみたいなヤツ)の上にドロップしてあげるだけです。
簡単簡単。


レイヤーの破棄



 作業をしていくと、「あーーあ、失敗しちまったぁ。こんなレイヤー要らないよっ!」って場面にしょっちゅう出くわします。
 そのときはそのレイヤーをごみ箱アイコンにドロップすれば、レイヤーを破棄できます。
 当然ですけど、すべてのレイヤーを破棄することはできません

レイヤーマスク



 さて、レイヤーウインドウにはもうひとつボタンが残ってますね。
 丸いアイコンです。

 こいつは、レイヤーマスクを使うときにつかうんですけど、レイヤーマスクとは何か。
 アクティブじゃないレイヤーをこのアイコンの上にドロップすると、アクティブレイヤーにさっきドロップしたレイヤーのサムネイル(縮図)が表示されるとおもいます。
 つぎに、ドロップしたほうのレイヤーを不可視にします。
 すると・・・
 ドロップ下方のレイヤーで「色のついていた部分(非透明部分)」しか、マスクされた画像は表示されないと思います。
これがレイヤーマスクですが、普通にいろ塗りしてるときに使うことはほとんどないでしょうから、これ以上の詳しい説明は避けます。

レイヤーマスク使用例
左が何もしていないとき。
上のレイヤー(黒)をアクティブにして、下のレイヤー(赤)でマスクを適用すると真中みたいになる。
で、下のレイヤーを非表示にすると、右のやつになる。
赤の部分からはみ出したところが切り取られているのがわかると思う。

 えーー、このままでもいいんですけど、とりあえず付け足しとして。
 レイヤーマスクを使うか使わないかは、レイヤーとマスクのサムネイルの間の毛虫みたいなアイコンで切り替えます。さらに、マスクのサムネイルをごみ箱にドラッグするとマスクを解除でき、そのときにマスクを適用(マスクに隠れているところは破棄)するかどうかを選べます。

さて、レイヤーの説明はこれでおしまい。

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