―――永遠にたゆたう時のなか
一つの世界があった
広き世界のなかに
二つの月と一〇八の聖霊に守護されし青き惑星があった
世界の名は「トギナキウス」
惑星の名は「ファンガルド」
今、また一つの物語を語ろう―――

騒乱神舞楽曲「 Faraway 〜 空へ――― 〜 」

序文:騒乱神舞楽曲

空が、有翼人ウィンディルだけのモノでは無くなり。
翼無き人々が空を支配し、されどその上にある天障海、さらにその上にあるといわれる星海を目指さなくなってから久しい。
大戦以前は、今のような技術も無く飛空艦を飛ばすだけでやっとのことであったが、それでも星海を目指した者達がいたということを記録は語っている。
しかし、大戦以降、星海を目指した者達の物語を知っているだろうか?
15年前の当時、それはニュースとして伝えられたのだが、わが国の情報機関の働きもありそれほどたいした記録は残っていないと記憶している。
しかし、ここに彼らの真の物語を伝えようと思う。
真実を知っている人は常に一握りの当事者達だけである。
虚想だと思う者もいるだろう。
だが。

これは真実であり、歴史であり、色褪せる事無き彼らの思いである―――――
 
 

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