サトシ(波ニョロ)のポケモン日記!! 第2話 オーキド博士とポケモン爺さん

「チコリン、体当たりだ!!」
サトシは、30番道路でチコリンを鍛えていた。
このあたりは、ワカバ付近と違ってキャタピーやトランセルが多くいる。
チコリンがトランセルめがけ突進し…トランセルは倒れた。
「やった!!最近、頭の葉っぱも成長して、ちょっと大きくなった感じがするよ。」
ピーピーピーピー…突然、ポケモン図鑑が鳴り出した。
「なんだろう?」サトシはふたを開ける。
『?????はレベル8に上がりました。葉っぱカッターを覚えました。』
「やった!!」「新しい技だ!!それにしても、何でチコリンの名前が表示されないんだ?」
そうしてしばらく進むと、小屋が見えてきた。

「ごめんくださーい、だれかいま…」と言いかけた瞬間、おじいさんが飛び出してきた。
「待っていたよサトシくん!!この卵を持っていってくれ!!」
「それはそうと、あなたは?」
「私は…ポケモン爺さんと呼ばれている物だ。
 この卵からポケモン反応がしているんだ。図鑑を向けてみてくれ。」
『ポケモン反応あり。しかし種類判別不可能。』
たしかに、図鑑からはそう音声が流れている。
「そうですか…じゃあ、僕はこれで…」
「しまったぁ!!寝過ごした!!ラジオの収録がっ!!」
また、奥からおじいさんの声が…でも、なんか聞き覚えがある。
「…おお、サトシくん!!ポケモン集めは順調かね?・・・ん?
 何じゃそのポケモン図鑑は!!旧型ではないか!!」
「何ですかその旧型って…」「古いバージョンという意味じゃ!!」
「…そんなことは知ってますよ…図鑑の旧型ってなんですか?」
「この図鑑には、最近発見された新種ポケモンのデータが入っとらん!!
 新型のやつと取り替えてやる!!」
「それでチコリンの名前が表示されなかったんだ…」
新しい図鑑は、開閉型のかっこいい図鑑だった。
『チコリン/チコリータ L8 体当たり、鳴き声、葉っぱカッター』
今度は、すべてのデータがちゃんと表示されている。
「図鑑完成、がんばってくれよ。」
「はい!!がんばります!!ところで、ラジオはいいんですか?」
「ひゃあ!!忘れてた!!遅刻じゃああああっ!!」

少し休んでから外に出ると、ポケギアーが鳴り出した。
「コレクターユイ」っていう漫画に出てくる、コムコンに似てるんだよね、これ。
「もしもし、アイアール?」
…これがやって見たかったんだよなぁ。
「それどころじゃないんだよ!!すぐ戻ってきてよ!!」
電話はウツギ博士からだった。
「いったいどうしたんですか?」
「…あられちゃんがいないんだ!!」
「…なんだ、あられちゃんって?」
「…ウツギ博士が、ヒノアラシに付けたニックネームだよ。」
「…ヒノアラシ?…ああ、あのボムチュウね。」
「ボムチュウでもデクナッ宙でもいいから、とにかく来てよ!!」
「わかった。すぐ行くよ…」

「ここがヨシノシティ…ここを抜ければ、ワカバはもうすぐ…」そう言いかけたとたん、
他の人に激突してしまった。
「ん?なんだお前?・・・トレーナーか?」
「そうですけど、今急いでるんですよ!!」
「そんなことは関係ない!!勝負だ!!」
突然、その赤毛の少年に勝負を挑まれてしまった…

第3話に続く!!
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