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ルパン三世シリーズ '' '' '' ~) |
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・#03『青の女王強奪作戦』 ・#04『黄金のデッド・チェイス』 ・戻る 2001/01/27
ルパン三世・第三作目。特筆すべきは、五右衛門がその名前すら登場しません(もしかしたらほんのちょっとだけ出てるかも?)。
したがって、五右衛門萌えな方には相当残念な作品ではあります。が、その代わりといっては何ですが、次元の旦那がなかなかに目覚ましい活躍を果たしておりますので、次元萌えな方には宜しいんではないでしょうか。
兵器フェチっぷりを披露しちゃってますしな。ただし、射撃術が披露されないという点ではマイナス有りか。あとは、不二子ととっつぁんが出てきます。物語そのものとしては、「予告してそれを頂いちゃおう」みたいないわゆる「怪盗モノ」ではなくして、「巨大な陰謀に巻き込まれる」という「いつもの長編」パターンです。ルパン的にね。 んで、今回の場合は、洋上貨客船(実は仮装○○艦)を舞台として大暴れするお話です。 J.F.ハイブリッジという冒険小説家の未発表草稿を原案として、ルパン三世にスライドした経緯があるようなんですが、もともとからして「何でもあり」がルパン三世という作品の魅力ですから、 上手く纏まってんじゃないかなぁ、と思います。冗長な映画としてよりは、TVアニメとして見たいですね。それほど敵役に魅力がないんだわ。 さて、ゲームブックとしての評価ですが……「まぁこんなもんでしょ」。パラメータは「知力」「体力」「武力」の三つで、足して「10」になるように最初に振り分けするんですが、 この程度のフラグならハッキリ言って要りませんわ。だって、「知力が○以上なら→147へ」程度の振り分けなんだもの、プレイヤーのつけいる余地などありません。 ま、ところどころで分岐して収束する小説として読んどけば面白いです。武器とか使っても手に入れても「チェックしろ」という指示がないから大ざっぱ。 最後に、この本、挿し絵がたまに入っているのは良いんですが、それに当たるパラグラフ名とコメントが絵の下に書いてあるモンで、人の目というのは意外なほどに記憶力良かったりするものですから、 チラッと見ただけでもネタバレとして脳裏に焼き付いてしまう点などかなりトホホです。というか、この本のみでなく双葉文庫すべてに言える事のような気もしますが。 ともあれ、双葉社には「今後」気を付けて戴きたいモノです。 2001/01/28
ルパン三世・第四作目。五右衛門チョイ役、とっつぁん小道具、不二子に至ってはまったく未登場。次元は相変わらず良い役どころといった感じでしょうか。
儲け話としては、「ルパン二世と次元がかつて組んでいた」という知識を私が得た、というどうでも良さげなトコです。物語の舞台は日本。「青龍鏡」と「黒龍鏡」からなる二対の鏡を巡ってのお話なんで、まぁそれ自体には意外性は期待できません。「二つ揃ったらアレだよ」としか言えませんが、それだけ言えば十分です。 あと、今回は「取り敢えず」魅力的な敵キャラが登場してまして、不死身の男・ゴドノフっていう殺し屋なんですが。 彼はホントに不死身で、銃弾を何発喰らおうが、全身を炎に包まれようが全然平気な人間兵器です。最後まで正体不明の不死身っぷりですが、最後は死にます。 不死身の理由は出てきません。きっと、書き忘れたんじゃないかな。 ゲームブック的な面では、今回は前半(パラグラフ数200)と後半(パラグラフ数200)と分かれてるんですよね。前半の主人公はアメリカの私立探偵で、プレイヤーがルパンに扮するのは後半からといった具合です。 そのようにした理由の一つとしては、「ミステリ仕立てに仕上げたかったんじゃないかな」ってのが挙げられます。「これは誰」というように予想立てて読んでいくと面白いんじゃないでしょうか(とはいえ、登場人物少ないけどね)。 残念だったのは、話の整合性がとれていない点(バグ)がちょっと多かったかなという気がします。あと説明不足で状況が掴めなくなりがちてのも困りました。何とかして下さい。 エンディング、とってもありきたりだけど良かったです。 |