あんなに泣いたのが嘘みたいに今では思えるのも、ネスが側にいてくれるから。
「一応、2年を無駄に過ごしてたわけじゃ、なかったんだな」
召喚術の勉強も、たまには誉められる事もあるしね。
「待ってるって決めたのに、何にもしてませんでしたじゃ、ネスに何言われるかわかんないじゃない」
「ほう、随分と殊勝な心がけになったものだな」
「付き合い長いですから」
「僕としても、今までの苦労が報われて嬉しいが・・・ここ、スペルが違うぞ」
「あっちゃぁ〜・・・」
結局、最後までうまくいかないのは、あたしらしいよねぇ。
でもいいか。
ネスの小言も、ネスのお説教も、やっぱり無いと寂しいもの。
優しくされるのも嬉しいけど、長い事口やかましく言われてたから、怒られるのも幸せ。なんか、変な癖になってるのかな。ひょっとして、ヤバいですか?
「ねぇ、ネス?」
「ん?」
「あたし、じゃじゃ馬だよ?いっぱいいっぱい迷惑かけると思うけど、これからもよろしくね」
「・・・なんだか前にも、聞いた事のある台詞だな」
「うん、だから改めて・・・あ、兄弟子だしってのは無しだからね」
「やれやれ・・・大切な君の側を、離れるわけがないだろう?・・・そんなのは、一度だけで沢山だしな。それに、迷惑ならかけられ慣れてる」
「ひどーい」
「愛してる・・・」
「そ、そうきますか」
「返事は?トリス」
返事は?って・・・決まってるじゃない。
戻ってくるのは、信じていられたから。
だから願いをかけるのは・・・
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