THE GAME
その日は朝から曇っていて、今にも雨が降り出しそうな日だった・・・
「なあ博士。今度のキャンプってどこに行くんだ?」
「まだ決めておらんよ。新一はどこか行きたい所でもあるのか?」
「別にねーけどよ」
新一はその日すごい豪雨に出くわした為、帰宅途中に阿笠博士の家に寄ることになった
「あーヒマだな・・・博士、なんかゲームとか無いのか?」
「新一が出来るかどうかは知らんが『TEKKENN』があるぞ」
「『TEKKENN』?アーケードで最近人気だったアレか?」
「そうじゃ。哀君がよく出来たソフトじゃと言うんでな、試しに買ってみたんじゃよ」
「ふーん、あの灰原がねぇ。どうせヒマだしやってみるか」
とりあえずTVの電源を入れ、ソフトを起動した
「へ〜、OPは結構すごいな!!」
ちょっと前までのハードでは絶対に無理な映像が写しだされた
「おっ、STAGE1か!この程度の相手ならちょろいぜ!」
新一は、しばしゲームに没頭した
・・・数十分の後
「博士〜!コンピューター弱いから相手してくれよ」
新一はもうほとんどマスターしてしまったのである
「・・・博士は忙しそうだから、私が相手をしてあげるわ・・・・・」
クールな口調でそう言いながら哀が地下室から上がってきた
「灰原、いいのか?オレは強いぞ?」
新一は目を半分だけ開き、細く笑った。まるで『自分は誰よりも強いぞ』と言っているかのようであった
「その言葉、そっくり返すわ・・・フフ」
哀も新一を挑発した
『新一VS 哀』
戦いの幕は切って落とされたのであった・・・
「ぬうおおおおお!!」 始まるや否や新一は叫んだ・・・
「↓・N・△、□、□、□、△、□、○、×、○+×・・・」
「え?」 新一はきょとんとして聞き返した
「これ、何かわかる?あなたのそのキャラに送る鎮魂歌よ・・・」 哀は薄笑みを浮かべて静かに言った・・・
「ま、まさか・・・10連・・・・」
新一が言い終わる前に「ソレ」は発動した・・・・・
ドカッ!! バキッ!! ドスン・・・
K・O!!
哀、パーフェクト圧勝!!
「そ、そんな・・・・・オレの負け?・・・馬鹿な・・・」
新一は肩を落とした
「・・・次、行くわよ・・・」
哀はすでにゲームを制していた
その後、何度かチャンスがありつつも新一は勝てなかった
「完敗だ・・・」
「次はもっと鍛えてくるのね。今のままじゃ、サルの相手にもならないわよ」
哀は不敵な笑みを浮かべた・・・
完
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某格ゲーをやってて、ふと頭に浮かんだので書きました。
よくこのゲームをやっている人には「おかしい」と思うところがあると思いますが、あまり気にしないで下さい・・・(^^;
駄作・手抜き・つまらない・と、3拍子が揃っています・・・
特にこの格ゲーをやったことの無い人には申し訳ないと思っております。
作者である自分『chiyo』がちょっと好きなもので・・・(^^;
なんとか軽く受け流して下さるとうれしいです・・・
P・S
「JUN」か「JIN」で、いいコンボ(コマンドに載っていないやつ)を知っている人がいたら是非このバカに教えて下さい!!