DON’T WORRY・・・ VOL.

 

 

・・・・・再び帰宅途中・・・・・

 

帰宅の途中、哀は同じことを繰り返し考えていた。

 

(工藤くん無理しちゃって。きっと立っているのがやっとだったでしょうに・・・)

 

やがてなぜか新一のことが頭から離れなくなってしまった。それは哀を行動に移させるほどのモノとなった。

 

歩美たちと別れると、哀は来た道を戻ることにした。何故か新一のところに行かなくてはいけない気がしたのである。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

毛利探偵事務所まで来てインターホンを押す。

 

ピンポーーン・・・  応答がない  

 

再び押してみる  ピンポーーン・・・   やはり応答がない

 

不思議に思った哀はドアに手を伸ばしてみる。 ガチャ!

 

鍵は閉められていなかった。

 

一歩入ってみたが、人の気配はなかった。

 

「工藤くん?居るの?」

 

恐ろしいほど静まり返っていたため声がよく響いていた。

 

悪いと思いながらも哀は上に行ってみる事にした。

 

ガチャ!

 

ドアを開けると、そこには新一が、さっきの明るさからは想像できないような顔をして立っていた・・・いや、壁にもたれていた。

 

「やっぱり大丈夫じゃなかったのね。どうせあなたのことだから、あのおちびちゃん達に余計な心配をかけさせたくなかった・・てところでしょう?」

 

「灰原・・・おめーやっぱり気づいてたのか・・・」

 

「私をあんな演技で騙せるとでも思ったの?工藤君にしては珍しく甘いわね」

 

「おめーにはかなわねえな。さすが天才科学者ってか?」

 

「そんな体で下手な冗談言ってる場合じゃないでしょ・・・・・。それに、もうあの頃のことは思い出したくないわ・・・」

 

急に哀の顔が悲しみに満ちた顔に変わった

 

「そう・・・いっそこの記憶が全部なくなれば・・・そうすればただの小学生としてずっとあなたと一緒に居られるのに・・・・・」

 

「灰原?・・おめーまさか・・・」

 

「・・・なんてね。冗談よ。どう?ちょっとは元気出た?」

 

「ハハ・・またはめやがったな・・・・・」

 

新一はがっくりと肩を落とした

 

「ところで何で戻ってきたんだ?」

 

「はいはい、その答えは後。あなたはもう横になってなさい。・・・どうせ立っているのもやっとなんでしょう?」

 

「おめーにはやっぱかなわねえな。じゃあちょっと横にならせてもらうとするよ。おめーも俺のことはいいから早く帰りな。阿笠博士が心配してるかもしれねーしな。」

 

「・・そうね、じゃあそうさせてもらうわ。今日は徹夜でやる事があることだし・・・」

 

「じゃあ、また学校でな・・・ハア・・ハア・・」

 

「じゃあ・・・」哀はいささか冷たく言った。

 

バタン・・

 

そう言い残して、新一は部屋に入っていってしまった。

 

「風邪ひきの名探偵・・・か。シャーロック・ホームズにもそんな話があったかしら?」

 

哀は薄笑みを浮かべた・・・

 

つづく!!

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「話に無理がありすぎる」・・・と思い始めました。(― ―;

こんな「SS」読む人いるのかな・・・

やはりスグに消去しよう・・・その方が世の為になる。

 

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