DON’T WORRY・・・ VOL.



「おお、新一か。哀くんならまだ帰っておらんよ。まったく、一体どこに行ってしまったんじゃろうな〜〜学校から帰ってきたと思ったらすぐどっかに行ってしまったんじゃ。新一は何か知らんのか?」


新一はこの時初めて哀が誰にも言わずに自分に会いに来た事を知った。


「・・・いや・・・オレは何も知らないよ・・・」


そう答えるしかなかった。


博士にウソをつくのは悪いと思っていたが、それよりも哀の気持ちの方が大事だと感じたからである。


「じゃあ、また電話するよ。博士・・・」


「おお、わかったわい」


ガチャ・・・・・


・・・・・


・・・・・


「・・灰原がそんな風にオレのことを見ていたなんてな・・・」


・・・ゴッ!


新一の額から罪深き緋色の鮮血が流れ、木の幹を伝っていった。


「・・・オレは女の子1人の気持ちもわかってやれねえのか!」


「体が縮む前は[高校生探偵]とチヤホヤされていながらこのザマだ・・オレに「探偵」を名乗る資格は無い・・・」


ちくしょおおおおおおおお!!


新一は哀の気持ちをわかってやれなかった自分をひどく憎んだ。


もうこのまま動きたくないと思った・・・


・・・・・


・・・・・


「・・・・・・・・」


薄れゆく意識の中で誰かが何かを言った。


「・・・君はこんなところで倒れていてもいいのかね?・・・・・


・・・君にはまだやるべきことがあり、未来がある・・・・・」


(・・・オレにはもうやるべきことも未来もない・・・・・


          ・・・自分でそうしたんだ・・・もう、悔いはない・・・・・)


「・・・本当にそう思っているのかね?・・・・・」


(・・・ああ、本当だ・・・・・

・・・ひどく疲れた・・・もう、このまま休ませてくれ・・・)


「・・・心の奥底からそう思っているのであれば、もう休むがいい・・・・・」


「だが君の心には決して離そうとしないものがある・・・


どんなに傷つき疲れ果てても捨てられぬ想いがある・・・


それは誰が何と言おうと君だけの唯一の「真実」ではないのかね?・・・・・」



(・・・真実―――――?





・・・・・さて、立ち止まるのはもう十分だろう?・・・・・


昔も今もかわらず君を信じている者がいる・・・

・・・その者は君が来るのを待っている・・・


立ち上がるべき時は「今」だ・・・・・


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 はっきり言って「これで終わり」にしようか「つづく」にしようか迷ってます。

こういう感じで終わるのも悪くないと思うんですよ♪(^^

なんか「あとはご自分で想像して下さい!」っていう感じがするし♪

とりあえず保留にしておきます。

万が一「書いてくれ!」という声が多数ありましたら書きます。・・・多分


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