【パパリンコ 様の体験談】
予言しても運命には逆らえないのだ。
あっしは恐山のあるA県で生まれた。
カンの良さには自信があるのだ。
危険を察知する予感は時々あったが、大概は運命からは逃れられない…。
21才の時にファミレスでバイト中、危険な予感がビンビンにきてたので、
バイト仲間にあらかじめ、
「今日は絶対、すぐ帰って寝る!絶対に何もしないぞ!
俺の危険メーターが振り切ってるのだ!」
と、宣言し寮に帰って寝てたら、そんな日に限っていろんなヤツが部屋にやってきて、
結局、14〜5人で大宴会となってしまった。
そして朝の4時頃、一人が腹へったというので友人がコンビニに行くと言い始めた。
危険信号が再び点滅したので、
「俺は絶対行かないのだ!」と宣言するが
何でか知らないがみんながしつこく誘うのだ。
しかもその時、ちょっと気になってた女の子は「俺が行かないなら帰る」
とか言い出して(俺は帰るなら帰れっと思ってたが)
結局、いやがる俺を無理矢理ひきずるようにコンビニまでドライブにつき合わされたのだった。
で、コンビニのはずがいつのまにか山道を走り出し、
俺はサイドシートでしっかりベルトを締め、サイドブレーキに手をかけ、
怒りながら「ゆっくり、とっとと帰らんかい!」と叫んでいた。
途中で休憩することになり山道に車を止めると、そこには地蔵さんがぽつんとある。
再び、危険メーターが振り切ったが、
そこで俺は何を思ったか、後ろの女の子に「場所かわろ」と言っていた。
(あとで聞くと女の子はこの時、何で?と疑問に思ったらしい)
後ろの席に座り、5分後、カーブで車はスリップし
4人の中で俺だけ入院。
事故直後、ショックでぼーっとしている3人を外に引きずり出し、
ドライバーに向かって俺は叫んでいた。
「だから危ないって言ったじゃねーか!」
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