version 1.0 こんちゃん 編

はしがき 2


 本ウェブは、麻雀に関する基本用語から、口語・俗語、さらには専門用語に至るまで、できる限り多くの麻雀用語を収録し、初の「辞典」と呼べるものを目指して作成したものである。本ウェブを「用語集」ではなく、「麻雀国語辞典」と名付けた理由はそこにあるが、さらに本ウェブは、通常の国語辞典にとどまらず、いわゆる口語辞典として、さらには小事典を兼ねたものをも目指している。
 しかし、本ウェブの特徴は、これまでネット上に見られた、あらゆる麻雀用語集と比較して、語彙数において最大規模であることだけではない。語句の説明の広範性や普遍性にも特に留意したものとなっている。
 麻雀は、その発展の経緯と現在の競技様式の特徴から、用語やルールについて、非常に多くのバリエーションが存在するばかりか、依拠すべき統一基準も存在していない、と言ってよい状態にある。もちろん、報知新聞社の「新報知ルール」や竹書房の「バカヅキハリケーン統一ルール」、また、各種プロ麻雀団体のルールなどが、麻雀ルールの統一基準たることを標榜して作成されているものの、これらの間にも、語法やルールにおいて、統一のなされている部分となされていない部分とがあり、しかもその差異が著しいことも珍しくない。さらに、一般愛好者の中でさらに地方や仲間独自のルールが多数存在すること、また、彼らの中では、上のようなルールが必ずしも主流とはなっていないことを考えれば、麻雀用語一つ一つに、漏れのない統一的な意味を定め、その表記を定義することは、非常に困難であるか、または全く不可能な作業であると言わざるを得ない。
 本ウェブでは、多少の例外や捕らえきれないローカルルールは敢えて無視しながらも、できるかぎり普遍性の高い表記に努めるとともに、その語法や定義において統一的な指針を遵守するよう、特段の注意を払った。具体的な指針の内容については、この辞典の表記の欄を参照されたい。
 このように、混沌とも言える麻雀用語に一定の見解を示す以上、筆者なりの独断、あるいは誤解が本ウェブにありうることを、あらかじめお断りしたい。また、より利便性の高い辞書となるよう、使用者の忌憚のないご意見とご叱正を賜りたい。本辞典が、一人でも多くの麻雀愛好者にとって役立つものとなることを願ってやまない。

こんちゃん


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