これは、TATが初めて海外に出た時のものです。
完全無欠の初心者だったので、右も左も分からず。
友人Y(小学校・中学校時代の同級生)と二人で香港3日間5万円の激安のパックツアーに参加。

旅のど素人の珍道中です。

第一日(30th,AUG,1998)

出発編

 朝5時。Yは私の家に定刻に迎えに来た。サラリーマンのYは、まだ大学生で塾講師や深夜のコンビニでバイトしている私に比べたら、ずいぶん安定した収入がある。にも拘わらず、中古の白いサニーに乗っているのは、パチンコで収入の大部分をスッてしまうからだと、私は予想している。
 さて、私がそんな恩知らずなことを考えているとはつゆ知らず、Yは私を乗せて走り出した。空港までは1時間。旅行前の興奮で、結局ゆうべ眠れなかった私には、格好の睡眠時間である・・・はずだが、ふと横を向いてみると、
なんと運転手のYがこっくり、こっくりと居眠りを始めた! ギャー
幸いなことにすぐに気が付いたから事故には遭わなかったが、それから1時間は私にとって恐怖の時間になった。

 やがて、無事に成田空港近くの駐車場にたどり着く。事前にインターネットで予約しておいた私は、悠然と駐車場の事務所に行き・・・ぎゃふんと言わされた。何と、予約がない! という。交渉の末、「インターネット予約特別料金」でOKとなったが、うーん、インターネット上での駐車場予約は、当てにならないのかもしれない。

 何とか無事にYの車を預けた後、私たちは駐車場の10人乗りのマイクロバスで空港に送られた。
途中、検問があり、係官が車に乗り込んできた。パスポートをみせてくれ、と言っている。私は、予め出しておいた新品の10年もののパスポートをサッと差し出したが、係官は表紙を見ただけで素通り。隣でもたもたしていたYは、係官に見落とされ、悪戦苦闘の末パスポートを取り出した時には、既に係官は車の外。Yのシルエットが少々寂しい。
・・・結構、セキュリティはいい加減だね。

 先に、大部分の人が「第2ターミナル」でバスを降りた。その先の、「第1ターミナル」まで行ったのは、私とYの2人だけ。うーん、ちょっとさみしい。
 立体交差を越えながらバスは走り、約5分後、第1ターミナル4階の出発ロビー入り口で停車。
時刻は7時30分。フライトが10時半だから、3時間前に到着したことになる。この時間帯は、まだ空港は閑散としている。しかも、
ツアーカウンターは8時から。まだ開いていない。そこで、空港の店を覗いてみようとしたが、
店も銀行もレストランも全部まだ閉まっている。 うーん、本日何度めかの「ぎゃふん」。

 ツアーカウンターでのチェックイン自体は、パスポートを見せて名前を照合し、既に旅行会社の人が確保しておいた搭乗券と、帰りの分の航空券を渡された。 ここで、教訓。

1.ツアーカウンターは、早く行っても無駄。飛行機の出発の2時間半前からが大体の目安。
2.ツアーでは、座席は指定できない。
     ツアーカウンターに行ったときには、既に搭乗券が発行済みなので、リクエストすら出来ない。
3.同行者でも、全然バラバラの席になることが多い。私の場合、行きも帰りもYと離ればなれ。