2003年 12月分


2003/12/31(日)

 ひつじがさりさるがくる。

 今年最後の日記になります。

 さて
 壊れたビデオが2年ぶりに復活!(買ってきただけ)
 ビデオをだいぶ借りてきて観ているに足らず、映画も観ているような最近。とにかく暇になって暇で暇なのでだ。
 映画から。

 『10 minutes older』(監:アキ・カウリスマキ、ビクトル・エリセ、ヴェルナー・ヘルツォーク、ジム・ジャームッシュ、ヴィム・ヴェンダース、スパイク・リー、チェン・カイコー)
http://www.10minutesolder.com/index2.html
(行った先の下にある矢印をクリック。左と右に分かれてます。当時上映されてないこともあり、今回観たのは左側の恵比寿でやってた方)

 知人の薦め。
 そうそうたる顔ぶれ、15人の監督による10分間ずつのオムニバス。本映画は「人生のメビウス」をテーマにしたもので、7人の監督による。

 映画を観る。
 昼飯を共にしたおなごを誘ってみたものの、「今日はダメ」と、それ以上何も喋れねえじゃねえかコノヤロウな笑顔で断られ1人で行くことに。結果的に1人でよかった。
 混雑する休日に行くのはイヤなため、どうしてもと、その日仕事終わらせてグワーっと出発。駅を降りて動く歩道を駆け抜けたものの、目的の映画館の場所がわからない。仕方ないので映画館に電話して詳しい場所を訊いたところ、「お城のとなりです」と言うので遠くに見えるお城目指し、クリスマス前のイルミネーション華やかカップルだらけの中を走りまくって、なんとかギリギリ間に合うとなる。私の10分の方がなんだかドラマチックな気がしたのは、まあいいや。
 それで、内、良かったのは下の2つ。他は何ともいえず、チェン・カイコーのは最悪だった。

『ライフライン』(監:ビクトル・エリセ)
『女優のブレイクタイム』(監:ジム・ジャームッシュ)

 この2作品がとても良かったので、無理して観た甲斐があったと思う。
 『ライフライン』は特にいい。とてもいい。
 『女優のブレイクタイム』は余韻が残る。プロフェッショナル。素敵。好き。

 10分、という単語がどのくらい出てくるのか気にして観てみようと思っていて、それは気にしていいくらい劇中に言葉として出てきたんだけれども、実際観て最も気になったのは、携帯電話を使う人間を登場させる監督が多かったこと。それから、10分は短いと思っていたが、観た後はそんなものどうでもよくなったし、敢えて言うなら、結構長い。
 後の8人の監督による「イデアの森」の方は日比谷での上映が始まったようなので、そっちも観に行く予定。

 次、ビデオ。
 いっぱい観てしまったので全部挙げることもできず、内、観る順番って大事だなと思ったもので2つ。内容知らなかったから、どうしようもないんだけど。

『マトリックス』('99 アメリカ)

 今頃、観た。噂は聞いていたが、予備知識無し。
 何でカンフー?何で昆虫っぽいの?に笑いっぱなしだったかも。
 おそらく、笑いと、黒いとか皮とかの格好良さ、音楽を観れていれば良いだろうと勝手に納得。「何も殴り合う必要ないじゃん」あたりの印象は、ドラゴンボールと一緒として良いのかな。

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』('89 フィンランド・スウェーデン)

 友人の薦め。『MATRIX』の魅力を、笑い・格好良さ・音楽と捉えて観てしまったために、比べてしまうハメになった。『MATRIX』のすぐ後に観るべきビデオじゃなかった。それらで比べると、『MATRIX』を完全に超えていたからだ。もう少し『MATRIX』を印象に残したかったぜバカヤロー、なんだな。それくらい、ちょっと面白かった。
 普段着と仕事着に区別なく、全員が間違ったリーゼントに間違ったブッチャー靴。悲しいくらいのマゾ軍団、経済観念も何も、なにしろ奴らにゃ「こうしたい」っていう欲求すらまるで無い。唯一正気な(?)マネージャーに騙され連れられるその10人くらいの音楽野郎軍団が、とてもやる気なくロシア(?)からアメリカに行ってみようかという、最初はそんな話。しかしゴーアメリカというものの、早速到着したアメリカでは全く相手にされずに、いつの間にかメキシコへ向かう物語に変わっちゃう……一体なんなの?…それでも奴らの鳴らす音楽が良いせいか、軍団が可愛いらしく映ってしまい、1時間経つ頃にはもう完全に許せてしまう。
 監督はアキ・カウリスマキ。追う形で上記の映画『10 minutes older』を観るに繋がった。10minutesでの彼の作品については何とも言えず、強いて言うなら、「やっぱりそうか」。
 気分が落ち着いている時、暇で暇で仕方なく、完全に暇な時間が2時間以上とれる方へオススメのビデオ。是非くつろいで1人で観て欲しい。

<今週発売マンガ雑誌>

 合併号がごちゃごちゃでさっぱりわからんため、無し。とりゃー

 今年もお世話になりました。
 よいお年をお迎え下さい(^^)


2003/12/14(日)

 いやあ、もう12月。

 日記を忘れていたわけではなく、単純にマンガを読む時間を都合できなかったのであります。

 休んんでいたここ最近しばらく、日替わりのように、誘われるまま、おなごと飯をマンツーウーマン(?)で食うておることが多く、昼飯時のマンガタイムが無くなっとりました。
 旅行の話やら何やらで済んでれば楽しいものの、多くは、というか最終的には彼女らの彼氏自慢(?)やら恋愛論やら結婚観などを鬱陶しく聞かされる役なわけで、その度に「わからんなあ」と適当に相槌をうつことになる。ホントに個人的すぎてわからん話。知るけえ、そんなこと。
 最初に「男大好き。彼氏いなくてギラギラしてる女は大嫌い。恋愛の話嫌い。マニアックな話好き」のようなことを、鬱陶しいのはイヤなので宣言しておるにも関わらずなので、困っているというか、もはや何なんだといったところであります。つまるところ自分の彼氏を「いい男じゃん」と言って欲しいのかな?と思ったので、そんな話になる度に散々言ってるんだけれどもなー、まだ足りないんかなー。ふああ。

 先日その中の、とある子が忘年会と称して呑み会をやるからと誘ってくれました。わいわい呑むのは好きだし暇だしと思い予定を空けて楽しみにしておりました。
 さてそれで行ってみると、あらまあ、女の子だらけじゃございませんこと。
 他に何度か顔だけ見たことのある男が1人いるも、女の前だと人間が変わるらしく、話に共感するだけの下心旺盛な人になってしまって、しかし面白いネタを振るでもなし、「それはね、***だからだよ」などと不格好にカッコつけようと頑張る人でした。わたしゃ、その男がサングラスしてるの初めて見ましたわ。なんじゃこの呑み会。変じゃねえ?
 ……さすがにそんな雰囲気で喋るネタは無いので逃げようと思いました。感じた雰囲気をギャグにしちゃったら怒られそうだし。

 誰かが口を開けば恋愛話。またはその場に居ない人の噂話。のっけから予想通りの内容で、みんながみんな「変な人と思われたくない」というよな雰囲気まっしぐら。問題なく可愛いし、可愛がられたいのは見りゃわかるけど、そのくせ恋愛マスターを気取る(?)人の多いこと。
 とにかくなんじゃそりゃなんです。マスターなんだったらもう恋愛について話すこと無いじゃんか。ギャグになってないし聞こえないからアホらしくなってくるんだなあ。

 誘ってくれた子は彼氏持ちで、「人の顔の匂いを嗅ぐのが好き。ツメの間の匂いとか、足の匂いとかも、気になる」など「変態かもしれない」ネタを本気で喋る子なので、真面目ぶるにもきっとそういうバカな話を肴に延々と話ができるんだろうと期待していたのが間違いでした。私はバカなこの子が気に入ってるので行ったわけですが、集団に入るとどうも真っ白に真っ当でいたいらしく、こいつも気取り始めやがったのが何じゃこりゃに拍車をかけたのです。
 (注:私はバカ女・バカができる女には基本的にとても好意的)

 それでも私は頑張りました。負けず嫌いだから、帰ってはならぬと頑張ったんです。笑えるような微妙な自慢や、自虐ネタを一生懸命喋ることで他の人たちの自虐ネタ・自慢ネタを引き出そうとするなど、とりあえず一通りありきたりなもので、頑張ったんです。一人一人、あぶれないようにイジってあげたりもして頑張ったんです。でもやっぱり盛り上がるのはその時だけ。喋ってくれないんです。どうも私の次の言葉を待ってるようなんです。なんだ、そこは学校で、私は変な先生か?

 女はみな25過ぎ。ネタ唸ってるでしょ? 何故に喋らん? 何故に吼えん? 何故に少女気取るん? なんでそがいに自分を高く売りつけたいんじゃあ!
 ……山頭火になりたかったっす(4/27の日記中の『まっすぐな道でさみしい』参照で)
 (注:私はモテたいと思ったことが一度もありませんので理解できません。モテたら面倒そう。腹の探り合いにゃまるで興味ありませんし、誰の腹でも探りたいというような趣味はありません。早速ぶっちゃけてくれる人と多く話したい)

 その後なんだか無性に野郎どもと真面目なコミュニケーションを取りたくなりまして、寝て起きて、麻雀をしに出かけました。
 ……やっぱり私は男がいいなあ。
 (注:女は一人でいいんです)

 いい加減、こんなどうでもいいことを考えたくもないのですが、久しぶりなので以下に叫んでおく(ただの愚痴)。

 どうやら「普通な人」はとても立派で、それにあぶれた人が「変な人」と呼ばれているようだ。そして変人は金に絡めば個性的という言い方もされるようだ。
 しかし私は、みんな変人だと思うのです。個性だらけだよ、と思うんです。だから、いきなりぶっちゃけて欲しいんです。じゃないと、話になりません。話をしたいとも思いません。いつまでたっても「私の名前は***で、これこれこういう生き方してきたのでこういうことは出来ないんです」なんてどうでもいいことで日が暮れてしまいます。そんなこといちいち紹介される時間は勿体ないんです。変人が集まって呑んでぶっちゃけて盛り上がって、それがいわゆる普通の呑み会って奴になるんじゃないでしょうか。

 人類皆、変な人。人類皆変人、全人類変人。早口言葉にもなるし、もういい加減そこらへん諦めてください。みんな例外なく変人なんです。可愛く見られたい、特別視されたい、慰めて欲しいと思うのは、対彼氏だけにしてください。
 彼女以外の全ての真っ当気取る女の子へお願い。
 それから、ガキっぽい男の子にもお願い。
 呑みの席でのお話ねー。

 はい、愚痴だらけ。

<今週発売マンガ雑誌>

 上記の通りあまり読んでなく、電車の中で拾った『週刊マガジン』1誌のみで。巻頭から順に読んだもの全部書く。
 今週のキーワードは母ちゃんマンガ。

■週刊マガジン 

『あひるの空』新連載

 早速母ちゃんマンガ。出てくる女が全て母ちゃんってこと。
 来週までは読むが、期待薄。

『はじめの一歩』

 いよし。いつだって面白い。

『クニミツの政』〜クニミツアスカの選挙いってきたぜ!!

 私は選挙行きませんでした。
 マニフェストは読んだものの、行ってないしで、なんも書けません。

『ゴッドハンド輝』

 サンタはいます。
 小さい頃プレゼントなんか貰ったことないので、たぶんいます。
 良い子にしてれば、そのうち来ます。

『奇跡の少年』

 信じる信じない、いい人悪い人、どうでもよろしい。
 UFOだの幽霊だの超能力だの、いたらいいな・あったら面白いな、と思うだけ。

 タイトルは奇跡の少年。
 今週最後、少年が奇跡を起こすようなことを匂わせておしまい。
 どっちに期待していいの?奇跡の少年?それとも少年の(起こす)奇跡?

『フードハンター双雷伝』

 マオ?

『おれはキャプテン』

 気になるのは、このまま決勝まで進んでしまうのかということ。
 「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の『ティーンズブルース』の作者なだけに、視線がなんとなくオッサンくさいような気がするのは気のせいか。

『魁!! クロマティ高校』

 サッカー中田が日記の中で「絶対面白いから!」とアニメ化を喜んで、このマンガを読むのを薦めていました。
 残念ながら、マガジンの中では確かに面白い方のマンガだと思う。

『天才料理少年 味の助』

 ダメ。何度か読んでるものの、全然面白くない。
 母ちゃんマンガ。

『ジゴロ次五郎』

 役者が揃って来週本番。

『探偵学園Q』

 キュウの母ちゃんは好きなんだなあ。
 どのへんが好きかというと、彼女が人生を持っているとこ。彼女がいて、子どもがいるという順番があるというところ。他の母ちゃんマンガは、子どもにくっついて母ちゃんがいる。
 私はそういう目線を大事に疎かにしないで順番を正しく描く少年マンガが好きだ。
 というわけで、残念ながら、このマンガも面白い。

『ネギま』

 しばらくぶりに読んでみた。
 相変わらずのようで(当たり前か)、来週からまた読まないだろう。

『スクールランブル』

 人気投票で烏丸がトップ10入りしてないことに触れていないのは意図的なものだろう。

『哲也』

 残念ながら、面白い方のマンガになってしまった。
 相変わらず麻雀とはかけ離れていると思うけど。

『家庭教師 濱中アイ』

 初めて読んだが、これもダメだ(私は読めないってこと)。
 マガジンには秋葉系マンガ(こんな言い方でいいのか)がこんなに増えたのかと思う。
 『ネギま』『スクールランブル』『家庭教師 濱中アイ』と並べると、ダントツでこのマンガはつまらない。他が面白いわけじゃないけども(^^;)