僕のバンド日記

第11回「僕のロック史,その3」

いやー、みなさま大変お待たせしました。
寒いですねー、新年早々体調の方を崩しましてようやくバンド日記再開です。

さて、今回は予告通りカナダの至宝Rushです。
一応補足しておきますと、カタカナでラッシュというと実はLushと言うバンドもありまして、一昔前には人と話をするときにも「RのRush」と言わなくてはならなかったです。(Lの方は聞いたことがないので、どんなバンドか知りませんが...)

みなさん、Rushってご存知ですか?
彼らはアメリカやヨーロッパではものすごい知名度なのに、なぜか日本では知られてないんです。
特に80年代MTVが全盛の頃には、The Big Moneyと言う曲がヒットして、
アメリカ中のミュージシャンの合言葉は「おい、Rushの曲を聴いたか?」だったそうです。

では、Rushをご存知でない方のために彼らの紹介をしましょう。
メンバーは、ベース、ボーカル、キーボードを担当するゲディ=リー
ギター担当のアレックス=ライフソン
そして、ドラム担当のニール=パートの3人です。
音楽的なジャンルはと言うと、Rushの場合はかなり難しくなってきます。
しかし、レコード店のジャンル分けっていったいどうなってるんでしょうねぇ...
Theアルフィーが日本のHR/HMの所に並んでたときには、目が点になりました(笑)
Rushの場合のカテゴリーも、僕は個人的にはプログレッシブハードロックとでも言いましょうか...世界的に見ればそんなジャンルはないんですが、日本的に言えばそうなると思います。(ファンの方で異論もお有りでしょうが、我慢して下さい)

プログレッシブロックというと、まず浮かんでくるのが...
ピンクフロイド、イエス、キングクリムゾン、EL&Pの4大バンドだと思います。(といっても、この4つのバンドを聴き比べても同じジャンルとは思えないが...)
その次世代にあたるのが、Rush、エイジア、カンサスに代表されるプログレッシブハードロックバンドだと思うんですね。
そして、その次の世代に当たるクイーンズライク、ドリームシアターなどのばんどには、前にあげたエイジアやカンサスなどの影響よりもまさにRushフォロワーの色がぴったり来ると思います。
それに、Rushにはその前の4大バンドの影響が見られないことから「Rushはプログッレシブロックに当てはまらない」と言う意見もあります。
(だからといって、HR/HMというのはちょっとねぇ)

ここは、僕の意見ということで話を先に進めますね。
次は、Rushの歴史とでも言いましょうか、ディスコグラフィーの説明をします。
まず、1974年Rushがデビューするわけですがこの時のドラムはジョン=ラトジーと言うドラムで、このころ彼らはカナダでは有名なツェッペリンバンドでした。
コピーはもちろん、オリジナルもそれっぽい物だったとか...(実際、レッドツェッペリンがカナダでライヴをしたときに、前座が彼らでアンコールまで起きたとか)
1stを聴くかぎり確かにロバート=プラントしてます(笑)

しかし、その後すぐに入ってきたのが現ドラマーのニール=パートです。
実際にはここからがRushの歴史と言っても過言ではないでしょう。
このころから、Rushの中にはニールが作詞、アレックスとゲディが作曲するという形ができました。
2nd,3rdにおいてはセールスは延びなかったものの、ニールの20世紀アメリカ文学に影響された哲学的な詞や、アレックスとゲディの斬新なコード理論に裏づけられた曲の原形がここには見られます。
そして、ここにRushの初期の名作西暦2112年が生まれるのです。
まずタイトルにもなっている2112、7章20分以上におよぶ超大作です。
文学的な詞、幾度にも及ぶリズムチェンジ、目まぐるしい展開は決して飽きさせません。

この後にも続くRushの大作主義は6枚目の神々の戦いまでつづきます。
この5枚目のフェアウェル・トゥ・キングス、6枚目の神々の戦いにはシグナスX-1と言う曲が入ってます。
それぞれ、シグナスX-1第1巻「航海」、シグナスX-1第2巻「神々の戦い」となっています。
これは、最初の第1巻を作ったあとにこの曲のあまりの出来のよさから、勢い余って『To be continue』と付けてしまったのが始まりで、アルバム2作にわたる組曲となりました。

その後、大作主義に疲れたのかRushはザ・スピリット・オブ・レイディオというスマッシュヒットを飛ばしてきます。本来が4分あまりの曲をシングル用に3分ほどにして出してきたのです。
もちろんラジオ局はどんどんこの曲をかけて、ヒットになりこの曲を収めた7thアルバムパーマネント・ウェイヴスは大ヒット。
しかし、Rushファンの中には魂を売ったとさえ言う人もありました。
ちなみに僕がRushを好きになったのはこのアルバムからでしたが、他のバンドにも当てはまることですがリアルタイムで聴いていない人間にとっては、魂を売るどころかとても自然な流れに聞こえるのです。
時代を読んでいたというか、つまりバンドの方向がわかるのです。
もちろんその後のアルバムムービング・ピクチャーズも成功したRushは80年代に突入するのでした。

その後もRushは立て続けにビルボードチャートのトップをとり現在に至ります。

さて、お話が長くなりましたがお奨めコーナーです。(とうとうコーナーになった)
まーず、初心者のあなたにはラッシュライヴ〜神話大全〜がお奨めです。
実は、Rushにはベストアルバムが存在しません。
しかし彼らのライヴと、オリジナルアルバムを聴き比べるとほとんど同じで観客の完成が有るか無いかというくらいのものです。
これにはメンバーの考え方があって、昔彼らが好きだったバンドのコンサートに行ったときに、あまりにもアルバムと違ってへたくそなのでがっかりした経験から
自分たちは、完ぺきなコンサートをしようと思ったそうです。
(そんなアーチストっていますね^^;)
実際に彼らのライヴをビデオで見てみると、ベースのゲディがシンセをひくときにはアレックスがフットペダルでベースを弾いていたり、ドラムのニールは360度ドラムキットが置いてあるといった感じです。
Rushの世界観を表すためには、それぐらいの努力がいるんですね。
だから彼らは、ベスト盤の変わりにライヴ盤を3枚出しています。

その次にあげるとしたら...フェアウェル・トゥ・キングスですかね。
2112は少し重いんですが、このアルバムは適度な重さになっていていいですよ。
(ちょっと表現が具体的ではないんですが)
もう少し、ポップな物がお好きならムービング・ピクチャーズ、パーマネント・ウェイヴス、または12枚目にあたるホールド・ユア・ファイアーあたりがお奨めです。

さて、こんなん出ましたけどーってなかんじでお送りしたRush編いかがでしたか?
今までのビートルズにしろクィーンにしろ、いろいろ書いてきましたが結局は自分で聴いてみないとわからないですよね。
是非、これを読んだ方が彼らの音楽を聴いて、その感想などを聞いてみたいと思います。
それでは今日はこの辺で、勘弁して下さい(T_T)


次回予告!

僕の好きなバンド編も3回まで来ましたが、ここら辺でいったんお休みして次回からは
『New Band』編にしたいと思います。
またご要望が有れば、好きなバンド編も復活しますのでお便り下さい。

と言うことで、次回は『New Bandその1〜だってやりたかったんだもん〜』
お楽しみ下さい。
こんなタイトルでいいのかなぁ?


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satoshi