BIOSの基礎知識

BIOSって何??

 BIOSとはBasic Input Output Systemの略で、PCに搭載されるハードウェアとOSの間を橋渡しするシステムのことを指します。
 その名前のとおり各種I/Oポートの入出力システムの管理するのが主な機能だ。しかし、現在のようにI/Oポートの入出力以外のさまざまな機能がマザーボードに搭載されるようになってくると、BIOSはただの入出力システム管理するだけでは用が足りなくなってきている。
 そこで、BIOSそのものに機能拡張を施し、BIOS SETUP UTILITYでそれらの機能を設定できるようになっている。
 BIOSは入出力システム管理以外にも、いくつかの機能を備えている。一つは、起動可能なOSを検索し、そのOSをブートする機能
だ。そして、ブートの際にはPOST(Power On Self Test)と呼ばれる自己診断を実施する。
 これは、CPUやメモリ、各種I/Oポートと
言った各デバイスを診断し、システムが起動するのに不都合がないかチェックするものです。システム起動時のメモリチェックもこのPOST機能の一つです。
 次にBIOS SETUP UTILITYです。このBIOS SETUP UTILITYを一般に「BIOS」と呼ぶことが多いが、それは正しくない。BIOS SETUP  UTILITYは、その名のとおり、BIOSを設定するプログラムです。このBIOS SETUP UTILITYは、BIOS内でユーザーが任意に変更できる項目に関して、系統ごとに明示し、蘇の設定を行なうことが出来ます。
 最近では、CPUコア電源(Vcore)や多彩なFSBクロックの設定がBIOS SETUP UTILITYから行なえ、その幅の範囲がマザーボードの特徴として扱われることが多い。
 BIOSはこれらの機能を備えているが、Windows 98に代表される最近のOSではBIOSを入出力プログラムとして使用することが減り、OSが独自にデバイスドライバを用意し、直接ハードウェアをコントロールすることが多くなってきています。
 その為、BIOSの必要性がかなり薄くなっているのが実情。
 しかし、OSでは扱い切れない機能がマザーボードに搭載されているのも事実であり、BIOSが不必要なわけでもない。しかし、たとえばパワーマネージメント関係の設定など、たまにBIOSとOS側で設定不一致があり、ユーザーの立場からして見れば、やや複雑な状況になっているのは確かです。
 また、BIOSはマザーボード上のROMに格納されており、その設定内容はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)メモリに保存されている。したがって、BIOSセットアップのことをCMOSセットアップと呼んだりするのもそのためです。
 マザーボードには電源が搭載されており、CMOSメモリに電圧を供給し、そのデータを保存している。
 当然の事ながら、その電源が切れた場合は、BIOS SETUP UTILITYで設定したパラメータは保存できなくなってしまいます。

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