アキバレポ〜電気街の功罪〜














街が、有った。
世界有数の工業国―技術立国の象徴の街。

秋葉原。

しかしそこは
―――――――――首都・東京の只中に「在る」異界。
我らの住まう町とは異なる世界。



――――――――――――そこに有るのは光か。


それとも、闇か。




…はい。とまあ、シリアス小説風書き出しでやってみましたが、
今回のアキバ行軍の内容をこの文体で書いてもイマイチ(つか、かけねぇ。)なので、
以下はやっぱりおちゃらけ文体で書きます。

でわ、どうぞ。





10時ジャストにF沢駅で私、T氏、K氏が待ち合わせ、その後11時に現地(アキバ)で翠姐と合流、というのが当初のプランでした。

が。

このメンバーで待ち合わせが上手く行った事は皆無
当然の如く、全員揃ったのは10時12分。

「このままでは姐さんに
される…」と戦々恐々のメンバー。

もお、ここまで来ると「恐れ」っていうか、「畏れ」デスね。ハイ。
ま、それは良いとして。

1時間程掛けて、到着しました秋葉原。
いやあ、何と言うか。毎度の事ながら、「濃い」ですなぁ。
構内に同人屋さんの広告が張ってある駅なんて、全国探したってここくらいのもんでしょう。

「同人誌ならとらのあな!」なんぞというコピーを横目に改札へ。
…翠姐さん発見。ちょっと遅刻です。
私には
前科が有るので、私が遅刻の原因で無いことはアピールしておかねばなりません。
姐さん的には遅刻は予想済みのようでしたが。(爆)

皆揃ったところで、いきなり本屋へ突入。
翠姐が画集だか複製原画だかを御購入。後々にまで邪魔になっていた様ですが、まあ、それはまた別の話。
その流れで隣接するアニメ・漫画関連の物が売っているスペースへ。
濃い
ていうかテレカ1枚に4万円とかつくのはどうよ?
ていうかメイド服はどうよ。?
でも、アキバではごく普通の光景…(え)

次に逝きましたのはゲーム屋さん。
1階から5階くらいまであって、1階がふつーのゲームを売っている所なんですが。
そこには何も無いかのように素通り。PCゲームの階に直行です。まあ、毎度のことですが
PCゲームの階。当然(?)の如く軒並み18禁です。奥のほうには女性向18禁も…ひぃぃ。
私はこのテの場所にはあまり縁が無いので、(私はPCでゲームはしない)よく判りませんけども。
翠姐が「女性向」を見て吐血しとりました。が。男性向けで萌えとりました。
私ですか?私には何も見えませんでしたが、何か?
ところで、私、ここで「あるもの」を発見してしまいました。
その「あるもの」とは…


生首恋愛育成シュミレーション「TOMAK」日本語版!


キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


いやはや、本当にあったとは。
財布の紐を緩めかけた自分に鬱です。
売れてるのかなぁ…コレ。
でも、本気で攻略する為に買う人なんて皆無でしょうな。
絶対、ネタのために買ってる。絶対。

さて、そのゲーム屋さんを出て、その後も幾つかのゲーム屋さんを転々とした我々は紆余曲折を経てアニメイトへ。
っても、アニメイトでは別に何が有った訳ではありません。
うぐぅ」という声と「お兄ちゃん(はあと)」という声に支配されていた、ということだけが印象に残っています。
ほんとにそれだけだったなぁ…

アニメイトを出た時T氏が一言。

「じゃ、そろそろ。」

固まる私&K氏。


T氏「メイド。」( ̄ー ̄)ニヤリッ

私&K氏「嫌ぁぁぁぁぁぁっ!」


とうとうこの刻<とき>がやってきてしまいました。
プロジェクト・アキバの最奥。
メイド喫茶突入作戦。(嫌すぎるネーミングやなぁ…)

翠姐とT氏はこの作戦を今回のアキバ行き逝きの主要目的に置いていた様です。
当然の事ながら激しく反対する私&K氏。

私&K氏「あうう、止めましょうよ〜。逝ったが最後、もう戻れなくなっちゃいますよう。(半泣)」
翠姐&T氏「うっせぇ。逝くぞ!メイドさん萌え!」
*多少誇張表現があるかもしれません。
私&K氏「ひぃぃ…」

そんなこんなでメイド喫茶を目指した私達。
が。その途上、道案内をする筈のT氏が。
道に迷ってくれました。
素敵ですよね。まったくもって。

「しゃーね。交番に聞こう…」
という事になりましたが、メイド喫茶の場所を交番に聞くのは如何なものか、と思ったのは私だけデスか?

さて、交番にメイド喫茶の場所を聞きにいったものの、結局わからずじまい。
ここで翠姐が電話まで投入して場所を聞いています。そこまでして行きたいのか…メイド喫茶に。
で、電話によって場所も判明、一路魔窟へ。
私的にはメイド喫茶の所在地を知ってる翠姐の御友人の方が気になりますが、気にしないでおきましょう。

ちなみに、この時、交番の近くにミリタリーショップがあって、暫く店内を眺めたりしていました。

さてさて。
魔窟到着。
とあるエンピツビルの5階にソレはありました。(ちなみに1階はガシャポンばっかり置いてある店。これまた濃い。)
翠姐&T氏は進んで。私&K氏は尻込みしながら。
いざ、メイド喫茶。(嫌)


エレベーターを降りるとそこは魔窟、秘密の花園メイド喫茶。(意味不明)
何があるのかとびくびくしながら奥へ進んで行くと、そこにあったのは予想よりも遥かに普通な空間。
結構拍子抜けです。でもヨカッタ…
…と安心していたら。出ましたです。
「いらっしゃいませ〜何名様ですか?」的なことを言って、空いてる席に。
肝心の格好ですが。非常にオーソドックスな、所謂「メイド服」でございました。直視できませんでしたが。
メニューの内容は至って普通。
カレーやらスパゲティやらハンバーグやらが並んでおりました。
ちなみに私はカレーを注文しました。味も至って普通。お値段も普通。

結論としては。普通でした。意外に。
ウェイトレスさんの着ている服が「アレ」なのと、
メイドさんオンリーイベント」とか書いてあるチラシがあったり、メイドさんイラストのテレカやらが有ったのを除けば
普通でしたよ。
ええ
しかしながら、この喪失感は何なのでしょうか。
ちなみに翠姐が店を出る際、「次は馬車道…」なんぞと不吉な事を呟いていたような気もしますが、気のせいでしょう。

さて、魔窟を脱出した後我々が向かったのはまたもやゲーム屋さん。
と、某ゲーム屋さんの地下にて、凄まじい物を見てしまいました私。
そこは地下だけあって、ヤバげなモノが溢れているわけですが、
そこにあった何かのゲームのムービーの中で。(別にムービー自体はやばくなかったと思う。)

ヒロインと思しき人物が。
砂浜に座りこんで。
砂の上に。
平仮名で。

すき」とか書いてくれちゃいました。



ごぉっ!(ナゾの突風)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(一瞬の沈黙)



うわはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!
(爆笑)

く…苦しい…笑い過ぎて死ぬ…

「翠さん、翠さん、ちょっと、ちょっと。」
…と翠姐にも教えてあげたら彼女も大笑いしてくれました。
いやあ、違うイミでやばかった。あ〜おかしい。
もお、殺されるかと思いましたよ。マジで

このままここに居ると命に関わるので早々に脱出。
T氏の提言で「とらのあな」へ。
しかしまぁ、相変わらず凄いです。ここは。何か空気が違います。
ちなみにざっと見たところ同人では「シスプリ」と「月姫」が多かったですな。専門コーナー出来てたし。
女性向は絶対量が少ない上、細分化しており、私には判らないネタが多かったので明確な傾向は出せず。
ちなみに、月姫のコーナーでは同人屋さんの手によると思われる高品質なムービーが2つ程流れていたりしましたが、
何故両方とも同じモノがうちのパソコンのHDDに入っているんでしょうか。ですね。
翠姐は毎度のことながらCG集を物色、T氏は同人誌を、私&K氏はウロウロしてました。

さて、「とらのあな」を出た私達、いい加減歩き疲れてきたので、撤収を決議。
その前に一杯引っ掛けていく(ぇ)ことを決定。
落ちつける場所を求め、我々の向かった先は…
アキハバラデパート最上階。「G−Cafe」。
詳しいことは注を参照のこと。
で、ここで暫くマターリした後、撤収。



これにて、プロジェクト・アキバは終了しました。

帰りの電車に乗っている途中、進行方向の区間で人身事故が発生し、乗換えをしなくてはならなくなったというオチ付きではありましたが。






専門用語が多い文章なので、注を付けてみましたがどうでしょうか?(笑)
だからと言って私がマニアな人間であるということではないですよ?
ええ。


→もりりん新聞へ。




注1・「前科」
実は私は、前回翠姐とK氏でアキバに逝った時、待ち合わせ時間に3時間も遅れると言う罪を犯している。
いやあ、あの時は大変だったなぁ。(おい)

注2・「TOMAK」
ちょっと前にネット上で大変な反響を呼んだ韓国のパソゲー。
なんとかという女神と愛を育むワケだが、その女神サマは首だけだったりするワケのわからんゲーム。
しかも攻略失敗(浮気または生首の機嫌を損ねる)すると即地球滅亡。
シュールだ。

注3・「うぐぅ」
一部の人達の間で大人気のギャルゲ、「KANON」のヒロイン(だったと思う)の口癖。
このゲームにはまっている人間は一般生活においても使用し、周囲の人間に引かれる。
(私の周りにも何人か居たりする。困った事に。)
しかし、当人達にとってはそんな事は些細な問題でしかないらしい。
最近、アニメ化もされて信者のパワーもアップしている模様。ちなみに私はゲームもアニメも未経験。

注4・「お兄ちゃん(はあと)」
設定の無茶さと徹底した「萌え」により全国に「お兄ちゃん」を大量発生させた、一部の人達の間で大人気のギャルゲ、
「Sister Princes」(通称「シスプリ」)の中に登場する12人の妹の主人公に対する呼称。
実際は一人一人呼称にもバリエーションがあるらしいが、私は未プレイの上、やる気も無いので詳しい事は判らない。
ちなみに、私には妹が一人いるが、「お兄ちゃん」に類する語を彼女の口から聞いた事は一度も無い。
実際に妹のいる人間の興味は引かないゲームである。

注5・「オンリーイベント」
要するに、ジャンル限定の同人誌即売会のこと。この場合は「メイドさんのみ(オンリー)」の「イベント(同人誌即売会)」の意。
尚、オンリーイベントはその対象が単体でそれなりの人気を確立している事が開催の最低条件となる。
そういう意味では「メイドさん」というのはその筋ではかなりの勢力を誇っていると言える。
似たような物に「巫女さん」、「ウェイトレス」、女性向では「陰陽師」、「半ズボン」、共通属性で「眼鏡っ子」等がある。
このようなモノをひっくるめて「属性」なんぞと言ったりもするが、んなコトをひたすら語っても詮無きことなのでこの辺にしておく。
ちなみに私はどの属性でもございません。はい。

注6・「馬車道」
上記「メイドさん」と同じく「属性」のひとつ。大正浪漫を感じさせる…らしい。
「メイドさん」もそうといえばそうなのだが、これらは「制服」と言う属性にカテゴライズされる。
「制服」属性は男女双方に見られるが、方向性は微妙に違ってくるようだ。
ちなみに、他に「制服」属性に分類される物では、
「アンミラ」、「ブレザー(男女とも)」、「セーラー服(男女とも)」、「軍服(主に女性向け?)」等々、枚挙に暇が無い。
ただし、上記「メイドさん」「馬車道」「アンミラ」等は独立した属性とも言えるほどの勢力があることを付け加えておこう。
というか、何で私はこんなどうでもいい事をつらつらと書いているのだろうか。

注7・「何かのゲーム」
未だに正体は不明だが、同行していたT氏がこのゲームを購入したのを私は知っている。
ちなみにT氏も「アノ」ムービーは「寒い」と言っていた。そりゃそうだ。

注8・「とらのあな」
その筋では有名な同人誌を中心とするコアなものを扱うお店。
日本マニア文化の結晶と言えなくもない。
秋葉原店には1/1スケールのフィギュアが置いてあったりする。結構コワイ。
尚、「とらのあな」の入っているビルの1〜3階にはソフマップ5号店があり、各種音楽機器が揃えてある為、
T氏やK氏、翠姐が「上」に行っている間、ヒマなので私はここで音源などをニヤつきながら見ていることが多々ある。
が、長々と見ていると店員に「何かお探しですか」何ぞと聞かれて、
十万単位のシンセサイザーを薦められてしまったりする(持ち金は4ケタ)ので、
逃げる為結局は「上」に行く羽目になるのであった。
逃げ場所は選ぶべきかも知れない。

注9・「シスプリ」
注4を参照のこと。

注10・「月姫」

同人サークル「TYPE MOON」が製作した「ヴィジュアルノベル」と言われるタイプのゲーム。
同人業界では非常に有名なシロモノ。が、一般的な知名度はゼロに近い。
同人ゲームであるにもかかわらず、万を越えると思われる売上を叩きだし、
「月姫厨房<月厨>」なる人種を生み出し、ファンサイトまで作られ、オンリーイベントまで行われ、
「同人ゲーム「月姫」オフィシャルサイト公認同人誌即売会」というワケのわからない言葉を生み出し、
挙句の果てには商用ベースでアンソロジーコミックまで出てしまった怪物ソフト。
これの後釜を狙うサークルは多いと思われる。
ちなみに、私のはまっている小説「空の境界」はこのゲームのシナリオ担当の方が書いていたりする。
尚、プレイしたかの如き紛らわしい発言をよくする私であるが、実の所は未プレイである。

注11・「G−Cafe」

もう、ガンダムファン専用と言っても良いほどガンダム一色の喫茶店(?)。
周囲の壁の画面には常にアムロやらカミーユやらジュドーやらドモンやらが映し出されており、
その上中央部分にはシャア専用ザク(大人くらいの大きさ)が鎮座している。
おまけに店員さんは赤い服を着ている。(多分、なんかのコスプレ。ちょっと私には判らなかった。)
一般の人は、間違いなく、引く。
尚、ここで私の「知りたがり病」が発生し、姐さんを大層困らせたが、
アレは疲労ゆえの判断力欠如による物である。

…すんませんでした。