目次へ戻る次へ

第12回 馬の向きを変える

みなさんこんに

ちはっ♪今週も馬術を教えますね。
今回は前回に引き続き、馬術の本筋である馬の操法について教えます。

『両方の拳で方向を変える』
馬の進行方向を変える時は、両拳で馬の頸をその方向に向かせます。
扶助には「開き手綱」と「押し手綱」の使い方があります。
開き手綱は、進行方向の内側の手綱を少し開けることで、馬の頸と頭を導くのが目的です。
脇を締めたまま、肩を支点にして拳を横に手綱を開いていきます。
あ、この時手綱を引っ張っちゃうと、頸だけ曲げて止まっちゃうから気をつけてね。

開き手綱をしてる時、反対側の拳で馬の頸の付け根を押してあげます。
これを押し手綱といいます。両拳を同時に使う事で、馬を確実に目的の方向に
向けるわけです。加減としては、開き7の押し3かな?

さて、次回は馬を停止させる、です。これを覚えれば後は、乗る→馬を操る→降りる
といった一連の動作をするだけです。もっとも重要な部分の講義が続きますので
気を引き締めて頑張りましょう。これにて第12回馬術講習を終わる。以上、解散!

あやや。講義のし忘れがあったのと質問が来てたから戻ってきました(汗)

『ゆっくりと弧を描くように曲がる』
曲がる前に、まず脚で馬の腹部を圧迫して勢いをつけ、速度を維持したまま曲がります。馬は曲がるときに速度を落としやすく、止まってしまう事もあるからです。
4本肢の馬が曲がるには、馬体がゆっくりと弧を描くように、誘導しないといけません。
腰が外に逃げると、方向が変わって止まってしまいます。
それを防ぐには騎手が外側の脚で馬の腹の後方を押さえ、腰や後躯が曲線から
ずれないように壁を作ってあげます。
また、曲がっている途中で速度が落ちたり、止まったりしないように、内側の脚は
いつでも馬の腹を圧迫できるようにしておきます。

『押し手綱』
肩を支点として、拳が弧を描くように手綱を開きます。
手綱を引っ張らないように、脇を締めたまま横に動かすわけですね。

では、これで終わります。失礼しました。

From: "杉村 狭霧"
Date: Sat, 23 Jun 2001 20:25:50
(藤林さん/馬術講習)
 ところで、今週の講義では、開き手綱という事がよくわかりませんでした。手
綱を開くとは、どのようにするのでしょう。馬の首の付け根から見て、手綱を離
していくような感じで良いのですか?

From: "藤林百合"
Date: Sun, 24 Jun 2001 11:57:43
>杉村先輩
はい。馬は感情の変化に敏感なので、信頼関係が深まってくると騎手の微妙な
変化にも気づくようになります。心配をかけないようにしないといけないですね。
開き手綱のことですが、杉村先輩の云うとおりです。頸の付け根から見て、横に
離していく感じですね。


目次へ戻る次へ