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第8回 呼吸法


はい、今回も始まりました。
武術講習8回目の呼吸法、指導は神崎晃でお送りします。
少しで出しをかえてみたりして。(笑)
あっ、反応が冷たいです…

ごほん。
今回は呼吸法ということで、皆さんは何を連想するでしょうか?
呼吸法というと太極拳などのゆっくりとした動作で呼吸をしたり、
少林寺みたいに「アチョー」などの声をなどを浮かべる人もいるでしょうか?
剣道などでも、「メン」や「ドウ」等を連想している人もいるかもしれませんね。
今回やるもののイメージとしては、間違えではないです。
さって呼吸法、まずは気合と掛声では、何が違うか。
答えから言うと、気合は物理的な力を引き出し掛声は精神的な力を引き出すとい
う差です。
さって、気合、気合とは、呼吸法とは何かを。
呼吸法というのは、元来、東洋の武術思想になります。
(無論、西洋の方にも、ある程度ではあるが、呼吸法はあります。)
動作と呼吸を合わせることによって、大きな力を得よう、という雲を掴むような
話なんです。
しかし、実際に、この考えを体現できた人がいるので、絵空事でないのですが、
恐ろしく時間と正しい方法、手順で練習をしないと身につかないという厄介なも
のではあるのです。
掛声との違いは、掛声は勢いをつける。
鼓舞するために使うことがほとんどなので気合と違って直接的に力を引き出す目
的はない、という差。それは動作と呼吸を合わせて行うの気合である。
この点です。
呼吸法にはさまざまな種類があり、簡単に例をあげると、息吹、整息、数呼などです。
まあ、前置きはこれくらいにして、今回の呼吸の方法をやってみましょうか。
呼吸法はいったように正しい練習法で練習をしないと身につかない。
とはいえ、それほど難しいことをするわけでないです。
普通、正拳突きや竹刀で素振りするときを考えてください。
拳を引くときは息を吸って、出すときは吐いているはずです。
意識しないでも恐らく、そうしていると思います。
剣道の素振りでも、振りかぶるときにすって、振り下ろすときに吐く。
という感じですね。
まあ、それは1度、意識してやってみてください。
それを試した後に、それとは逆。
つまり、吐きながら手を引き、吸いながら拳を出す。
竹刀などの振りをやってみると解りますが、力が入りにくいと思います。
体の動きをちじめる時は息をすいこみ、伸ばすときは息を吐く。
これによって、力をため=息を吸う、力を出す=息を吐く
ということが解ると思います。
それがわかれば、次は拳を引きなら息をできる限り吸い込み、出すときは全部を
前に突き出すまでにだす、ということをゆっくりした動作で練習をします。
この動作を一日最低、三十分以上することをまずは心がけます。
回数よりは一動作(引いて出す)を1分くらいかけてやるつもりでやっていくと
良いでしょう。
もちろん、長ければ長いほど最初は良いでしょうね。
これとあわせて、普通に正拳突きをする時にも、できる限り呼吸を意識して、出
来るかぎり息を吸いこみ、突くときは一気に出す。
ということを意識しながら練習していくと良いでしょう。
この練習法は一日や一ヵ月程度では効果は解りませんが、一年単位くらいでは、
やっている人とやっていない人とでは打撃の威力はかなり変わってきます。
信じる信じないは、各自に任せますので、がんばって、鍛錬してください。
あと、これは全ての動作に応用できますので、その辺りもやる気がある人はどう
ぞやってみてくださいね。
今回はこれくらいで。
次回は心法の覚悟について、少しお話をしましょう。
であであ。(^.^)/〜〜


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