第3回
「どうも、神崎です。今日は武術講習会投げ関節技の第三回目です。今回の相方
は古澤和将殿です。」
「こんにちは、古澤です。」
上品に挨拶をする。
「今回は、古澤殿から質問があった防御からの攻防について、合気道の説明を交
えて少しお話してみましょう。」
「自分の希望を入れていただきありがとうございます。」
古澤がゆったりと礼をする。
「まず、合気道の合気に付いての話しです。合気というのは合気道独自の概念で、
力であり、技術であるもので、透明な力と呼ばれ方をしたりします。通説として、
力みを捨て去ったときに体現するものとしていわれています。」
神崎の話に少し間がはいると古澤が、
「力みを捨てるというのは自然体になるということですか?」
と疑問を口にする。
「うむ、非常に似ている概念だと思います。後、合気道では、練習を始めるのに
も、まずは相手に自分を掴ませるという独自の形式で始まります。そして、形と
してはとしては「相半身」と呼ばれるものと「逆半身」と呼ばれるものがあり、
「相半身」とは、右手で相手の右手(または左手で相手の左手)を持つ構えです。
「逆半身」とは、右手で相手の左手
(または左手で相手の右手)を持つ構えです。
そして、今日はそこから合気道の基本である体裁きの「全転換」と「反転換」、
そして、投げの四方投げをやることにします。実演を交えながらしてみようと思
いますので、和将殿、僕の右手を右手で取ってください。」
「心得ました。」
神崎が右手を差し出すと、古澤がその手を右手でがっしと掴む。
「うむ、まずは半転換とは上半身だけを相手と半身にする体捌きです。」
神崎は捕まれている手をゆっくりと、ねじるように動かし、ながら、体を半身に
する。
「では、元に戻りましょう。」
そこまで、見せると神崎は古澤を最初の相半身の形へと戻る。
「そして、全転換は、ここから、上半身だけでなく、足も含めて体全体を相手か
ら半身にする。体捌きです。」
今度も同じように神崎は腕をねじるように動かしながら、円を描くように足を動
かすと、神崎は古澤を体を横並びになる。
「そして、ここから四方投げです。」
神崎がそういうと、そのまま肘を入れる感じで右手を抜き。右肘をいれるように
して相手の外側に回りながら、体勢は低くし、相手に密着しながら、
腕を振る
抜くように動かすと、古澤は小さく弧を描き、投げられた。
神崎は取っている右手で古澤の起こす。
「この四方投げは、今のようにだけ投げるのではなく、相手の動きや力のいれか
たで四方、八方へと自在に投げることができるものです。それはやりながら身に
つけるしかないですけどね。後、相手を無理矢理投げるのではなく、相手の力の
入れ方から相手に合わせるようにして動くということも忘れないように、という
ところで今回は終わりです。」
「ありがとうございました。」
古澤が礼をする。
「次もまた、投げ技の続きをします。次回は極め投げということで柔術の代表的
な投げをいくつかを予定しています。」
@本来は入り身を説明してから、転換法を説明するのですが、事情により、入り
身の話なしでの説明になっています。(w
狭霧殿へ
受け身の練習といえば、基本は柔道などでする
前まわり受け身、後ろ受け身、飛び込み受け身などが主になるでしょう。
受け身で大切なのは首などから落ちないようにする。
落ちても大丈夫なような体捌きを覚える。
手や肘から落ちて脱臼などをしないようにするという感じです。
基本的に体を伸ばさないで落ちる、落ちたときの面積を広くするということを心
掛けるようにして練習し、一人の練習に慣れると二人での組み練習をすると良い
と思いますよ。(^^)
特にクビを入れる(あごを引く感じ)や手足を伸ばさないは怪我をしないために
大切なことなのでこれらは癖にしておく方がいいでしょう。