第116話『でっけェ』後



サンジ「あっナミさ〜ん! お食事中でしたか…ってしまったー!! 俺としたことが
ナミさんの分のお食事の作り置きを忘れていたー!!(頭抱え転げ)」
ナミ「こんなデカイ肉を私が食べるか!! 来るのが遅いわよ! 死ぬかと思ったわ!?」
サンジ「(ドキーン!)…あぁ…愛しい人よ…そんなに瞳を潤ませて…
その濡れた目で僕を責めるのなら、いっそこの胸で泣いておくれ! さあ!(両手広げ)」
ナミ「はい、これ」
サンジ「ぐわッ!? 重…!!」
ウソップ「………(ガタガタガタガタ)」
ナミ「巨人が居ないスキに逃げるわよ!(脱兎)」
サンジ「あぁ! ナミさ…コラ重てェぞクソッ鼻! とっとと起きやがれ!!」
ウソップ「……ッケ……ッケ…………こ……ング……(ブツブツ)」
サンジ「…恐怖のあまり、おかしくなりやがったか? 何か言うならハッキリ言え!」
ウソップ「…ッケ…ビッケ、ビッケは海の子バーイーキーンーグ〜♪」
サンジ「歌えるほど元気なら自力で歩けー!!(おっこどし)」
ウソップ「サンジ〜!(這いずりながら)俺に不味い味付けをしてくれ〜!
一年間俺が食われないように不味い味付けを〜!!」
サンジ「すがりつくな!!(蹴り)コックに向かって不味く味付けしろだと!?
っつーか見た目から不味そうなてめェを誰が食うんだ!」
ウソップ「俺…不味そうか?」
サンジ「あぁ、鍋にも入れたくねェよ。ろくなダシすら出そうにねェ」
ウソップ「でも俺、ポテトチップスになってたぞ? ウソ味の」
サンジ「あきらかに不味そうだったじゃねェか。どうせ食うなら美女の方が…」
ウソップ「そうか! そうだな!! どうせ食うなら女子供が良いもんな!
…って事は、ナミ一人で行っちまったの、実はけっこう危ないんじゃ…」
サンジ「誰のせいで麗しのナミさんを見失ったと思ってんだ!!(ガー!)
ナミさーん! まったく、こんなに俺を心配させるなんて…悪い子猫ちゃんだ♪」
ウソップ「待てサンジ! 俺を置いて行くな!!(涙目)」
サンジ「ナーミさーん! どこ行っちゃったんですか〜?(探索中)」
ウソップ「俺は不味〜いキャプテーン・ウソーップだ! これはウソじゃないぞ〜!!」

●そのころの残り半分
ビビ「ど…どうしたの!!?」
ルフィ「まいった…デっケェ」
ゾロ「…良い顔してやりあってんな、あいつら」
ビビ「なんて良いタイミングなの!? さすがMr.良いトコ取り!」
ゾロ「妙な名前を付けるな!!」
ルフィ「ゾロ、聞いたか?」
ゾロ「あァ。でかい声だからな」
ルフィ「シシシ! 足の裏だってでっかいぞ! こーんなだ!!」
ゾロ「腕伸ばしてまで表さなくたって、見りゃ解る」
ルフィ「…やっぱでっかいと………でっかいんだな」
ゾロ「そうでもねェだろ」
ルフィ「そうか?」
ゾロ「アレに比べりゃチンケなナリでも…お前だって似たようなモンだ」
ルフィ「………」
ゾロ「引くことも、曲げることも出来ねェ…下手くそな生き方しか出来ねェヤツばっかりだからな」
ルフィ「…だな!」
ビビ「あー…男の世界に割って入るようで悪いんだけど、
今まさにそのでっかい足に踏みつぶされそうな状態なんですが…」
ルフィ「おー! デっケェ〜!!」
ゾロ「…絶景だな…って感心してる場合か!?」
ルフィ「おーし、ひとまず逃げるぞ!!(ビビ抱え)」
ゾロ「オイオイ…このカルガモ、担いで行けって? しょうがねェな…」
カルー「ブクブクブク…(泡吹き気絶中)」


すんません。
笑いに走る前に、マジで感動してます。俺。
男の生き方ってのは、こうでなくちゃな!
女だって、こうでなくちゃな!(笑)
割り切れねェなら割り切るな!
貫くためなら、理不尽なんて関係ねェ!
天秤が必ず傾くとは限らない。
100年の時を共有したなら、なおさらだ。
争いではない戦いから、多くを学べ! 少年達よ!!
次週ワンピース『少年は見た!〜これが男の生きる道』
そいつを失うくらいなら、死ぬまで戦うことを、選ぶ…!


週刊後日談跡地