第105話『記録指針』後


サンジ「モットーモットーサービスモットー♪」
ゾロ「…料理中はゴキゲンだな」
サンジ「ギャ!? き…聞かれた!? いや、てめェ寝てたんじゃねェのか!?」
ゾロ「腹が減って目が覚めた。何か食わしてくれよ」
サンジ「サボってるから食いっぱぐれるんだよ! まったく…誰が船治したと思ってんだ」
ゾロ「ウソップじゃねェのか?」
サンジ「寝てたクセに何で知ってんだよ!?」
ゾロ「他に誰が治すんだよ。コイツ、まだ生か? いいや、食っちまうぜ(パク)」
サンジ「ガァァ!? 最後のキングオブ美味所(鼻部)を!!
それはナミさんに食していただこうと密かに保管しておいた一品と知っての狼藉か!?」
ゾロ「あぁ、悪ィな。食っちまった。出すか?」
サンジ「出せんのか!? つーか出すな!!」
ゾロ「…今回ヤケに元気だな」
サンジ「そりゃな。前回はシリアスだったからなー。場をわきまえて、アタックは程々に…って…
てめェこそ前回はヤケに静かだったじゃねェか」
ゾロ「あぁ、眠かったからな…ふぁ…食ったらまた眠くなってきやがった…」
サンジ「寝てろ寝てろ! これ以上つまみ食いされたらナミさんの分が…」
ナミ「ちょっとサンジくん、まだなの? そろそろお腹空いて来ちゃったんだけど」
サンジ「はっァ〜いナミさん! たった今俺の愛の炎で焼き上げた
エレファント・ホンマグロのムニエルがでっきあがりました〜! ささ、どうぞ…」
ゾロ「美味そうだな。実の所、まだ食い足りねぇんだ。俺の分も作ってくれよ」
サンジ「クッ…腹が減ってるならしょうがねェな…。
ついでに作ったカスのムニエルでも食え」
ルフィ「うめー!! さすがサンジだな!!」
サンジ「当然だ…って、降って沸くな!! てめェは食いすぎだ!!」
ナミ「あぁあぁ…また骨まで食べて…喉に刺さっても知らないから」
ルフィ「刺さらん!(まぐまぐ)鍛えたからな!!(まぐまぐ)」
サンジ「骨まで食うならこっちを食え。この骨髄がクソ美味ェんだ!(ゴキゲン)」
ゾロ「ラム酒、あっただろ? あれ、くれよ」
サンジ「てめ、俺の料理をツマミに…そうだナミさん! この良い赤身でカルパッチョでも
作りましょうか! とっておきのワインをお出しします!」
ゾロ「赤身か…タタキ食いてぇな」
サンジ「クソッ…ついでに作れちまう物を注文しやがって…」
ルフィ「俺、肉も食いてぇ〜! 骨の付いたヤツ〜!!」
サンジ「てめェが今食ってんのも骨付き魚肉だ!!」
ナミ「サンジくん、ワインが来る前にムニエル食べ終わっちゃうわよ?(まぐまぐ)」
サンジ「お待たせいたしましたマドモアゼル。こちらが味付けの強い赤身魚に好まれるアルザス産の
ゲヴュルツトラミネール。そして、こちらがエレファント・ホンマグロのカルパッチョでございます」
ゾロ「よく舌噛まねェな…ラム酒、まだか?」
サンジ「樽はてめェの後ろにあるだろ!? これが、ついでのタタキだ。ありがたく食え!」
ルフィ「うおぉ! こっちもうめェ!! 今日はゴチソウだな!」
サンジ「何よりの御馳走を一人で食っちまったヤツが何言ってやがる!!」
ナミ「ねぇサンジくん、デザートに…何て言ったっけ? フルーツの…」
サンジ「マチュドニアですね! あぁ…僕たちの心は通じ合っているようですマドモアゼル…(コトッ)」
ナミ「あら、用意が良いじゃない♪」
サンジ「他に、ご注文は」
ナミ「これで充分よ。ありがと」
サンジ「いえいえ、お安いご用です…じゃ、ちょっと失礼して…」
ナミ「…? 料理片手に、どこ行くの?」
サンジ「ご心配なさらず…僕の心の頂点には、ナミさん! あなたしか居ないのですから〜(ラヴ〜)」
ゾロ「…あれだろ?(まぐまぐ)ミス・ナントカ(まぐまぐ)」
ルフィ「あれ? 俺の肉は?」
ゾロ「…てめェは、いいかげん食い過ぎだ!」

●場所移動

サンジ「ミス・ウエンズデー。軽いお食事はいかがですか?」
ミス「まぁ、ありがとう…優しいのね」
Mr「…ちょっと待て、一人分しかないのか?」
サンジ「何か思い悩むことがあるのなら、相談に乗りますよミス・ウエンズデー…」
Mr「なにィ!? 無視だと!?」
ミス「いいえ…悩みなんて、そんな…このご恩は一生忘れませんわ」
サンジ「そんな…当然のことをしたまでです。この様な所ですが、ごゆっくりおくつろぎください…」
ミス「…(この男は使えるわMr・ナイン…)」
Mr「…複雑な心境なのだがミス・ウエンズデー…」

●そのころのウソップ

ウソップ「あぁ…これだけ大破した船を一日で治す狙撃手が、かつて居たか!?
挙げ句の舵取りだ!! メシも食わずに!!」
サンジ「メシなら、あるぜ」
ウソップ「サンジ!? …そのメシは、もしかして…」
サンジ「あぁ、ぞんぶんに食え!」
ウソップ「サンジ…おまえ…良いヤツだなぁ…!!(疲れのあまり感涙)」
サンジ「俺が乗ってる船の連中が腹空かしてるなんて我慢できねェってだけだ」
ウソップ「うぅ…こんなに美味ェメシ食ったのは…俺は初めてだ…!!」
サンジ「クソ美味ェだろ…って、何だか身に覚えのあるやりとりだな…?」
ウソップ「いや…(ガツガツ)俺は…知らねェぞ?(ガツガツ)」

こうして、一行は戻れぬ道を突き進む。
目指すは『ウイスキーピーク』!
来週はゾロが喜ぶ番か!?(笑)
そして来週もサンジは浮かれているのか!?
Mr・ナインはナミちゃんのオモチャとなるのか!?
頑張るウソップに休息はあるのか!?
ルフィの食欲は!?
とりあえず、待て! 次号!!!


週刊後日談跡地