-7月30日(Thu)- それにしても米利堅は雨が降らないのう。来てから二日目ぐらい の朝にちくと小雨のようなもんが降りよったけど、まともに雨が 降らない土地なのかいのう。近くに砂漠があると言うちょったけ ど、それが原因なんじゃろうか。ペリーが浦賀に来た時のような 異常気象じゃないといいけどのう。重さんがこっちにおったらき っと“なにか事がおこらねばよいが”と言いよるぜよ。米利堅に 日本の黒船がやってきて開国を迫ったら、おもしろき事かも知れ ん。米利堅でも開国じゃ攘夷じゃと争うて、わしのような政治に まったく関心を持たんやつが国をひっくり返すような事を言い、 日本相手に商売をするかもしれん。そうしたら我が海援隊も全面 協力せないかんのう。明日にでもこの事を隊員に話してみるか。 ・・・といつもの法螺話に花を咲かせている竜馬君。暑さのせい で思考がまた先の先へと進んでいってしまったのでしょうか。英 語の勉強をがんばってしないと、商売相手を見つけても長次郎さ んたちに頼りきりの交渉になってしまいますよ。それにグラバー さんにも笑われてしまいます。
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