-8月16日(Sun)-
今夜が今回の渡米最後の夜ぜよ。思いっきり酒を飲みたい気分が
するぜよ。じゃが、わしは明日の帰国の準備やその他色々とやら
ねばいかん事が沢山あるきに、そうもしてられんようじゃ。荷物
の整理をしていて、この中には服や日用品だけでなく数多くの思
い出がつまっちょると思うた。他の人から見ればただのスーツケ
ースにすぎないが、わしにとっては貴重なもんぜよ。明日はその
重たさを感じて空港へ向かおうと思うたぜよ。2日や3日ぐらいの
旅行じゃきっと、そうも思わんだろう。4週間という人生において
はほんの一瞬にすぎない時じゃが、その短い時が今流星のように
激しくきらめき、消えようとしている。わしがこっちに来てすぐ
見た流星と12日の夜に見た流星がそれを表しているぜよ。じゃが、
流星は消えてしまっても、その輝きは一生心の中で消えることも
なく光り続けている事じゃろう。明日、わしの心の夜空に新たな
星が誕生しようとしているぜよ。                            
・・・と長州人のような詩的表現で心の悲しみを表している竜馬
君。なかなかいい事を言うと思います。誰でも竜馬君のように心
に夜空を持っているのではないでしょうか。普段見上げている夜
空とは違い、人によって夜空の星の大きさ、明るさが違う事でし
ょう。しかしこの4週間を、共に過ごした人々達と同じ星を持てた
のではないでしょうか。                                    

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