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☆ひみつ戦隊メタモルX☆


 
☆とっても面白いんだから!

セガサターンで発売中のこの作品、実は名作なのです。ですが、一般ユーザーにはイマイチ認知度が低くてマイナーなまま他のゲームの影に埋もれてしまっています。まぁ、もともと一般ウケはしなさそうなのですが、いわゆるキャラゲーが好きな人なら絶対はなってしまうこと間違い有りません。やったことのない人で絵柄や世界観が少しでも「面白そうだな」と思った人は、即買いに走りましょう。といっても、地方ではあまり見かけないという話ですが・・・。東京ではあの「ガングリフォンU」(といってもこっちもマニアックですねぇ)よりも売れたというのに、セールスはとっても悲しい結果に終わっているんですね。ということは、この素晴らしきゲームをやったことのない人が、まだまだ大勢いるに違いない! というわけで、メタモルXはこんなに面白いということを紹介していきましょう!

☆ところで「フェイクラフト」って何者?

メタモルXの発売は「毎日コミュニケーションズ」という会社なのだが、実際制作しているのは違うメーカーです。知らない人も多いかと思いますが、最近のゲームでは発売元と開発元が違うということがあります・・・というか、そっちのケースの方が多いぐらいです。大手ゲ^ムメーカーではなおさらですね。中には「これをまさか外注して作ったなんて」と思うものも多々あります。興味ある人は色々調べてみると面白いですよ。メーカーもジャンルも違うソフトが実は同じスタッフが作ったのか、と驚くこともよくあると思います。バレバレなケースも多いですけどね、某エニックスとナムコのRPGとか、某ゴルフゲームと某3部作のシミュレーションRPGとか。でもロゴが出てくるゲームはわかりやすいですが、出てこないものは判別しにくいです。エンディングのスタッフの名前を見て判っちゃうケースもありますが、そんなとき自分が「マニア」なのかもしれない、とふと思ってしまいます。で、この「メタモルX」もフェイクラフトという会社が開発されています。この会社は以前メガCDの「シルキーリップ」で一世を風靡したスタッフの会社・・・と言えばわかってくれる人もいるかも知れませんね。他にも「MIKU」や「MARICA」などの名作AVGを手がけています。どれもこれも、目立ったところがなくてマイナーな存在なのですが、全ての作品から「フェイクラフト」らしさがにじみでているのです。それというのも、監督の遠藤正二朗氏の作家性にあるといえます。遠藤氏は僕の好きなゲームクリエイターの1人で、脚本も書かれています。女の子を書くのは苦手とどこかで言っていましたが、そんなことは全然ないと思います。遠藤氏の脚本は気持ちいい「お約束」を含め、一環して「萌えるシチュエーション」とでもいう展開が素晴らしいと思います。昔のアニメを見ているような「ワクワク感」があるのです。フェイクラフトとは、ゲームアーツやトレジャーなどの技術家とはまた違った、お話にこだわりをもった職人ソフトハウスなのです。僕はそういう小さくて目立たないけど、いい仕事をするメーカーが好きなんですよ。

☆MARICAのお話

フェイクラフトの前作は「MARICA」というアドベンチャーゲーム。「真実の世界」と銘打ち、ちょっと変わった感じのシナリオがいい味出してます。メタモルXとは全く異なったダーク系のお話で、何故か18歳以上推奨作品となっています(詳しくは遠藤氏のHPをご参照下さい)。このゲームの第1印象は「シルキーリップだ」につきるでしょう。街を歩くシステムといい、その歩き方といい、まさに往年の名作「シルキーリップ」のにおいがプンプンと感じられるのです。でも、いざゲームを進めてみると、リップとま全く違った魅力に溢れているのです。普通の生活を送っていた「まりか」がとある事件をきっかけに力に目覚めるという、よくあるストーリーで始まるのですが、作りがうまいせいか妙にのめり込んでしまえるのです。しかも、サターンのCD1枚によくぞこれだけという音声量! これだけしゃべるのならすぐ終わっちゃうのかな、といらない心配をしつつゲームを続けていくと、これが意外や長いんです。しかも、フルボイス。最近のADX(CRIが開発した高音質音声圧縮プログラム)でも、ここまでフルボイスのゲームは珍しいと思います。メタモルXはさらにすごいですよね。一体1枚のCDに何時間の音声が入るんでしょうか? とりあえず、流通量が少なくなかなか手に入らない「MARICA」ですが、機会があったらプレイして欲しいですね。「シルキーリップ」もいいのですが、今メガCDというのはちょっときついですね。もう1つ「メタルファイターMIKU」というアニメ原作のAVGもありましたね。こちらも、水準以上のキャラゲーになっているので、要チェックです! (個人的にキャラゲーとかギャルゲーという言い方はあまり好きではないんですが、わかりやすく言わせていただきます)

☆ひみつ戦隊メタモルXのここが好き!

メタモルXのどこが面白いのか、それはひみつです。なんたって、「ひみつ戦隊」なんだからひみつです。うそです。このゲーム、何にしろすごく丁寧に作ってあるなぁと感じますね。最近のゲームって何が急いで作って惜しいゲームが非常に増えていると思います。FFをもつ某大手ソフトハウスなんて、その典型だと思います。一見すると、ものすごい労力を賭けている(実際そうなんでしょうが)ように見えて、プレイしてみると逆にアラの方が目立ってしまい、やけに中途半端なゲームになっていて、印象が悪いといったものです。それに比べて、「ESP」関連のソフトハウスをはじめ、ちゃんと作ってあるゲームは見た目地味で話題性に欠けていても、買った人とってはものすごく好きな作品となる場合が多いです。サタマガの読者レースとかもとっても正直ですよね。こういうゲームがあるからこそ、雑誌の記事だけではわからないんですよね、ゲームって。でも、こういうゲームのよさは、人に伝えにくいですよね、残念ながら。メタモルXもきっとそういう運命のもとにたってしまった作品でしょう。現に売れてなくとも、買った人の満足度はすごく高いです。絵にしても、木下さんの明るく元気なキャラクターが表情豊かに泣いたり笑ったり、話にしても戦隊もののお約束を守りつつもツボをついているし、なんといっても全編ハイレゾ映像にフルボイスを惜しげなく使ったことに拍手したいです。「MARICA」と違ってマルチエンディングにした分、移動シーンを思い切って省いてしまったのは正解だと思います。1プレイ3時間で終わるので、お手軽に何度も遊べます。そして、話の流れを損なわない選択肢のタイムングは見事だし、こまめにセーブ出来るあたりもユーザーフレンドリーです。こうして見ると、ユーザーのストレスになることをうまく回避しているなぁと思いましたね。AVGは基本的に「面倒くさい」作業が多いのですが、メタモルXの場合それがないのです。過度の演出もないし、攻略本を見なくても全く問題ないゲームバランス(最近の恋愛シミュレーション的なものには通常プレイではわかりにくすぎるフラグを立てているゲームが多すぎると思います)もそれを手伝っています。おまけも充実していますしね。ちょっと残念なのは、エンディングがマルチのわりにちょっと寂しいかなぁ・・・と思いましたが、全体的に素晴らしいものに仕上がっています。

☆このキャラが好き!

先日、キャラデザの木下さんからメールを頂いたのですが、その中で「今回は元々の絵柄で気分もラクに描けました」とおっしゃっていました。そのせいかどうかわかりませんが、キャラクターの表情に無理がなく生き生きしていますよね。人に言わせると「ちょっとロリっぽいよね・・・」らしいですが、そんなことはどうでもいいです(笑)。いや、確かに顔の50%以上はつぶらな瞳ですよ。しかも、小学生ですよ。・・・それ以上言えば自爆しそうなのでこの辺でやめておこう。僕のお気に入りは「イエロー」と「パープル」ですね。イエローは、ぼーっとした普段と変身後おバニーさんのギャップが楽しいですね。しかも、こういうおどおどした女の子ってなんか好き。で、正反対なんですが「パープル」みたいな思っていることをずばずば言う女の子も好きなんですねぇ(←バカ)。だからといってはなんですが、この二人のボケとつっこみがたまらなくよかったりします。主人公の「レッド」は最近のお気に入り、大谷育江さんのラブリーな声がいい感じですよね。う〜ん、このゲームを楽しむ時は一時の恥を捨てて、思いっきり世界にはまりこんじゃいましょう。・・・ただし、程々にね☆ なんかこのゲームのこと書いていると、自分が壊れていくような気がしてきたなぁ。遠藤作品の魔力とでもいうのですか。機会があればプレイしてみて下さい。では、PS版のデラックス発売の時にまた書き込みますので、その時にまたヨロシク☆ もっと詳しく知りたい方はリンク先の「遠藤」にアクセスしてみて下さい。
 
☆ゲームの(ちょっとした)攻略だ!
 
といっても、そんなに難しくないんですけどねこのゲーム。特にキャラクター別に狙っていけば、ほぼ問題なくクリアできるハズです。このゲームのパラメーターは全てプラスに働くので、少々間違えたところでクリア不能といったシビアなことは全くありません。狙ったキャラクターと行動をともにして、それなりに会話を続けていけば自然にクリアできます。注意しなければならないのは、他のキャラクターもあげすぎてしまい気が付けば他のキャラクターの方が信頼度高いなんてことにならないようにすること。さらに、まんべんなくあげすぎて全員500以上の信頼度になってしまいグッドエンディングにならないことですね。パラメーターは全て固定値になっているのでしらみつぶしに調べるのも手なのですが、そんなことしなくても平気だと思います。基本的に「冷静」がオススメなような気がします(結構いい加減ですが、総じて「冷静」がわりかしいい感じかと)。実は一番難しいのが、「バッドエンド」ですね。これだけはなるべくまんべんなく色々なキャラクターと行動し、まんべんなく低めにパラメーターを上昇させましょう。戦闘もなるべくターン数を稼ぎ、パラメーターを上昇させないように「レッド」のみを使いまくりましょう。では、健闘を祈ります。最後に一つ注意を。このゲームの戦闘シーンで突然マルチプレイヤー画面に戻ってしまうバグが存在しています。再現性はそんなに高くありませんが、現在の情報によれば、「イエロー」を連続して使うと再現しやすいらしいです。なるべく「イエロー」を連続使用するのは避けた方が無難であると聞いています。ただし、「イエロー」以外でも再現したとの報告も受けているので、原因は不明です。こまめなセーブをしていれば、問題ないですね。ではでは。