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☆やるドラ シリーズ☆

☆やるドラ☆

 「みるドラマから、やるドラマへ」のキャッチコピーでおなじみのプレイステーション用アドベンチャーゲームのシリーズです。フルボイス、フルアニメで展開するこのシリーズの最大の特徴は、アドベンチャーゲームの最大の欠点、リピート性の低さを解消した点にあるでしょう。ただのマリチシナリオでない、リピートすることにより新しい要素が増えていくので何回も楽しめます。しかも、1プレイがそんなに長くないし、1度見たシーンはスキップ出来る仕様なので、長時間プレイが苦にならないのです。プロデュースは最近SCEIから独立した「Sugger&Rockets」です(森川くんなどでおなじみですね☆)。元々SCEIはプロデュースチームによって構成されているので、その1チームが独立したというわけです。その第1弾が、このやるドラシリーズなのです。アニメ製作は、高い技術力といち早くアニメ製作へのコンピュータ導入を進めていた、デジタルアニメの雄「プロダクションI.G」です。
 

☆ダブルキャスト☆

 ナデシコのキャラデザでおなじみの後藤圭二さん初のオリジナルキャラが拝めるのがこの作品。作画も、ナデシコでタッグをくんでいた山岡信一さんや、ブルーシードのキャラデザ等でおなじみの実力派黄瀬和哉さんなどを起用しています。ヒロインの声優には、存在感のあるキャラクターを演じきれる実力派ピラこと平松晶子さんをはじめ、ベテランの水谷優子、置鮎龍太郎、白鳥由里、立木文彦、松本保典、折笠愛、そしてレッツ&ゴーの実況で新人とは思えない実力を見せた森久保祥太郎など、ほとんど役に対して外れはありません。特にヒロインに平松さんを当ててきたのをみる限り、見る目があるなと思います。僕としても、このヒロイン美月役には平松晶子以外に考えられませんからね。ここで、はやりのアイドル声優だからといって最近の売れっ子を当てて来たら幻滅でしたから(最近はこのケースが多いです。役をこなし切れていないというか・・・)。とにかく、4800円でここまで遊べれば何も文句はありません。このタイプのアドベンチャー好きなら是非プレイしてみましょう。簡単に終わるけど、全てのフラグを調べ上げるには、かなりの根気が必要です。攻略しがいのあるアドベンチャーゲームですね。
 

☆エンディングを全て迎えるために☆

当初は「好感度」が設定されているかと思われていたけど、実際は全てフラグで管理されているようです。ただ、普通と異なるのはフラグを一度有効にしても、その後の行動いかんによっては無効になってしまうことがあるのです。ただし、フラグはオンかオフかしかないことも付け加えておきます。つまり、意地悪していても挽回は十分可能だし、その逆もあるきです。目指すエンディングによっては、絶対に選ばなければならない選択肢もありますが、以外と自由度の高い作りになっています。よって、キーポイントとなる選択肢しにさえ気をつければ攻略は簡単だと思います。ここでは、フローチャートではなく、ここを気をつければOK! というポイントを紹介します。

【ハッピーエンド】 合計4つありますが、ラストの選択肢から先が分岐するだけで基本は同じです。では、どこで分岐するのかというとラストまでに立てたフラグの数で結末が決まってきます。また、フラグが少なすぎるとすぐにバッドエンドになってしまいますから気をつけましょう。絶対に必要な条件は、部長の信頼を得ることです。そして、病院で写真を手に入れて部長に話していることが必須条件です。そのためには、決して危険から逃げるような選択はしないことです。また、撮影旅行に出掛けた際にバッドコースに進まないことももちろんですね。回避方法は、とにかく美月をちゃんと構ってあげることが大切ですよ。当たり前のように美月を想いながら進めば、ハッピーエンドはぐっと近くなります。後、夜眠れないときにはちょっと外を出歩きましょう。ラスト前では映画を編集しながら推理するシーンがありますが、無理して植木鉢の推理をする必要は全くありません。素直に写真を手に考えてみましょう。最後に試写会がありますが、「僕も行きます」を選択しないと否応なしにバッドエンドです。これでハッピーエンドにはいけると思いますが、どう4つに分岐するのでしょうか。それは、ちょっとした行動で決まります。一つ目は館で夜外に出たときに顔は見たのと美月に訪ねてから・・・ここでキスできる選択肢がありますね、これですこれ。もう一つは撮影旅行に着いたとき二村と会話がありますが、ここで話題を変えることが意外と重要だったりします。最後に久しぶりに会ったときにお風呂を沸かそうかと美月が言いますが、このときにちょっと大げさに驚いてみるのがいいかと。これらの組み合わせで結果的に4つに分岐しますが、この3つの条件を通らずにたどり着いたハッピーエンドってすごくバッドエンドな感じがするのですが・・・。気のせいでしょうか。もちろん条件の数が多ければ多いほどハッピーなエンディングですよ☆

【ノーマルエンド】 6つありますが、これは実に簡単です。美月の本当の人格が表れるバッドエンドを2回以上見ると「番外編」が遊べるようになります。ここからゲームを始めるといつものスタート地点よりも前にちょっとしたストーリーが追加されますが、この部分だけに6つのエンディングが潜んでいます。はっきりいって、条件もなにも色々な選択をしてみましょう。ノーマルとは名ばかりの番外編エンディングです。ちなみに、第2弾以降の予告のようなものもありますし、本編で全く活躍しない翔子ちゃんが登場したりしてちょっとした息抜きが楽しめます☆ ただし、館で2回以上お風呂を浴びていないとやるドラシリーズのエンディングは見られませんから注意して下さい。

【バッドエンド】 このゲームにおける最大の難敵がこの大量にあるバッドエンド。「さて次はどうやって殺されようかな」なんて言うプレイになってしまいますが、それはそれで楽しいかもしれません。あまりに数が多いので、ここではバッドエンドをいくつかのグループに分けて解説しましょう。

@出会ってさよなら・・・これは簡単なのでさっと正答を。選択肢で「病院」を選んだ後「警察」をすすめるとまず1つ。「スリーサイズ」を選んだ後、「病院」「警察」を順に選んでいくともう1つ。というわけで、みもふたもないエンディングです。こんなものはさっさとクリアしちゃいましょ−。

A館が火事でさよなら・・・撮影旅行の宿泊先で起きる殺人エンディングです。結構コワイのが多くていやーな感じですが。ここでは7つのバッドエンドがありますが、意外と簡単です。が、簡単すぎて一体どのバッドエンドを見ていないのか判らなくなる可能性があります。ここへ分岐するには、美月につらくあたっていけばほぼ確実に行けます。もし美月に優しくしていても、夜に素直に寝てしまえばそれだけでOK。ただしその時、美月の暴走事件で「部長」を選んでいるとちょっと違うコースに行ってしまいます。ただ、このコースの先で「シナリオのウワサ」「ウソだ!」「さらに目が覚めた」と選択していくと、二村エンディングです(もちろんバッド)。さて、こうして進めると女性の悲鳴が聞こえてきます。聞こえないフリをしたり、これは寝言だと言い張るとどちらもバッドです。で、ここで2つゲットですね。さらにドアノブが照れちゃってるなんてギャグっぽい所でもう1つ。その先、誰がナイフをという選択肢の3つはそれぞれ別のバッドエンドに繋がっています。

Bあと一歩でさよなら・・・病院に呼び出されて殺されるパターンですが、ちょっと伏線があります。それは、夜道を美月と帰るときに後ろにいる美月を決して振り返ってはいけない、ということです。そうした上で、逃げましょう。もう1つは実に簡単。ぼろぼろになった美月の看病をかってでましょう。これだけです。

C事件は未解決でさよなら・・・はっきりいって全てのエンディングを埋める上でいちばんうざったいのがこの部分です。全部で6つ用意されています。ラスト前で植木鉢の推理を失敗したり、協力者をけちったり、美月に電話したり、とにかくハッピーエンドルート以外を選択すると、バッドエンドに自動で進みます。ただし、ここには旅行の時にキスしたかしないかで2つのバッドエンドが用意されています。そして、試写室で素直に美月と一緒にいることを選択するパターンと夜道で振り向かなかったパターンで2つのバッドエンドです。最後に、部長の信頼を得ていない状態でかつ旅行先でキスをして、さらに自分の部屋で「ええ、風呂」を選択していたパターンと、そのどちらもしていないパターン2つ用意されています。ゲームが進んでも「撮影旅行」から始めることになるので、ここのパターンを全部埋めるのは面倒ですよね、やっぱり。ハッピーエンドもあるし。
 

☆100%クリアを目指すために☆

100%クリアは全エンディングを迎えても、まだ難しいです。要領よくプレイしていかなければ、どこを通ってないかがわからなくなります。そこで、陥りやすいポイントをここで紹介していきましょう! 問題はフラグですが、これがオンの場合とオフの場合とでシーンが同じに見えても違うと判定されることです。見たことあるシーンをスキップボタンを押しているのに何故かスキップ出来ないときは、ほとんどがこのパターンです。例をあげると、出会い編で「病院」を選択後「警察」「そうしたほうがいい」と進んだ場合と、「ダマそうと」を選択後「警察」「そうしたほうがいい」と進んだ場合では「そうしたほうがいい」選択後の会話が変わってきます。これは、「病院」を選択した時点でフラグがオンになっているためです。これらは慎重につぶしていきましょう。

@美月との出会い編・・・特に問題はないと思いますが、番外編で意外と見落としやすいのが、本編ルートへ戻る選択肢です。それぞれカウントされているので、かなりの回数をこなさなければなりません。バーガーショップのバッドエンドを利用しつつ全てのパターンを消化しておきましょう
A美月と共同生活編・・・ここは簡単でしょう。素直に選択していきましょう。ただし、夜道の選択では美月を心配して振り向くパターンと振り向かないパターンで撮影旅行編が分岐してしまいますので、注意!

B撮影旅行編・・・ここはやっかいです。まず、二村との会話で話題を変えたときにとにエンディングに関する重要なフラグがオンになります。夜道で振り向いていない時は途中で二村の会談話が聞けるルートに分岐できますので、ここもしらみつぶしにやりましょう。ただし、この分岐は1度目のプレイと2度目以降のプレイで分岐方法が変わります。2度目以降は「部長と一緒」「寝よう」を選択すれば分岐します。2度目以降の振り向かなかったルートは火事ルートへ進みます。火事ルートには他に「部長と一緒」以外「寝よう」で進めます。このあたりはひたすら全ての選択肢をうめることのみです。回数勝負ですね。この館で最も見落としやすいのがお風呂コースです。これは、「お風呂を浴びる」を3回以上選択していなければ進めないコースです。本編とは特に関係ないのですが、意外と分岐が多くて大変です。でも、ちょっと面白いですよね。

C撮影終了後・・・様々なフラグが絡み合っているのがこのラスト前です。エンディング解説で書いたように「キス」をしているかどうかで美月が戻ってきたときの分岐が変わったりもするようなので、何度かフラグを変えて通っていった方がいいと思います。病院では上記の振り向いたかどうかで写真が手にはいるか入らないかも変化します。そしてやっかいなのが、植木鉢の推理と協力電話です。植木鉢は植木鉢事件で「それ以外のところ」を選択した場合としない場合でも分岐しているし、全てのパターンも通らないといけません。電話の方も2度同じ人にかけるパターンと1人でやめるパターンなど、かなり根気がいります。屋上に上がってからも「キス」をしているパターンと館で夜美月と一緒にいながら「キス」をしなかった、または自分の部屋で「ええー風呂」を選択したパターンの組み合わせも必要なので、微妙な違いを細かくチェックしなければなりません。
 

☆重要と思われるフラグ☆

ゲーム中にはフラグが数多くありますが、その中でも重要なものをまとめてみました。特に@Aのフラグはあちこちでオンになったりオフになったりするので注意が必要です。もちろんこの他にもいくつか小さなフラグがありますが、それは上記した解説の中である程度触れている(ハズ)なので参照して下さい。基本的に下記のフラグに注意しておけば、他のフラグはそれほど注意していなくても平気だと思います。

@部長の信頼フラグ・・・部長の言うことをしっかり受け入れていれば基本的にオンに、はっきりしない態度をとればオフになります。
A美月の信頼フラグ・・・これは美月のことをほったらかしにするとオンになります。部長の時と逆にオンになっているとバッドです。つまり、「志穂」でなく「美月」のフラグがオンになると考えればわかりやすいです。
B夜道で振り返るフラグ・・・夜道で美月の悲鳴で振り返ったかどうかのフラグです。ハッピーにいくには「振り向く」ですね。
C森崎先生のフラグ・・・TVをみて森崎先生を見ているかどうかです。TVを見られる場所は2カ所ですよね。
D二村の信頼フラグ・・・館で「話題を変え」ることでオンになります。結構重要。
Eキスしたフラグ・・・撮影旅行中にキスをしたかしないかの最重要フラグ。
Fキスしようとしたフラグ・・・キスをするシチュエーションにありながら失敗した時のフラグ。これも重要で詳しくは上記に書いてあります。
G写真を取ったフラグ・・・病院で美月と志穂の写真を拾ったかどうかで、これがないと屋上まで進めません。
 

☆季節を抱きしめて☆

やるドラ第1期シリーズ中、最も難易度が高く、最もクリアが難しいのがこの「季節を抱きしめて」です。前作のダブルキャストは自力で完全クリアをすることは、意外と根気よくやれば出来ていたのですが、「季節」はひとすじなわじゃいきません。劇的な展開もなく、登場人物も少なく、シナリオ的にはこじんまりとした印象を受けます。その分、分岐の仕方が凝りまくっていてアドベンチャーゲームとして見ると、手の込んだ作りになっています。季節的に「春」ということで、ダブルキャストの前に位置していますね。本来はこの作品が先に出ているはずだったようですね。