『僕の生きた証』

 

 

あの時から・・・・・・・

 

 

再び再会した日から・・・・・・

 

 

 

マナと再び・・・・・・

 

 

 

 

EVAを降りた日から・・・・・

 

 

マナに再び会って僕は変わった。

 

 

前向きに生きることを・・・・・

 

 

人に優しくすることを・・・・・・・・

 

 

人を好きになることを・・・・・・・・

 

 

 

EVAを降りる前の僕は

 

自分に対して呪いを掛けていたのかもしれない。

 

逃げちゃだめだ・・・・・・・・と・・・・・

 

生きていくことで逃げることもその手段だと判った・・・・・

 

問題はその後だと思う・・・・・・・・・

 

その後、楽しくするかつまらなくすかは自分次第だと思う。

 

そのために必要なのは優しさだと思う。

 

どれだけの人に優しくされたか・・・・・・・・

 

どれだけ人に優しくしたか・・・・・・

 

マナに優しくされ・・・・・

 

優しくすることが判った・・・・・・

 

 

前の僕は深く考えすぎていたのかもしれない・・・・・・・・

 

 

優しさとは何かとは・・・・・・・・

 

 

 

あれからもう6年も経っていた・・・・・・・・

 

 

 

マナと再び出逢ってから・・・・・・・・

 

 

マナのいる生活を始めてから・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

NERVから抹消された僕にはもう関係ないことだったけど、あの後のことは今でも覚えている。

ま、関係なかったとは言えないけど・・・・・

あの後僕はずっと監視されてたらしいが、僕は気がつかなかった。

僕は一切第3新東京市でのことを誰にも話さなかったからであった。

もちろんマナにも・・・・・

そのためNERVの諜報部が姿を見せなかった。

 

僕が第3新東京市を去った後・・・・・

アスカと綾波によって使徒は全部倒された。

その戦闘によって第3新東京市は壊滅、今は廃墟となっている。

その後父さんとゼーレという組織が何かたくらんでいたらしいが、双方とも共倒れした。

ネルフは解体され、みんな散り散りとなってしまっい、今では新たな生活をしている。

ゼーレという組織も消滅した。

父さんは行方不明らしい。

あんな父親だったけど、今思えばそんなに嫌いではない。

EVAやEVAに関連していた物はすべて国連軍によって爆破処理された。

破壊されなかった物も日本海溝の底深く沈められた。

 

 

NERVのメンバーはというと

 

冬月さんは国連軍に新しく新設された部署の議長となった。

彼の能力が買われたらしい。

今は世界の復興のためにがんばっている。

 

リツコさんは国連軍のどこかの研究所に入ったらしい。

自分の罪を償うためにも。

 

そして驚いたのがミサトさんと日向さん結婚したことだった。

結婚式は教会で密やかに行われたらしい。

僕は結婚式には行けなかったけども。

 

青葉さんとマヤさんは結婚して喫茶店を開いている。

前、見に行ったけど結局中には入れなかった。

 

今言った人達はあの時から僕は会っていない。

 

加持さん・・・・・

加持さんには感謝いても感謝しきれないほどだ。

マナの新しい生活を用意してくれたし。

そのマナのいるところに僕の居場所を作ってくれた。

NERVがその後どうなったかも教えてくれた。

けれども僕と会った次の日、加持さんは交通事故で亡くなってしまった。

 

 

そして僕と仲良かった人達

 

ケンスケはジャーナリストになって世界中を駆け回っている。

今の世界の現状を知ってもらうため。

貧困と闘い続けている人達を知ってもらうために。

 

トウジは洞木さんと結婚した。

洞木さんの長年の恋が実って。

トウジにはあの後謝りに行った。

足の事、妹さんのことを・・・・・

けどトウジに怒られた。

「ワイの足も、妹もシンジのせいじゃない」って・・・・・

妹さんはあの怪我が悪化して亡くなってしまった。

トウジはああ言ったが僕の中の罪は消えていない。

トウジは足の事をこんな風に言っていた。

「この足は妹に対しての償いだ」って

2人は今長野県の野辺山で牧場をやっている。

とても幸せそうに。

 

綾波は・・・・・・・・

彼女は最後の戦闘の時に亡くなった。

彼女はかわいそうだったと思う。

EVAでしかみんなとの絆がなかったから・・・・・

彼女は今思えば僕にとってどんな存在だったか判らない。

けれども・・・・・・・・

けれども僕にはかけがいのない存在だったと思う。

いなくなってしまった今では判らないけど・・・・・・

 

そして・・・・・・・

アスカは・・・・・・

彼女にはNERVが解体された後に会った。

正確には彼女の方が僕に会いに来た。

僕は驚いた。

うつろな目と痩せこけた体、いつも元気だった彼女が今は小さく見えたから。

そして彼女は僕に抱きつき泣き始めた。

僕はその肩をそっと抱いてやった。

アスカを落ち着かせ僕たち2人はある公園に来た。

「ねえシンジ。」

「なに?」

「シンジ変わったわね。」

「そうかな?」

「かっこよくなった。」

「え?」

「なんて言うか、自分に自信を持っているみたい。」

「それは・・・・・マナのおかげかな。」

「え?」

「ほら、中学の時、転校してきた。」

「霧島マナ・・・・・・」

「そう、今、マナと一緒に生活してるんだ。」

「え?」

「僕が立ち直れたのも彼女のおかげかな。」

「・・・・・・・」

「マナに教えてもらったんだ、優しさを、人に優しくすることを。」

「・・・・・・・・・」

「今の僕があるのはマナのおかげだと思う。」

「そう・・・・・・」

「どうしたの?アスカ?」

「なんでもない。」

アスカはそう言って立ち上がった。

「ごめんね、抱きついたりして。」

「そんな事ないよ、久しぶりにアスカにあってうれしかったから。」

「・・・・・・・・」

「どうしたの?何か変だよ。」

「なんでもない。」

アスカは僕が今まで見たこともない笑顔をして言った。

「じゃね、シンジ。」

「あ、ちょっと。」

アスカはシンジの言葉を聞かずに走って行ってしまった。

 

 

あの時僕はまだその笑顔を理解できるほど大人ではなかった。

今思えばアスカは僕のことが好きだったと思う。

EVAしか価値を見出せなかった彼女はNERVが解体されたため何処にも行くとこがなくなった。

そして僕を頼ってきたが・・・・・

 

あの日を最後に僕はアスカとはあっていない。

 

 

 

 

さて、こんな所かな?

 

 

 

え?僕?

 

 

 

 

僕はね・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはとある街の

 

 

 

 

とある場所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パタン

本を閉じる音がした。

 

 

背伸びをして窓の方を見た。

 

 

太陽の優しい光が射し込んでいる。

 

 

立ち上がり、ベランダへとでた。

 

 

心地よい風が吹き込んでくる。

 

 

「シンジーーーご飯だよーーーー」

1階から元気な声が聞こえた。

「今行くよーーーマナ。」

 

階段を下り、リビングへと出た。

 

しかしそこには彼女の姿はない。

 

 

 

「こっちよ、シンジ。」

 

庭の方から聞こえてきた。

 

 

お腹の大きな彼女が料理を運んでいる。

 

「ああ、いいって、僕がやるよ。」

「いいのよ、お医者様には適度な運動をした方がいいって言われてるんだから。」

「それでも。」

「それじゃ、食事にしましょ。」

「ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

シンジは庭にある木にもたれかかっていた。

マナはそのシンジにもたれかかって目を閉じていた。

「しあわせ。」

「僕もだよ。」

「シンジに会えてよかった。」

「僕もだよ、マナ。」

「ねえ、名前決めてくれた?」

「うーーーん、考えているんだけどなかなかいい名前が浮かばなくて。」

「早くしてよね、もう7ヶ月なんだから。」

「ああ、わかってるよ。」

シンジはそう言うとマナの肩を抱き・・・・・・・・キスをした・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この幸せの時はいつまで続くのだろう・・・・

 

 

 

僕はいつまでも続いて欲しいと願っている・・・・・・

 

 

 

何十年も・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に柔らかな風が流れ込んでいる

 

 

 

 

その風が本を読むようにゆっくりとページをめくっている

 

 

 

 

風はあるページでめくるのを止めた・・・・・

 

 

 

そこには1枚の写真と・・・・・・・

 

 

 

『僕の生きた証』

 

 

と書かれていた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あとがき

どうもーーーー作者のこーすけですぅ。どうでしたか?「僕の生きた証」

俺が書くのはだいたい学園EVAだから今度の作品はちょっと珍しいかな?

この話はマナちゃんに幸せになってもらいたく書き上げた作品です。

でもこの「僕の生きた証」は俺が書いている「再会の時」とは何ら関係ありませんのでそこんとこよろしく!!

もしよかったら俺のページも覗きに来て下さい。場所はこちらです。もしよかったらメールも下さい。

 

ではでは!!!!


Sreinのコメント

・・・(感動)

 

・・・あ、どうも、Sreinです。

初の投稿作品は「EDGE ON EVA」のこーすけさん(ライカさん)です!

正統派のEVAのアフターストーリーですね!!

さあ!こーすけさんに感想のメールを送りましょう!!

 

ではまた。


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