「華」


時計を気にしながら待つ。
でも待ち合わせ時間よりまだ大分早い。
ぽかぽか陽気でだんだん眠くなって来る。
春の陽射しはとても暖かい。
まるで君に抱きしめてもらっているみたいだ。
声が聞こえたような気がして周りを見渡す。
其処には一輪の花が咲いていた。
可愛い、健気に、風をいっぱい浴びながら。
其の後ろに立っていた。
いつの間にか、待ち合わせ時間に為っていた事を君は教えてくれた。
眠りの中から、時間の迷宮から、連れ出してくれるんだ。
どんな花も勝てない君の笑顔が・・・。


書いたのは春なんです。
とても時季はずれにみえてしまいますが、
目をつぶってやってください。
上げた時期が悪いだけなんです。
ちなみに書いたのはネオロマ時に友人との待ち合わせ時でした。
霧龍


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