授業も終わり放課後になると細小路が俺を起こしてから部活に向かった。俺は保健室に足を運んだ。
保健室には直江先生が帰り支度をしていた。
「先生、ちょっといいかなぁ・・・。」
「おや、蘇芳君。どうしたんですか?」
「うん、ちょっとね。」
俺は後ろ手でドアを閉めた。
「・・・しょうが無いですね・・・じゃぁ、こちらにどうぞ。」
直江先生は鍵を閉めた俺を見て溜め息をついてから椅子に座るように薦めた。俺は歩いて行き椅子に座った。直江先生の顔から晴美さんへと変わっていた。
「電話で連絡かと思っていたけれど・・・。仕方ないな。」
「早めに決めとこうと思って。それでどうします?先生の・・・いや、晴美さんの家に行きます?」
「どうしようかなぁ・・・。ゆっくり出来るのは私の家なんだけど・・・。ゆっくりのほうがツルギはいいかな?」
「えぇ。そうですね。じゃぁ、夜に晴美さんの家に行けばいいですか?」
「いや。夕飯を一緒に食べよう。そうだなぁ・・・昼間に私の家においで。」
「昼間ですか?判りました。じゃぁ、昼間に晴美さんの家に行けばいいんですね。」
「そういうこと。じゃぁ、土曜日、楽しみにしてるよ。」
晴美さんは俺のおでこに領収書代わりだとキスをした。俺はにこりと微笑んでじゃぁと、言って立ち上がった。頬にキスをしてから保健室のドアの鍵を開けそのまま保健室を後にした。
俺はそのまま家に帰りカレンダーに時間と場所を書きこんで風呂に入って寝室に入った。明日も学校があるし、疲れていてはまた細小路に心配されるだけだったから、早めに寝ることにした。
それから数日が立って約束の土曜日になると俺は服を着替えて晴美さんの家へと向かった。晴美さんは俺がつくと中に入るように言った。俺はエレベーターに乗って晴美さんの部屋に向かった。晴美さんの部屋は相変わらず広くて綺麗だった。俺は中にいれてもらうとソファーにかけるように言われて座った。ちょこんと座ってる俺の姿を晴美さんは見て微笑んでいた。目の前にミネラルウォーターを置かれ一口飲んだ。
「ちょっと早かったですか?」
「いや、気にしなくていいよ。それよりこんなに早く来るなんて期待していいのかな?」
「さぁ・・・どうなんでしょう。」
俺は微笑んだ。何を期待してなのか判っていたけれど。昼間からヤって夜食べに行ってまたきっと部屋に戻ってきてヤルんだとは判ってる。そういうヒトが前にいたこともあったから。別に気持ちいいことはいつヤってもいいし。それが朝だろうが昼間だろうが関係ないことも判ってる。晴美さんは俺を寝室に誘った。俺はその誘いに乗って寝室に向かった。ベッドに俺が座ると晴美さんは俺の横に座った。晴美さんは俺のほうを向き俺は晴美さんのほうを見た。晴美さんの顔が近付いてきて俺は目を閉じた。晴美さんの唇が俺の顔に口づけていく。最後に唇で止まって永くて深いキスをすると同時に俺の服を脱がせ始めた。俺も手を伸ばし晴美さんの服に手を掛けて脱がし始めた。
そのまま俺たちはベッドに倒れ込み晴美さんの手が俺の身体を這いずり始めた。俺の感じるところを愛撫し始め俺は声を殺さないであげていた。リップサービスに近いそれは晴美さんの耳にも届いているのだろうか。手だけでなく晴美さんの唇が俺の身体に移り愛撫を二ヶ所同時に始める。俺の身体はびくびくと震え始めた。気持ちよくてイキそうになるのを堪えながら晴美さんの愛撫を受けていた。
「・・・あっ・・・んっ・・・。」
俺が声をあげているのがいいのか、晴美さんの顔は微笑んでいるようだった。俺は晴美さんがくれる快感に身を任せた。

結局抜かずの2回、ヤって俺たちは風呂に入って身体を綺麗にしながらも風呂でして、夕食を摂りに外に出た。俺は怠くて仕方なかったが、晴美さんの腕にくっついていた。きっと周りから見たら変な感じがするかもしれないけれど、動きにくいのだからしょうが無い。これは晴美さんのせいなんだから、変に見られても気にしない。俺のせいじゃない。
いかにも高級そうなところで夕飯を食べたが、あまり味のほうは判らなかった。身体が怠かったのもあるし、性欲が満たされてるせいなのかもしれない。晴美さんは俺の食べてる姿を見ながら安堵はしていたようだった。きっと身体を大事にしてない俺を食べていないと思ってるからだろう。まぁ、実際あまり食べてないけど。
夕食を摂ってから部屋に戻ると晴美さんはまた俺を寝室へと誘った。俺は抵抗もせずについて行ってまた始めた。一日にこれだけするのは久しぶりだったけど、疲れるけれど気持ちもいいし・・・ただ明日、明後日に響くぐらいかな・・・。
どうせ明日は学校も休み。晴美さんの部屋で泊まっても何の支障もないし。俺たちはお互いを貪りあった。
どうやら俺は気を失ったらしい。らしいとは、いつの間に終わったかも俺の身体が綺麗になってることも判らなかったからだ。きっと晴美さんが気を失った俺の身体を拭いてくれたに違いない。横を向くと晴美さんが気持ち良さそうに寝ていた。本当にどのくらいやったんだろう。気を失うなんていつぶりだろう。初めてのころは良く気を失っていたきがする。気持ち悪くて痛くて・・・。そんなことを繰り返してるから身体もぼろぼろになってるのかもしれない。俺は晴美さんを起こさないようにベッドから出て近くに堕ちてた自分の服を掴んで着ると窓に近付いた。窓から覗くのは星空だった。
「・・・星月夜か・・・。」
目を凝らしてベッドの横で光っている時計を見た。デジタル時計は4:00と表示していた。俺は拭いてあった身体でも気持ち悪いと思い寝室を出た。
住人には断ってないがバスルームに入り軽く汗を流した。すると後ろで気配を感じた。俺は後ろを振り返った。そこには少し眠たそうな顔をした晴美さんが立っていた。
「音で起こしちゃいましたか?」
「いや・・・寒さで気がついた。」
「シャワー借りてますって・・・遅いですね。それで、どうしたんですか?」
「起きたら居なかったから、帰ったのかと思ったらシャワーの音がしたから様子を見にきただけだ。大丈夫か?一応は身体は拭いたんだけど・・・気持ち悪かったか?」
「えっと・・・汗かいてたみたいで・・・。それで借りただけです。いま、戻りますよ。」
「俺も一緒に浴びよう。それから・・・。」
晴美さんは俺に近寄ってきてもう一回と耳元で囁いた。俺は首を縦に振った。シャワーの下で俺たちは抱き合った。これで本当に何度目なのか判らないぐらい俺たちは抱き合った。
俺はぐったりとしていた。晴美さんが無理をさせて悪かったといいながら、俺をベッドに運んだ。俺は晴美さんに抱きついたままベッドに横になった。晴美さんも一緒にベッドに入るともう一度、寝息を立てて眠り始めた。俺は疲れた身体を少しでも休ませようと目を閉じた。目の前に浮かぶのは満天の星空。宝石箱をひっくり返したような地上の光と一緒に光る天上の光が浮かんだ。俺はそんな中で寝てる気分になった。
もう一度目を覚ますと今度は晴美さんのほうが早く起きたのか横には居なかった。俺は疲れて怠い身体に鞭打って投げてあった服を着て寝室を出た。キッチンでは晴美さんが食事を作っていた。俺はリビングのソファーのほうまで歩いてきた。
「ツルギ、もう少し寝てていいよ。まだ出来ないからね。」
「大丈夫です。ここで見ててもいいですか?」
「いいけど・・・寝てたほうがいいんじゃないかな?昨日は本当に何度もヤってしまって・・・身体のほう、つらくないかい?ベッドで横になってたほうがいい。食事もベッドまで運ぶから。」
「大丈夫ですって、本当に。だからここにいさせて下さい。」
「今日は家まで送らせてもらうよ。きっと歩くのもやっとだろうしね。」
「有り難うございます。コトバに甘えさせてもらいます。」
俺は料理をしている姿を見ながら、昨日のことを思い出していた。何度も何度もヤられて身体が悲鳴をあげてないわけじゃない。今でも本当は寝ていたい。でもだからこそ今日は家に帰ってゆっくりと寝て明日に備えないと。また学校に行くことも出来ない。
晴美さんは簡単な手料理だと言って目の前に出してくれた。俺はいつものように合掌をして朝食を食べると晴美さんは俺を見ていた。
「晴美さんは食べないんですか?」
「食べるよ。君を・・・なんて、言ったら怒るかな?」
「えっ・・・俺ですか?」
「嘘だよ。昨日あんなにヤったのにって顔してるよ。今日はもう勘弁してあげるよ。またね、食べるから、その時はよろしくね。私は君が起きてくる前に食べたんだ。だから君が食べ終わるのを待ってるわけ。それで、君を送ると。」
「なるほど。」
俺はそそくさと食事をすませ合掌をしてご馳走様をすると満足そうに晴美さんは皿を流しに置きに行った。
「そういえば、聞きたかったんだけど。どうしてツルギは食べる前と食べた後に合掌するの?」
「癖ですね、幼い頃の。」
「へぇ・・・そうなんだ。躾がすごいのかな?」
「さぁ・・・どうなんでしょうね。」
俺は他の家がどう躾てるのか知らない。これはシスターが俺たちに教えたことだ。本当は食べる前にお祈りなんてモノもしなきゃいけないんだけど・・・。最近は面倒でしてないし・・・。永いからなぁ、あれ・・・。
俺はソファーを使って立ち上がった。晴美さんは俺に手を出して俺の身体を支えて部屋を出た。エレベーターを使ってB1まで降りて晴美さんの車に乗って俺の使っているアパートの前まで送ってもらった。晴美さんは別れ際、いつもの倍以上の枚数が入った封筒を渡してくれた。半日とやり過ぎの意味を含めてるんだろうか。俺は晴美さんと別れてゆっくりと自分の部屋まで向かった。
俺は部屋に戻るとそのまま寝室に向かった。一秒でも早く疲れた身体を休ませたかった。ベッドに入ると服を着替えないまま爆睡し始めた。

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