霧龍 要瑪
加瀬との友情に終止符を打った日、ケンはアヤに近くのホテルに呼び出されていた。ケンはアヤの無表情に迫力がいつもより、増している気がしていた。でも、いつものように椅子に座り、本を読んでいたアヤにケンは勇気を振り絞って声をかけた。 「今回のミッション、お前の言っていたのが正しかった。反省してる。ゴメン、アヤ。」 アヤはドア付近に立っていたケンを無言でベッドに押し倒した。あまりのことでケンは頭の中が真っ白になり声すら出なかった。アヤはケンの服を引き裂いた。裂いた服でケンの腕を縛りつけた。 少ししてからやっと正気を取り戻したケンは今の状態から抜け出そうと抵抗した。アヤは手をあげた。無抵抗のケンはその反動で枕に顔を埋める。ケンは必死になって、動かせない両腕の代わりに身体を動かして抵抗した。その度にアヤの強烈な平手を暗いベッドに倒れ込む。 ケンは口の中を切り、口の端から血が流れて行く。アヤはケンの肩に手を置き、唇にキスをしようと顔を近付ける。ケンは顔を背ける。アヤは気にかけず首筋を伝って鎖骨、胸へと動かす。肩に置いた手も徐々に胸の突起へと降りて行く。ケンはひたすら声をあげないようにと唇を噛み締める。口の中に血の味が拡がってもなお噛み締め続けた。 アヤは舌と指でケンの胸の突起を攻める。抱かれる快楽を知ってる身体はケンの意思を関係なく感じ続ける。強請るように身体が動く。アヤは片手をケンの蕾に伸ばした。ビクッとケンの身体が強ばった。前触もなしにアヤは強引にケンの中に指を突っ込んだ。 「いっ・・・やぁ!アやっ!!」 ケンの顔が苦痛で歪み、自由の両足をバタバタさせて、怒鳴りつけた。その抵抗はアヤを焚き付けた。アヤはケンの中に無理矢理押し込んだ。 「あぁ?!!」 ケンの悲鳴が部屋の全体に響いた。 「やめて・・・くれ・・・アヤっ・・・」 ケンの瞳からは痛さから来る涙が後から後から流れてくる。アヤはケンの身体を持ち上げ、奥へと入れて行く。ケンの顔は苦痛で歪んでいた。 だんだんアヤの動きにケンも慣れいつしか腰を振ってアヤを感じていた。 「あっ・・もう・・・やぁ・・・」 ケン自身何が嫌なのか判らないぐらい頭が真っ白になっていた。アヤは動きを速くした。急に速くなったアヤの動きにケンは、戸惑いながら動きに合わせた。 ケンは最初は拒んでいたキスをアヤに求めた。アヤもそれに応えるようにケンにキスをした。始めたら初めてのキスは深く長い濃厚なものだった。アヤはケンの口内を犯し始めた。アヤは舌でケンの歯をなぞり、ケンの舌を絡める。ケンの口の端から二人の唾液が流れケンの身体を滑り落ちて行く。ケンの身体は唾液が流れてもビクッと動くほど感じていた。アヤは息をするために唇を離す。 「アヤ・・・もう・・・」 ケンは限界だと唇で伝えると、アヤも自分も限界だと伝えるとケン自身を擦りながら激しく動いた。 アヤはケンの中に白液を放出し、ケンはアヤの手の中に放出した。ケンはそのまま意識を失った。アヤはケンの両腕を縛っていた服を外し離れた。アヤは少し乱れた服を直しそのまま部屋を出て行った。 それから少ししてからケンは目を覚ました。一瞬、自分がどこにいるのかわからなかった。 怠い身体と鋭い痛み、両腕が痛む事で思い出し、周りを見渡す。ケンはアヤの姿を瞳で探したが見つからなかった。ケンは怠い身体を引き摺りながらバスルームへ行った。 ケンはシャワーを浴びている時に、目の前にあった鏡を見て所々に散りばめられた紅いモノを見る。次々とアヤとしていた事が蘇り、顔を赤く染めた。そして壁を殴りつけ、向きを変え壁を背に座り込んだ。 シャワーをお湯から水に変え、頭からかぶった。 暫くそのままでケンはいた。 それから暫く経ち、ケンは「子猫の住む家」に戻らず、バイクに乗り走り出した。 友と仲間の裏切り[終] 作者より:メールでキリ番宣言をして頂いた方のリクエスト”鬼畜なアヤ×ケン”です。
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