6月上旬のある雨の日、都心から少し離れたベッドタウンの一角・・・ 彼らはそこに居た・・。
ちょうど時計の針は12時を回ったところを指していた。
画面左端に勉強机。 中央付近にはベッド。 いつものビジュアル。
PC「・・・おい、何なんだこれは、しかもPCって何だよ・・・」
PS「俺もPSになってるぜ・・・」
TV「・・・・だりぃ・・あちぃ・・・・眠ぃ・・・」
ここで突然作者登場。 異様にテンションが高いのが気になると言えば、気になる。
作「はぁい、こんにちわ、各メディアの浩之君! 今日は題名の通り藤田浩之で座談会を
やっちゃおうって魂胆なんだ! ちなみにPCはパソコン版。 PCエンジン版じゃ
ないぞ! PSはプレステ版。 追伸のことじゃないぞ! あっはっはぁ! そしてTVは
当然テレビ版と言うわけ! 司会進行は作者の冶斧墓割でお送りしまーすっ」
ギャグか素かいまいち分からない前フリである。 当の浩之達は一向にお構いなしだ。
PC「・・ふーん・・で、俺らは何を座談すりゃいいんだ?」
PS「今更話すこともねぇよ」
TV「作者もネタ詰まりか・・・」
作「うっ!(痛いトコロをつかれたらしい。でも強引に進める)・・・えー、では
最初の質問! あなたの本命は誰ですか!?」
しばし考え込む浩之達・・・・ややあって全員同時に口を開く。
全「いねーや」
作「いねーや・・ってそんな! 話が続かないじゃん! ねえ、こう、なに? もっとさ
せっかくこうやって藤田浩之が一同に介したんだからさ、話そうよ、ね?」
苦しそうな作者。 きっと本当にネタが無いんだろう。
PC「と言ってもなぁ・・・実際いねーんだよなぁ、な、PS浩之?」
PS「まあ、俺ら二人・・・PCとPSだけどよ、本命作ったらゲームとして機能しなく
なるからなー(笑)」
作「あー、それは言えるかも。それやるんだったらWA(ホワイトアルバム)にな
っちゃうよね(笑) じゃあ、TV浩之はどーなの? なんか最終話あかりとイイ感じ
だったじゃない」
TV「あれはなー・・・・全13話っていう短さの中の演出で無理矢理終わらせるには、
あーいう方法しか無かったんじゃねー? 第一、俺主人公じゃないし」
PS「そーそー、あかりが主人公だったんだよな、TV版は」
TV「まーあれはPC版やPS版でも有り得たハッピーエンドの一つの形・・かな?」
PC「お、うまく話をまとめたな(笑)」
顔を見合わせ微笑みあう浩之達。 でも全員同じ顔なので見分けがつかない上に
ちょっと不気味だったりする。
作「えー、うまくまとまったところで、次の質問。 ・・これはM県在住のペンネーム
『東方の原住民』さんからのおたよりですが・・・」
それにしてもひどいペンネームだ。 センスのカケラもない。
PV「なんだ? お便りコーナーもあるのかよ。 面白れーじゃん」
PS「おい、お前誰だ? PVって何だよ?」
作「あ、ゴメン。 打ち間違い。 気にしないで・・っていうか質問。 えー『それぞれの
浩之さん、自分の出ているメディアのセールスポイントを挙げて下さい』
だって。 じゃ、まずはPC版から」
PC「う〜ん・・・俺んトコのイチオシはやっぱ全員とHできるとこかなぁ・・まぁ
女の子1人につき2〜3枚ほどHなCGは入ってるからなー」
作「でも、疲れませんか? 全員とHすると」
PC「そりゃ、な。 けど一気に全員と、って訳じゃないからな(笑)」
作「そうですね(笑) 次は、PS版」
PS「俺んトコは何と言ってもおまけゲームだろ。 あ、あと綾香のシナリオが増えたし、
全体的に明るくなったところかな?」
PC「話がか?」
PS「いや、話もビジュアルも」
TV「そーいや歴代リーフキャラも出てたな(笑) ゲストで」
PC「雀鬼とかなー。 さおりんがちっちゃくなって猫の『太助』探してるトコなんて
もう(笑) どーせなら思い切って太田さんあたりを・・・」
PS「おいおい(笑)」
作「最後は、TV版」
TV「俺のキャラクターがはっきりした・・ってのはいいとして、俺んトコは動画の
ハイクオリティーさだろ。まぁ、欲を言えば綾香とレミィがメインの話が欲しかった
ところかな?」
PC「映像特典最高(笑)」
作「ははぁ・・・改めて聞いてみると皆さんそれぞれの作品に思い入れがありますね。
愛が詰まってますね。 では、最後の質問です。 それぞれの浩之さんのこれからの
目標は? PC版からどーぞ」
PC「そーだなー・・・俺が一番藤田浩之歴が長いんだよなー・・まぁ、いい意味で
後から来たニューフェイスに負けないように頑張る・・ってトコか」
作「そーですねー、何と言ってもあなたは元祖ですからね。 これからもますます頑張って
欲しいですね、では、次PS版どーぞ」
PS「んー・・俺自身としてはPC版を踏襲した形になってるからなぁ、内容云々について
とやかく言うことは特に無いけど・・・まぁゲーセン勝負で志保に勝つことかな?
特に『お嬢様は魔女』で(笑)」
PC「水鉄砲もだろ?(笑)」
PS「そう(笑)」
作「PS版にはおまけがたくさん詰まっているんですよね。 どれもこれも楽しいもの
ばかりなので本編を進めていてちょっと疲れた時なんかにやってみるのもいいんじゃ
ないでしょうか」
TV「なぁ、いいんじゃないでしょうかって、誰に向かって話してんだ?」
作「読者」
TV「こんなモン読む奴がいるのかよ・・・」
作「さぁ? それよりTV版はどーなの?」
TV「俺? ・・・俺は・・どーだろーな。 制作スタッフの時点で前の二人とは違うから。
あと俺はなんか煮え切らない奴みたいな感じで見られてたみたいだし、
そこら辺をもう少し分かってもらいたかったなー」
PS「おまえ心の底から脱力系キャラじゃなかったのか?」
TV「違うって、もう1回ビデオ見てくれ・・」(一同笑)
この後も私と3人の浩之達は夜遅くまで語り合った。 メイドロボのこれからの形に
ついて、なぜPC版とPS版ではヤクドナルドだったのにTV版ではマーベルバーガーにな
っていたのか、TV版浩之の声を当てた一条さんは実はマ●ルさんのマ●ャヒコやおじ
ゃ●丸のアオ●エの声もやっていること、PS版の雅志は本当は浩之に気があるんじゃ
ないか、その雅志と田沢圭子さんは結局どうなったのか、なんでPS版にはフィルスノ
ーンのキャラだけ出ていないのか・・・それはそれは熱く語り合った。 しまいには全員で
BlandNewHeartやFeelingHeartを熱唱した。 桜の花が咲き乱れたり新しい予感を
感じたりもした。
3人の浩之達は、メディアこそ違えどやはり藤田浩之だった。 ネタ切れではないかと
噂されていた作者もどうやらこの座談会のレポートでなんとか読者の皆様に見せられる
作品が出来たとほっとしているようだ。 ていうかまだ性懲りもなく作品を出すつもり
だったのか、このへっぽこは。
そして翌朝・・・・・・
全『うわっやべぇ! 寝過ごしちまった! くぅ〜・・俺って奴は何度同じ過ちを繰り
返せば・・・』
浩之全員の声が重なる。 ややあって3人は顔を見合わせて苦笑した。
PC「・・じゃーな、俺・・」
PS「ってのも変だけどな・・・」
TV「・・・行くか・・・」
浩之達はそれぞれの思いを胸に抱いてそれぞれの道を歩む。 ただ、3人は分かって
いた。 歩む道は違っても俺達は藤田浩之なんだ、ということを・・・そして彼等は玄関の
ドアを開けた。新しい未来に向かって・・・・・。
と作者の芸風にあわないクサい締め方で終わるらしい。
(ここら辺でエンディングテーマ『それぞれの未来へ』が流れる)
〜完〜
CM「ところで・・・・俺の出番は・・・・・?」
作「あ・・・・コミック版の浩之さん・・・いや〜・・・・そのあの、えーと・・
・・・・・・許して、えへ☆」
ボグシャー!!
作「ギャー!!!」
〜本当に終わる〜