空想旅行 番外編
[エピソード2 緑の鍵]

[Master SKYFISH]
[緑の鍵・1]
SKYFISH「じゃ、AMUさん、お休みなさい(・・・って、多分まだ眠らないんだろーなー(^^;))」
AMUは、自分の部屋へ足を踏みいれた。
AMUの部屋は、2階の一番西側だった。
部屋係りの修道士が開けて行ったのだろう、開かれたままの窓から入って来る芳醇な香りが、部屋の中を充たしている。
階下のハーブガーデンは、今が花盛りだ。
ベッドサイドにある、古風なランプ型電灯を付け、さて、お茶を入れようか、バスタブにお湯をはろうか・・・と考えていると、ドアにノックの音がした。
(あれ、SKYFISHさんかな?)
AMU「はい?」
返事だけしてみる。
応答はなく、再びノックの音。
AMUは(修道院の中だし、大丈夫でしょう)と扉を開けた。
(註:良い子は真似をしないように。扉を開けるのは「7匹の子ヤギ」のおかーさんが言うように、相手をちゃんと確かめてから!)
扉の外には、少年がひとり立っていた。
AMU「あら、どうしたの?」
AMUの問いに、少年は真面目な顔で答えた。
「はじめまして、AMU。ぼくはトムです。あなたの助けが必要なんです。テスを探して、鍵を渡さなきゃならないんです。どうか、ぼくと一緒に、セヴァーン河まで来て下さい」
こんな夜更けに?
さて、AMUさん、どうしますか?