空想旅行 番外編

[エピソード3 銀のドラゴンの鍵]

[Master SKYFISH]

[銀のドラゴンの鍵・1]

「あのねぇ。あれは違う人のなんだよ」
「でもねぇ、ぼくらにはぁ、わかんなかったの」
「それで、お願いしたんだけど」
「あの人も、まちがっちゃったんだねぇ」
ようやく眠りについたPACHIの側で、声がしきりと呼んでいるようだ。
「だからぁ、ねえ、起きて」
「ぼくらを連れてってくれなきゃ困るよ」
(なんだろ・・・・うるさいなぁ・・・・・)
PACHIが寝返りをうったその瞬間、光が頭の中で炸裂した。
(いや〜んっ、なにこれ〜)
落下の夢。

(なんか変な夢、見ちゃったなぁ・・・・)
翌朝、PACHIはバスルームの鏡を見ながら、何だか寝不足だぞっ、とつぶやいた。
「PACHI〜、朝ゴハン食べに行こうよ〜」
ドアの向こうでようこっこが呼んでいる。
「OK!今いく〜」

「・・・置いてっちゃったよ」
「ここにいるのに、わかんないの」
PACHIは、きっ、となって振り返った。
「誰よぅっ、昨日からぶつぶつうるさいのはぁっ?!」
「・・・・・・・・・・」
鏡の前に、見覚えのある銀の鍵。
手に取ると、ヘッド部分にある双頭竜の細工がきらっ、と光って、ユニゾンした。
『・・・・ぼくら』
「わぁんっ、なにこれ〜っ!!」

さて、PACHIさん、この鍵、どうします?

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