The Keep

セシルさん
セシル 「なかなか見つからんなー、しかし広い城やで。しんどーなってきたわ。」
 セシルは、衛兵に見つからないようにウロウロしていた。
セシル 「ん? この部屋はまだ入ってないよな、確か...」
 ドアには鍵がかかっていた。
 セシルは、器用に鍵を開けた。
セシル 「あっ、ここや! この部屋こそ宝物庫に間違いないで!」
 部屋の奥には、ひときは大きな宝箱があった。
 セシルはゆっくりと近づき、宝箱のフタを開けた。
 ボワン...
セシル 「げほ、げほ...なっ、なんやこの煙は!」
妖精SF「ドーヴァー城は、築城以来2000年の長きにわたり、イギリス沿岸警備...」
 バタン!
 セシルはあわててすぐフタを閉めた。
セシル 「なっ、なんや...今のは一体...」
 セシルは、再びそーっとフタを開けた。
妖精SF「ドーヴァー城は、築城以来2000年の長きにわたり...」
 バタン!
セシル 「わっ、悪い夢見とるんかな...」
 セシルは自分の頬をつねってみた。
セシル 「痛てて!」
 セシルは、その宝箱をじーっと見た。
セシル 「今のは無かったことにしよ。」
 帰ろうとしたセシルの足元には、一枚の紙が落ちていた。
セシル 「何やこれ、何も書いてないやん。一体何の紙やろ?」
 その紙には下の方に一行、こんな文字が書かれてあった。
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