Tournament-1,2
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★AMU★
トントン・・・・・。
・・・・・?はーい。
えっ、そろそろトーナメントが始まりそうですって!
た、大変!!
すっかり寝入ってしまって、髪もドレスもクシャクシャだわ。
リーサ(侍女)、リーサはどこ?
あぁ〜、リーサ急いでちょうだい。
髪も結い直さないとならないし、ドレスはどれにしようかしら。
先程は、清純そうなブルーのドレスで、まんまと誑しこん、
いえいえ、騎士様にお近づきになれたし、
次なるは、この情熱的な深紅のドレスで・・・・。
ふふふ、これで騎士殿は、わたくしの虜に・・・。
あっ、リーサ、その薄物は丁寧に扱ってちょうだい。
皺になりやすい故。
それから・・・、このドレスにはお帽子よりもベールの方が
良さそうだし・・・・・。
・・・・っと、こんなものかしら?
リーサ、どうかしら?
どこかおかしな所はないかしら?
まあ、嫌ねぇ(笑)そんなに褒めても何もなくてよ(^^
それでは、騎士様の応援に参りましょうか。
楽しみだわ(^^
★PACHIさん★
PACHI 「ねえランスロット様、宝物庫とかはどこにあるのかしら??」
ランスロット「は? 宝物庫? そのような場所に何のご用があるのですか?」
PACHI 「え…そ、それは、えーと……誉れ高いアーサー王さまのお城ならば、
さぞや素晴らしい宝ものが集められているかと思って……。
ぜひ、記念に一目、拝見いたしとうございますわ」
ランスロット「アーサー様の宝物の中では、名剣エクスカリバーに勝るものはございません。
それならば王に拝謁たまわり、じきじきに見せていただきましょうか?」
PACHI 「え……でも、もっとほかには?」
ランスロット「どのような宝玉も、あなたの美しさの前では色を失いましょう。
わざわざドレスの裾を埃で汚されてまで見るべきほどのものはございませんよ」
PACHI 「ま、まあ……そんな……」
ランスロット「それよりも、間もなく槍試合が始まります。王妃グィネヴィア様に忠誠を
誓ったわが身なれど、今日はあなたのためにこの命を捧げましょう。
どうぞ私にあなたのお印をお授けください」
PACHI 「そ、そうですわね……。ではこのヴェールをお持ちください。
でも、命を、なんておっしゃらないで。
あなたがお怪我をなさったらと考えただけで、生きた心地もしませんわ……」
……うまくランスロット様に煙にまかれてしまったわ。
でも、お宝はゲットできなかったけど、彼のハートはゲットできたようね。
さあ、新しいヴェールを用意して、会場に急がなくちゃ……。