シュルーズベリ19−1〜6

AMU
きゃあ〜!!
ま、眩しい・・・・意識が遠のく・・・・。
もう、だめ・・・・・破滅なのね・・・・。

「あぁ、AMUさん。おいでになったんですね」
・・・・?へっ?その声は・・・・・。
SKIFISHさん?
・・・・と、いうことはここは・・・・どこだろ?
あれ?トムどこへ行くの?
ああ〜、行っちゃった・・・。
それにしても、ココはどこなの?
何か凄いハーブの薫りだけど。
目眩がしそうだわ。
「あの・・・ここは・・・?」
「香りがすごいでしょう?カドフェル自慢の薬草園ですが、ちょっとくらくらしますね」
えっ?カドフェル自慢のって・・・・・。
「ここにいたら、香りが服に着いちゃいますよ。カフェにでも行きませんか?」
「は、はい」
そう、そうだよね。
頭が混乱していて、全然、何が何だかわからないし
ここはお茶でも頂いて落ち着かないと。

カフェに行く道すがらSKIFISHさんからちょこっと(^^;)
聞いた話からすると、とにもかくにも戻ってこれたわけね。
まあ、一安心ってとこかしら(^^;
そうとなったら、お腹も空いてきたし、喉もカラカラだわ。
朝ご飯も食べてないし・・・・・。
何を食べよっかな♪
えっと・・・The Prior's Lunch (副院長のランチ)とぉ・・・・
スコーンは絶対に食べるし、あとは・・・・・・。
あれ、そういえばみんなはどこかな?
色々?
そうですか(^^;
「雫さんがお見えになって、写字室でカリグラフィを
してらっしゃいますよ(^^」
え、そうなんですか。
それは、一休みしたらご挨拶をしなきゃ(^^
「しばらくここに皆さんが来るのを待ちましょうか・・・。」
そうですね(^^
私も、とにかく腹ごしらえをしないことには
停滞している思考回路が動かない(笑
それにしても、どの位時間がたったのかなぁ・・。
みんなに随分と会ってない気がするよ。
新しいお仲間に雫さんも加わったし、またみんなと
楽しい旅が出来るのね。
良かった〜(^^

「チェダー・チーズ・トーストと、スープ追加してくださーーい」
モグモグ・・・・・。


ようこっこさん

「あの、ここ、カドフェルの・・・」
「ええ、ここが『カドフェルの薬草園』です。
あなたが、今出て来た所が『カドフェルの作業小屋』。ゆっくりご覧になって下さいね」
立ち上がるようこっこに手を貸しながら、修道士はにこやかに言った。
呆然と手元の短剣を、そして、作業小屋に置いて来てしまった
『星の鍵』や他の荷物のことを考えていたようこっこの目に、
歩いて行くAMUとSKYFISHの後ろ姿が映った・・・。

「AMUさーん。SKYFISHさーん。待って〜」
短剣を握り締めたまま、ようこっこは2人を追いかけた
声が届かなかったのか2人はカフェに入ってしまった
ようこっこがカフェのドアを勢い良くあけると
AMUが注文しているところだった。

「チェダー・チーズ・トーストと、スープ追加してくださーーい」
「σ(^_^*)ワタシはThe Prior's Lunch (副院長のランチ)ね。
  追加ってAMUさん、細い割には良く食べるんですね(笑)
  SKYFISHさんは、ハーブティーだけでいいんですか?」
「えぇ。私は皆さんを迎えに行こうと思っているので、ゆっくり食べててください」
「そうなんですかぁ。(*゚0゚)ハッ!!そうそう。AMUさん、ハンカチ落としませんでした?」
「うん。それがないのよ〜。気に入ってたのに。。。」
「ようこっこさんが預かってくれてますよ」
「あの〜預かってたんですけど、カドフェルのところに置いてきちゃって。。。ごめんなさい」
「作業小屋? 私まだ見てないの。これ食べ終わったら一緒に作業小屋見に行きましょ」
「そ、そうですね(;^_^A アセアセ・・・あるといいんだけど。。。。」
「SKYFISHさん、もう行くんですか?」
「えぇ。AMUさん、ここで待っててくださいね」
「そろそろPACHIさんが・・・」といいながらSKYFISHは、カフェから出て行ってしまった
「AMUさん、σ(^_^*)ワタシカドフェルに会ったんです。空には煙が立ち昇ってて。。。。
 星の鍵も置いてきちゃったし、何がなんだかわかんないんですよ〜」


AMU

やったぁ、チェダー・チーズ・トーストご到着♪
パクリ。
う〜〜ん、チーズ、トロトロ・・・・幸せ〜(^^
あとは・・・・何を食べようかな??

バタン!!
おわぁっ!び、びっくりした\(゚ロ゚;)/
誰よ?扉は静かに閉めないといけな・・・・。
あっれ〜?もしかして・・・・・ようこっこさん?
あ〜、やっぱりようこっこさんだ!
やあ、やあ、こっち、こっちだよ〜(^^
−−−*−−−*−−−*−−−*−−−*−−−*−−−*
ようこっこ「はぁ、お腹空いたぁ〜・・・・。
 ワタシはThe Prior's Lunch (副院長のランチ)ね
 追加ってAMUさん、細い割には良く食べるんですね(笑)」
うっ、み、見られてたのね・・・・。
さっきのThe Prior's Lunch (副院長のランチ)は、無かったことに
しようと思っていたのにな(^^;
ようこっこ「SKYFISHさんは、ハーブティーだけでいいんですか?」
SKYFISH「えぇ。私は皆さんを迎えに行こうと思っているので、ゆっくり食べててください」
うーん、何かSKYFISHさんは、謎の言動が目立つわねぇ・・・・。
ようこっこ「(*゚0゚)ハッ!!そうそう。AMUさん、ハンカチ落としませんでした?」
「えっ、何?ハンカチ?」
あっ、そうだ!
あのお気に入りのレースの縁取りのあるハンカチ、どうしちゃったんだろう・・・・(;;
そんなに高価な物じゃないけど、色とかレースの織り方がすごく気に入ってたんだよねぇ。
「うん。それがないのよ〜。気に入ってたのに。。。」
SKYFISH「ようこっこさんが預かってくれてますよ」
えっ!本当?!
うれしい!ありがとう!(^^
「あの〜預かってたんですけど、カドフェルのところに置いてきちゃって。。。ごめんなさい」
いや、いや、ようこっこさんは何も悪くないんですもの、謝るなんて(^^;
ところで、カドフェルの所ってどこ?
私、まだここは全然見てないんだよねぇ・・・・。
昨夜から、何処か行ってたし(笑
ああ、そうなの。
作業小屋があるのね。
「作業小屋? 私まだ見てないの。これ食べ終わったら一緒に作業小屋見に行きましょ」
「そ、そうですね(;^_^A アセアセ・・・あるといいんだけど。。。。」
??なぜ焦るの?ようこっこさん・・・・。
なぁ〜んか、変だな・・・・。
「SKYFISHさん、もう行くんですか?」
「えぇ。AMUさん、ここで待っててくださいね」
「そろそろPACHIさんが・・・」
はーーーい、わっかりましたぁ(^^
って、元気に返事したのはいいけど・・・・・。
そういえば、PACHIさんもいないや・・・。
まあ、待て、というなら待つしかないか・・・・。
自分の事も、少し落ち着いて考えてみないと、さっぱり解らないし。


PACHIさん

え、えーと……もう、なにがなんだか全然わっかんなーい!!
最初は、みんなと一緒にここにきて……。
んで、マドッグの渡し舟のとこから、あの変なダンジョンに迷いこんで……。
迷路で変なのと戦って、ゴブリンがゲートを通してくれなくて、
「女王様のモノ」をもらいに「修道士の薬草園」とやらへ行こうとして………
それで、なんでまた、今ここに戻ってるわけ〜〜〜??!

「……PACHI……? PACHI……」
「えっ? 誰? あっ……グラン? あんた、大丈夫なの? やだー心配したじゃないよ」
「うん、さっきはちょっと人目があったから……。ぼくも、リオンと離れるのは初めてだから
 すごく不安だったけど……でも、大丈夫。リオンもたぶん、大丈夫だと思う。
 リオンはきっと、先に『薬草園』に行って待ってるんじゃないかな」
「そう……? なら、よかった。また会えるわよね?」
「うん。時が来ればね。だから安心して、それまで待ってて……」

ああ〜〜、よかった。「双頭竜」の鍵が半分になっちゃったときは、そりゃ焦ったけど、
本人が大丈夫っていうなら平気よね。
ふう、安心したらおなかすいちゃった。カフェで何か食べようっと。
とはいえ……カバンもお財布も、リオンが持っていっちゃったままなのよね〜〜。
お金は、修道院の宿泊所に戻れば予備があるけど、今はどうしよう??
まあいいや。SKYFISHさんのつけにでもしちゃおうっと。

「ええと、ああ、いたいた……AMUさん、ようこっこ〜〜」
「あっ、PACHIさん! なんだかずいぶん久しぶりみたいですねぇ」
「本当に……AMUさん昨夜はいったいどこに……(ぎょっ)A、AMUさん、その鍵は?!」
「え? これ? 『緑の鍵』っていうらしいんだけど、よくわからないの……。
 実は今ようこっこさんにも話したんですけど、これのせいで不思議な目にあって……」
「そうそう、PACHI。私も変な体験したんだよ。なんとね、カドフェルに会ったの!」

……はい〜〜?! ちょっと待って……みんなも「異世界」体験してたってーの?
あ、その前に注文おねがいしまーす。『見習い修道士のちょっぴりランチ』と紅茶ね。
で? 何があったんですって???
 *  *  *
「ううむ……(もぐもぐ)……じゃあAMUさんが『パレス』の女王なんですね」
「そうみたい……。でもトムの話によると、彼の妹のテスが、本当の女王みたいなのよね」
「で、そのテスが、ようこっこに『星の鍵』を手渡した、と」
「でもその鍵とAMUさんのハンカチは『カドフェルの小屋』に置いて来ちゃったの」
「うーん。ということは、私が手に入れるべき『女王の持ち物』は、鍵かハンカチでよさそうね〜。
 でもゴブリンなんかに鍵は渡せっこないし、ハンカチももったいないわね」
「お気に入りだったけど高価なものではないし、冒険に必要ならいいですよ、使っても」
「んにゃ、もったいない。もっと安いものでいいですよ。ポケットティッシュとか」
「そ、そう……? じゃ、これ」
「PACHI〜〜ティッシュじゃ『女王の星』は光らないんじゃないの??」
「その時はその時。……問題は、いつまた向こうに行けるかだけど……」
「たぶん、ここの作業小屋に行ってもダメな気がする……」
「私、またあのゴブリンのお城に戻るのかしら……なんかいやだわ」


「ああ、皆さん、おそろいでしたね! お待たせしました。そろそろ行きましょうか?」
「……!!! SKYFISHさん!!!」