
『Picnic at Acton Scott-1』
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青猫さん★馬の背で揺られながら、猫は眠くなって来た。
しかしさすがに、ここで寝るのはちょっと不安だ。
落とされても迷子になることはないが、寝ている間に落とされて、受け身に失敗したら恥ずかしい。
我慢していると、今度はお腹がすいて来た。
自分を抱いて馬の手綱をとっているガイドにわがままを言う。
「おなかが空いたよ〜」
【SKYFISHさん】
「おなかが空いたよ〜」
……ひゃあかわいー、正気を失いそーだ……あ、いや、修道院で朝ご飯食べたんじゃあ?……f(^_^;)。
お昼ご飯まで、まだまだまだ時間がありますよ。
はて、鞍袋に何かあったかなー?
あった。
けど、マーズ(ナッツとキャラメルの入った「巨大な」チョコバー)なんて、食べます?
あっ、あの馬(みたいなの)はだめですからね。迷子を食べたりしたら、後がコワいf(^_^;;)。
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SKYFISHが、大きなチョコバーを出してくれた。
「ん〜…ほんとはあっちが(と馬を指し)いいけど…ま、いいや、これでも」
修道院の朝御飯なんてとっくの昔に効率良くエネルギー変換されつくしていたから、もうなんでもいい。
チョコバーの包み紙を破って、両手で抱えてむぐむぐと食べ出す。
「甘い…けど、カカオ100%じゃないんだな、イギリスのチョコレートって…ま、いいや。美味しい」
食べ尽くしてから、両手(両前足)についたチョコのべたべたをぺろぺろと舐める。
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竜酸さん★竜酸は自分の身長ぐらいある馬にようやく乗り、下を見下ろしてみた。
「ひゃぁ〜 馬って意外と高いのですねぇ〜
ふむふむ… こんな高いところから落馬したら間違いなく死ぬだろうなぁ〜」
竜酸はそう思いながら、馬の腹を軽く蹴ってみる。
「それでは、行きますよ〜 りうさん♪」
竜酸は自分の乗っている馬に勝手に名前をつけて呼んでみる。
馬はそれに従うかのごとく歩き出した。
「お〜 動いている♪動いている♪ でも結構揺れますねぇ〜 見晴らしはさいこーー♪」
竜酸は馬に乗るのは初めてだが、なんとか馬を歩かせることができては喜んでいた。
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ようこっこさん★「ふわぁぁぁ〜〜 なんか、昨日はよく眠れなかったですよぉ〜。
やっぱり、あのツアーの興奮がまだ冷めないみたいです。
…ふわあああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っ」
「おはようございます。新しい参加者の方ですね」
「えぇ。竜酸さんと青猫さんです。夕べのツアーから参加してくださってね」
「竜酸さんと青猫さん?? きっと特別な猫ちゃんなのね。 私はようこっこです。よろしくね」
えっと今日は『Acton Scott Histric Working Farm』に行くのよね
この白い帽子に濃紺の上着でどうかしら(^^)
勿論、靴はローヒール( ̄ー ̄)ニヤリッ
あら、ヘルメットをかぶるの? せっかく髪をセットしたのに〜
でもまぁいいか。アンソニーみたくなっちゃうと困るしね・・・
「ようこっこさん、好きな馬、選んでくださいね」
「は〜い。じゃぁ、この葦毛の馬にするわ。よろしくね」
そういうと馬の首を軽くなで、よいっしょと乗り込んだ。
そして座り位置でも確かめるように立ったり、座ったりして
「いざ、ピクニックへ」と言うと馬の横腹を軽く蹴った。