「願いを言うがいい。私はその願いをかなえるために、お前とともにある」
「……わかったよ。その手をとろう……僕の願いを、かなえるために……」
それは、ただ一つの滅びと、それを信じられぬ復讐の魂から始まった。
そは誰も疑うことのない、純粋なる感情、心の底から湧きあがる思い。
「私を、護ってくれますか……? こんな、私を」
「……当然です。そのために俺は今、ここにいる」
渦巻く憎しみの炎は、すべてを巻き込み、そして破壊していく。
小さき時の純粋な友情も、心の宝箱にしまわれた美しき思い出も。
そして、今ある未来と希望と……世界を包み込む愛情も。
「シャードはいつも、あなたとともにある……あなたに呼びかけているはずよ」
「……私にもまだ、できることがある! こんな、私にも!」
全ては描かれた台本の通りに、運命の池に波紋は広がりゆく。
それは全ての時をねじ曲げ、想いをすり替え、仕組まれた物語。
すべてのものが、知らずに踊る道化の芝居。
「千年の帝国、永劫の平穏! そのために、私は実験をしているのだよ!」
「まだそのようなことを……教授、あなたは!」
観客のいない世界という舞台で、悲しき運命の物語は幕を上げた。
世界を破壊し、そして再生する、かつて無き大舞台の幕を。
「Zerstorer……それが、お前たち帝国を滅ぼす者の、名だ」
アルシャードff キャンペーンリプレイ
Vengeance Spiel
全ては、人々の気づかぬ心のままに……。
『お前が笑っていてくれれば、それでよかった。だから……』