爆妄御殿15 玲麗さん

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永遠の再会―古昔之途―
(とわのさいかい−いにしえのみち−)

ニ、MIZU‐KAGAMI(水鏡)

いろいろ話した。
あのあと何回も。
自分があった出来事。
すべて全部。
伝えたかった事全部。

――――――そして、別れの時。

二人は住所を書き込んでくれた。
いつでも自分が来れるようにと。
自分も書いた。
今は一人で暮らしている。
寂しい時もあるけど楽しい事のほうが多いって伝えてやった。

「翼宿・・・・じゃない。炎。またね!」
「炎。今度来た時はたまって呼ぶなよ。」

二人は手をつないで後ろを向き、歩いていく。
夕日が眩しくて目がちかちかしたけど神々しかった。

自分は強くは無い。今だって寂しさに負けそうになっている。
この寂しさを分かって欲しい人が欲しかったのかもしれない。
でも、もしかしたら、この寂しさを吸い取ってくれる人が欲しかったのもしれない。
それが、美朱と魏の明るさだった。

「俺も・・・帰ろ・・・・。」

この言葉をいうのが今は精一杯だ。
ほかになんて言えばいいのか。

一人というのは昔からなれている。
というのはただの言い訳だ。
本当はただの寂しいだけの。ただの人なのだ。

こんなときにふと思う。
七星士のこと。
井宿のこと。
柳宿のこと。
星宿のこと。
張宿のこと。
軫宿のこと。

どうしたのかな?
今、どんなことしてるんだろう。

と。

みんな。

絆という名の結晶。
この胸に。
何処にいても。
朱雀の仲間。

自分は朱雀七星士というみんなの存在をすごく気に入っている。
あるいは好きなのだ。

自分は朱雀七星士にふさわしくないと思った時期がある。
でも、その考えをみんなが解消してくれた。

自分が泣きそうになったとき。

みんなは悲しんでくれたり一緒に泣いてくれたり。
自分は朱雀七星士にふさわしい人間だと。
教えてくれた。だから今の自分がいる。
朱雀七星士という名の元に。

戦って散っていった

柳宿。

張宿。

星宿。

軫宿。

死んだ。
そう思ったとき、言われたとき。
目の前が真っ暗になった。

今までずっと話してきたのに。
今までずっと笑って、泣いて。
ずっと近くで見てきたのに。
ずっと近くで話していたのに。

うそだ

ずっと叫んだ。
こんなことで終わらせていいわけが無い。
と。

でも、みんなは生きてきた。
生きて・・・・・・

今までの思い出をたくさんありがとう。

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