61 お市さんの夢
市松「(むっ!)おまえら2人、何こそこそ話してんだ?」
菊音「えっ、えーとね(ホントは何でもないんだけど・・でもなかったりして・・)、えーと・・・・(ヒソ)群竹さん、何とかして下さいー・・・」
群竹「(真顔→)白いマントなので、洗濯がさぞ大変でしょうね。汚れが目立つし。」
市松「おっ、白いマントなら俺ももってるぜ!」
更紗「意外と似合うんだよね、市松さん(^^)」
市松「「意外と」は余計だ。このマントで白いウェディングドレスの菊音と・・・むにゃむにゃ」
更紗「え?何?なんて言ったの?市松さん・・・そんな紅い顔して。」
群竹「ああ、市松さん、本当にお顔が赤いですね。お風邪でも? 今薬湯をお持ちしますからね。てきぱき」
浅葱「(群竹・・・のバカ)」
市松「む、むうん、何でもない(真っ赤)」
那智「なんやー、市松さん、菊音ちゃーんと結婚式したいんやなー(でかい声で言う)」
群竹「そうだったんですか。京風でよろしければ、わたしが式を執り行なってさし上げましょうか?」
菊音「(・・・群竹さん・・・・・・あたし泣きたい・・・)」
浅葱「(群竹・・・の大バカ!)」
62 倒れる更紗
群竹「菊音、私が教えたいろいろなことを生かして、いい奥さんになるのですよ。例えばゆで卵はゆで上がってすぐ水で冷やすと殻がむきやすいとか、切ったリンゴは塩水につけると色が変わりにくいとか。」
他「蘭丸「群竹・・・おまえは本当に我ら四君子の筆頭だったんだろうな・・・」
菊音「げっ・・・蘭丸!なんであんたがここに、梅若まで!」
他「梅若「もともと深夜は我々の時間だ。・・・蘭丸、この(鈍感)群竹は本物の群竹だと思うか?」
那智「なんや、ニューフェイスが来たで。群竹さんの知り合いなんか?群竹さんはええ人やでー、みんなして世話になっとるんや。そやから、あんたらもよろしゅうなー・・・」
更紗「人数多くてめまいが・・・・・(くらくら)」
ナレーション「倒れる更紗。」
茶々「タタラ、あんた根性ないねえ。」
浅葱「僕より弱いんじゃないの?」
ナレーション「更紗が倒れたことで少し救われた2人(市松&菊音)」
群竹「浅葱さま、だからといって、あなたが丈夫という事にはなりませんからね。」
浅葱「うるさいなぁ・・・蘭丸、梅若、せっかく来たんだから、こいつをどっか連れてってよ。」
聖「な、なんやて!浅葱、群竹さんがいなくなったらどないすんねん!」
那智「そや、はやまったらあかん!こんな男か女かもわからんような連中(蘭丸&梅若)やで!しかも、わいがよろしゅうてゆーたのに返事もせーへん!」
63 蘭と梅の使命
他「蘭丸「よろしいのですか、浅葱さま?わたし達は、革命後のあなたがご無事でいるかを確認するよう命じられてきただけなのですが・・・。」
那智「・・・なんや、またわいらのこと無視してるで!」
他「梅若「さらに申し上げれば、近頃天上の世界より、無断で抜け出すものが多いとのこと。」
揚羽「(ギクリッ!)」
菊音「なによ、そんなことで来たの?あんた達だって、勝手に遊びに来てるじゃない!」
茶々「ちょっと、ちょっと!あたしがタタラの世話してる間に、何やってんだい!?」
群竹「(菊音と茶々を制して)浅葱さまは、健やかにお過ごしだ。それから、わざわざ天上からやってきて、浅葱さまに狼藉を働くような輩もいない。」
菊音「(そうよ、そうよ、もっと言っちゃえ、群竹さん!)」
揚羽「(これ以上はまずいから、帰ろう、太郎ちゃん・・。)」
ナレーション「太郎ちゃんは、ばれないよう変装(ハエ男バージョン)スタイルで、しきりにメモを取っていた。」
他「太郎「気にせんとき、揚羽。連中(蘭&梅)は夜郎組と違て、浅葱に危害を加えない限り安全や、と思うで。」
64 担保群竹
浅葱「ねぇ、蘭丸。揚羽が来てるんだけどさ・・・群竹をそっちにあげるから、揚羽をここに置いといたらダメ?」
聖「あ、」
那智「あ、浅葱!群竹さんに身売りさせるんかい!?」
市松「うーむ、おそろしい身売りだな。二度と戻ってこれんぞ。」
浅葱「身売りじゃないよ!担保だってば、揚羽を借りてる間の一時的なもの。・・・だったらいいでしょ。」
朱理「市松、身売りとは二度と戻れないのが前提じゃないのか?・・・(ヒソヒソ)本音では、菊音を自分のものにできるとか考えたんだろ。」
他「蘭丸「・・・それでいいのか、群竹?」
市松「浅葱の奴、群竹さんと揚羽と、どっちが大事って思ってるんだろな」
菊音「(」
群竹「わたくしは浅葱さまのおっしゃるとおりに...」
那智「ええんかいな、群竹さん、帰ってこられへんかもしれへんで。」
浅葱「案外群竹にはあっちの世界のほうがいいかもね。ぼーっとしてるしさ。」
菊音「浅葱さま、それは言い過ぎじゃあ...」
群竹「いいのです、菊ね、」
菊音「そんなあ。」
群竹「せっかくですから、天上の世界を視察してきます。人はいずれ行くんですから、予め情報収集しておかなくては・・・。」
ナレーション「隠密の鑑・・群竹・・・・・・なのであった!」
65 那智の短いオンステージ
他「蘭丸「では、浅葱さま。群竹は明日の朝、お返しいたします。そちらのご友人も翌朝までです。」
菊音「(あんた達2人は、もう来なくていいわよ!)」
浅葱「あ、そうだ、群竹!帰りにお土産よろしくね♪」
揚羽「浅葱、お前という奴は・・・それが一番の部下をオクル言葉か!?・・・いや、しかし・・・俺としては複雑だ・・・。」
浅葱「僕はちゃんと帰りを待ってるじゃない♪・・・それより、ねぇ揚羽〜、あそぼうよー!」
那智「(なんや急にガキになったみたいや)わい、トランプなら持ってるで!」
聖「ほな、ポーカーでもやらへんか?」
朱理「俺、ポーカーはヤダ!ルール知らねぇからな。」
浅葱「ルールを知らないんじゃなくて、覚えられないんじゃないの?なんせ、馬鹿だから!」
茶々「やれやれ、嬉しそうだねぇ、浅葱は。あたしと座木は先に寝るよ。」
ナレーション「・・・長かった夜が明けてきた・・・」
那智「え、もう朝なんか?早すぎるやん、みんな夜更かしやったから、しばらく誰も起きてけーへんで。・・・ちゅうことは、わいのオンステージや!」
他「多聞「釣りに行くだす。」
那智「ほな、わいも行こかな。みんなの朝ご飯!(・・・短いオンステージや)」
66 揚羽がいない
群竹「おはようございます、那智さん、多聞。」
ナレーション「群竹・・生還・・・・・・!」
揚羽「帰ってきたか(日の出と同時とは律義な奴だな)。じゃ、またな。」
那智「群竹さん!!生きててよかったでー。(感涙)釣りは後や、はよ浅葱をたたき起こさな。」
他「蘭丸「たたき起こすとは野蛮な・・・!いいのか群竹、こんなのに近づくと品が下がるぞ。」
市松「俺に倒されたくせに、偉そうな奴だな。」
菊音「群竹さん、お帰りなさ〜い♪♪群竹さん1人だったら良かったのに。」
群竹「わたしは、浅葱さまに帰還のご挨拶を・・・・・・浅葱さま、浅葱さま・・・」
浅葱「・・・zzz・・・・・・眠いよぅ・・揚羽ぁ〜」
他「群竹&蘭丸&梅若「(・・・浅葱さま・・かわいい・・・・)」
那智「みんな悠長やな・・(大声で)え〜い、浅葱ィ!群竹さんが帰ってきたで!ほんで揚羽はさっき帰ってもたで!」
浅葱「え!?(がばっ)揚羽、どこ?揚羽〜(泣)」
聖「まるでお子ちゃまやな」
67 菊ちゃん特製揚羽人形
菊音「浅葱さま、これ、作ってみました。はいどうぞ。」
浅葱「あ、ああ、揚羽だ揚羽だ!(喜)」
市松「菊音、これは・・・」
菊音「そ。菊ちゃん特製揚羽人形!ジャ〜ン!(これで揚羽と交換に群竹さまがあの世へ質に出されることもないわ・・・)」
茶々「ひゅ〜っ。そっくりだね。」
更紗「わ〜い、揚羽だ揚羽だ〜♪(抱きっ!)」
那智「タタラまでだますんや、相当そっくりな人形やなー」
聖「ひょっとして、音楽かけると踊るんちゃうか?」
菊音「・・・そ、それはちょっと無理。踊りが優雅じゃなきゃ、浅葱さまにはバレちゃうじゃない。(でも今度作ってみよう!)」
他「蘭丸&梅若「浅葱さま、では私たちはこれで・・・・・・あの、群竹もお忘れなく・・・」
浅葱「ご苦労様!・・・タタラ、その揚羽は僕のなんだから返せよ!そうだよね、菊音。」
菊音「(浅葱さま、群竹さんは?)・・・そ、そうよ・・・更紗ちゃんには朱理がいるじゃない。あれ、朱理はどこ?」
朱理「・・・・・・更紗、ここだ!」
ナレーション「声は、みんなの頭上から聞こえてきた。」
68 白い気球
更紗「あああっ、朱理!いったいどーしたの!?・・・すごい・・・!」
ナレーション「白い気球に乗って、朱理が登場・・・」
浅葱「そ、それ・・・もしかしてタタラの白いマントなんじゃない・・・?」
朱理「ふふん・・・なんせ50枚分だからな。(←浅葱に一枚もやりたくなかったらしい)」
浅葱「(むかっ)菊音!バズーカ砲で打ち落とせ!」
菊音「ええーーっ!・・・・・・えーと、菊音商事においては、武器・兵器および危険物の製造・仲介は取り扱っておりません・・・です、浅葱さま。」
市松「何言ってるんだ、菊音?」
群竹「菊音、おまえがよく作る水鉄砲のように、おもちゃのバズーカ砲を作って差し上げなさい。」
那智「んんん!?なんや、あの気球・・・1箇所だけ青い部分が見えるで。」
聖「那智ちゃんは目ェがええからな。・・・けど、ほんまや。てっぺんの辺りだけ、青い布を使うとるんや。」
浅葱「・・・・・・僕の・・・あ、揚羽にもらった・・・青い・・・・・・」
朱理「布が少し足りなかったんだ、悪く思うなよ、浅葱!」
ナレーション「朱理は揚羽のマントも気球に使ってしまった。・・・説明書を取られた仕返しか・・・しつこいブラザーズ!」
69 青いマントを取り返せ!
群竹「あ、浅葱さま、お気を確かに・・・!青いマントを取られたことがよっぽどショックなんですね。」
菊音「浅葱さま、ほ、ほら・・・あたしが作った揚羽人形がありますよ。」
浅葱「菊音がつくったのはすぐに壊れるからいらないね。」
菊音「(やーん、一気に機嫌悪くなっちゃったー!)」
更紗「ねぇ、朱理〜!一度地上に降りてきて!浅葱とちゃんと話し合ってよ、ねぇ・・・。」
聖「この期におよんで、何を話し合えっちゅうねん。降りてきたら喧嘩あるのみ、やんか。」
那智「けんかやったら、わいも手ェ貸すでー!」
浅葱「・・・・・ぼ・・僕の・・・マント・・・・・・なのに・・・・・・・・」
群竹「あ、浅葱さま・・・怒ってるのか泣いてるのか、わからないんですが・・・・・・。とにかく、気球を地上に降ろさなければ。」
ナレーション「ここに、「タタラのマントで作られた白気球に乗る赤の王・朱理をなんとか地上に降ろすための対策本部」が設置された。」
茶々「ちょっと、名前が長すぎやしないかい?」
浅葱「僕は、青いマントを取り返せたらそれでいいの!朱理なんか降りてこなくていいよ!」
聖「ほなことゆうたかて、気球が降りてこんと、マントも取り戻せないやん。」
70 浅葱のフイ打ち
朱理「更紗!(気球からロープを下ろす)これにつかまれ、旅に出るぞ!」
更紗「え、ええ?でも、みんなをおいて?」
菊音「浅葱さま、バズーカ砲が完成しました!もちろん水を入れて打ち上げるおもちゃですけど。(これで、少しは機嫌良くなって下さるかしら?)」
浅葱「ありがと、菊音♪♪」
市松「へー、やるじゃねぇか、菊音。よかったな、元主人の機嫌が直って。」
群竹「・・・・・・浅葱さまのご機嫌が妙によろしい時は、何らかの深い考えがおありと考えた方が良いと思いますが・・・・・」
聖「群竹さん、それって平たく言うたら、浅葱がなんやよくないことでも考えとる、ちゅうことかいな。」
那智「もーっとわかりやすく言うたら、これから浅葱が赤の王に、なんや嫌がらせ始めるちゅうことやろ!(わくわく)」
浅葱「失礼だね、僕は人に嫌がらせなんてしたことないよ」
他「一同「・・・絶句・・・」
群竹「・・・・・・わたし・・めまいが・・・・・・」
菊音「あ・・・群竹さんっ!(駆け寄る)」
市松「(むかむかむかっ!)」
菊音「群竹さん、お水です・・!横になられた方が・・・。」
群竹「・・・・いや、大丈夫だ・・菊音。・・・浅葱さまのこの手の不意打ちには慣れてる・・。」
菊音「そんな・・・不意打ちもくらいすぎれば中毒症状で危険な状態になりますよ、やっぱり横になられたほうが・・・お水は菊音が口移しで・・・」
71 初物三角関係
市松「(プツン)てめぇ、どきやがれ!俺の菊音に何しやがるんだぁぁ!!(菊音のロケットパンチをひったくって、群竹さんに炸裂!)」
茶々「おや、この手の三角関係はハツモノだね!」
菊音「ちょっと、お市さん!群竹さんに・・・・」
浅葱「ドカッ!(市松を蹴り倒す)・・・・・市松、だっけ。おまえいったい何様のつもりさ、群竹にそんな事していいと思ってるの?」
群竹「あ、浅葱さま、市松さま、私のために争わないで下さい・・・」
菊音「そうよ!あたしのために群竹さんと争わないでよ、お市さん!」
ナレーション「四君子には、“自惚れ”&“勘違い”という特技が備わっているらしい。」
那智「ええ、特技やなぁ。」
市松「言わせてもらうが、菊音のは勘違いじゃないからな。俺は菊音のために・・・£◇∞§★・・・浅葱とは違うんだ!!」
浅葱「何だよ、僕が群竹のためを考えてないとでもいうわけ?群竹を一番気にかけてるのは、この僕なんだよ♪」
聖「浅葱ィ・・・それが昨夜群竹さんを、あの世へ質にだした張本人のセリフかい!?」
群竹「浅葱さま・・・・・(ジーン・・)。聖さん、浅葱さまは昔からずっとお優しい方でしたよ。」
聖「(・・・群竹さん・・なんか騙されてるんちゃうか?)」
那智「うつくしーぃ関係やなぁ・・・・(感涙)」
群竹「那智さん・・そんな・・・・・・♪♪(少し赤面)」
他「蘭丸・梅若「群竹はあれが最大の欠点だな・・・」
72 気球からくじら
菊音「(げっ、こいつらまた来たの!)あの、群竹さん・・めまいの方はもういいんですか?」
浅葱「もう、治ったよね♪それとも、看病してほしい?(←もともと自分に原因があることは、忘れてる)」
群竹「あ、浅葱さまが・・・わたしの看病を♪///でも、でも・・浅葱さまは自分の事すら満足に出来ないのに・・(=^^=)」
他「一同「・・・・・・・・・(--;;」
ナレーション「地雷を踏んだ群竹(爆!)・・・いくら真実でも、そこまではっきり言う必要はないだろうに・・」
他「蘭丸&梅若「・・・ひとこと余計なのも、群竹の欠点だな。確かにその通りだが・・(爆)。」
浅葱「失礼な。僕はひとの事の方が出来るんだよ。」
聖「・・・変や、やっぱり変やで。浅葱、おまえどっか悪いんちゃう?・・・ん、熱はあらへんみたいやな。」
那智「ひーちゃん、わいもそう思うで。今日の浅葱はいい子過ぎて病気みたいや。なんや、悪いもんでも食うたんか?」
群竹「那智さん、浅葱さまはまだ朝ご飯すら食べてませんよ。」
菊音「群竹さん、そーゆー話じゃないと思いますけど・・・。」
市松「そーいや、腹減ったな・・。」
他「多聞「くじらを釣ったのだす。」
那智「くじらやて!くじら、くじら・・・てどこやねん。」
更紗「若だんな!みんなー!ここだよぉーー!(←空の上から)」
ナレーション「かの問題の白気球から、ロープでくじらが吊り下げられて運ばれてきた。」
73 多聞の釣り竿
朱理「どうだ、更紗!俺の気球はなかなかのモノだろう(←得意げ)」
群竹「くじらは「釣る」のではなく、網で「捕獲する」のだと思ってましたけど・・・。」
他「増長「群竹殿と申されたか。多聞は捕獲用の網ではなく、いつも釣り竿を持ち歩いているのだ。なので、「釣る」と言う。」
群竹「・・・ちょっと、貸して頂けますか?(ひょいと多聞の釣り竿を手に取って眺める)」
更紗「む、群竹さん、竿じゃなくってクジラを見てよ〜(泣)」
朱理「さ、更紗、群竹よりも俺が徹夜して作った気球を見ろ。」
浅葱「朱理、わかってないね、気球より、てっぺんの青い布を見るんだよ、揚羽のね」
ナレーション「見る物が多すぎる・・・・・・。」
群竹「壊れてるので、修理しましょう。いいですか?」
那智「こ・・・これはっ・・・・「尾白」じゃああああああ。」
聖「「尾白」やて!那智ちゃんの永遠のライバルやんか!・・・・多聞さんどーやってこんなん釣ったんやろ。」
群竹「浅葱さま、この釣り竿をご覧ください!すごい機能が付いてますよ、わたしこんな仕掛けはじめて見ました♪♪」
菊音「群竹さん、あたしに見せてー、見たい見たい、その仕掛け♪♪」
市松「き、菊音!おまえが見るのは、この俺だ!」
他「多聞「くじらを見るだすよ。」
茶々「多聞さん、やるねぇー。みんなもごらんよ。そのくじらのさばき方、並みじゃないね!」
那智「海のモンさばくんやったら、わいかて負けへんでー!・・・・尾白ぉーー変わり果てた姿やなぁー、わいが刺し身にしちゃるさかいな。」
74 釣り竿改造
聖「ほんで、多聞さん、こんなでかいモン、どーやって釣り竿で釣ったんや?」
菊音「ジャ〜〜ン!その秘密は、この釣り竿にあるのでした。(←多聞の釣り竿を分解してる)」
群竹「釣り竿に引っかかったものを、軽量化してつり上げることができるんですね。菊音、これを改良して浅葱さまの腕力でも、1人で大きな魚をつり上げられるようにできるか?」
菊音「まかして、群竹さん。ちょちょいのちょい!・・・出来た!
更紗「浅葱ってやっぱり過保護だね。」
浅葱「何言ってんだよ、タタラ。群竹が勝手に甘やかしてんだから。今さら、過保護だとか躾がなってないとか言われたっても知らないね、僕のせいじゃないよ。だいたい・・・」
那智「何もそないにむきになることないやん。言葉ちょっとおかしいでー、焦ってんのやろ(笑)。」
群竹「多聞、この釣り竿、浅葱さまのために頂いてよろしいですか?」
市松「・・・・お前らよぉ、すでに釣り竿を分解して改造までしておきながら、今さらこれもらってもいいですか、はねぇだろーが。」
菊音「だってー、この仕掛け本当にすごいんだもん♪いろいろ応用してみたくなるのは仕方ないじゃない。」
75 大人多聞
群竹「おかげで浅葱さまに新しい釣り竿をプレゼントできます♪(#^^#)」
聖「他人のものは」
ナレーション「“他人のモノは、工夫次第で自分のモノ”という考え方が、四君子には身についている(・・のか?)」
茶々「そうだよ、他人のものは・・・・・・う〜ん、それにしても・・嬉しそうだねぇ(--;←自分が海賊なので、説教するのはやめた。」
他「多聞「・・・・。細かいことは気にしないのだす。」
更紗「多聞さんって、すごい大人ですねー。愛用の釣り竿だって聞いたんですけど。」
他「多聞「もう一つあるからいいのだす。(と、懐からひょいっと同じ釣り竿をだす)」
菊音「よかったー!これで更に改造できる♪浅葱さま、もう1回釣り竿を貸して下さい。」
浅葱「変なおもちゃとかを付けたいんでしょ!やだよ、そんなの。多聞にもう1つのもらったら?」
那智「(浅葱をポカリ)アホ!他人のモン勝手にもろといて、まだ言うんかい!?こっち来て、わいの刺し身食いなぁ。」
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