玉鼎真人師匠
一周忌紀念祭

寂年  己卯  正月廿弐日




でもコンテンツはまだ工事中……(:_:)
しばし待たれよ……<爆死。






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 月日が経つのは本当に早いものです……。
師匠が亡くなられてから、もう一年もの月日が経ってしまったんですね。
一年も経てばあの人のことを少しは忘れられるかな、と思っていたんです
が、これがまた全然…………。でも、落ち着いた分だけ、あの頃より色々
師匠について考えられるようになりました。前は師匠の行動について納得
しようと思っても感情が受け付けない部分があって、一時期こっそり楊ゼ
ンを恨んだりもしていたんですが。(笑。少しだけね) 
 何というか、やはり師匠にとって弟子は何者にも代え難い宝貝なんです
よね。一生懸命育てて、自分の持てる技術を全て与えて、何千年もかけて
作った宝貝すらぽんとあげてしまって……。命すらかけても、決して後悔
しない。それだけ、大切な存在。どれだけ弟子が成長して、自分をあっさ
り越えて強くなってしまったとしても。親鳥が雛を守るのと同じで、楊ゼ
ンは師匠にとって守るべきもの以外の何者でもないのでしょう。
 以前にかいた追悼文で、楊ゼンは師匠を自分のせいで殺してしまったと
いう負い目を一生背負って行かなきゃいけないから、師匠も無体なことを
する……みたいなことを書きましたが、あれは違いましたね。
 多分、師匠は誰よりも楊ゼンのことを解っていて、誰よりも楊ゼンのこ
とを信頼していたから、命を張って救いだした。自分の弟子は、師匠の死
すら乗り越えて大きくなれる子だと信じていたから。多少泣いても、決し
て立ち止まることなく前に向かっていけると信じているから。そういうふ
うに、自分は彼を育てたのだから……。道徳と同じで、絶対の自信と信頼
を楊ゼンに寄せていたからこそ、ああいう行動を迷わずにとったのだと思
います。そして、それに見事に応えた楊ゼンは、やっぱり師匠の弟子でし
た。師匠もさぞかし本望だったことでしょう。師匠の死は、まさに師表た
る崑崙十二仙の名に恥じぬ死に様だったと思います。朴念仁だし不器用そ
うだし頭堅そうだけど、弟子への気遣いや想いは誰にも負けない。そんな
師匠が大好きだし、私は彼を心から尊敬しています。
 今は、玉鼎真人師匠のご冥福(ご封神福?)と、楊ゼンの活躍をただた
だ祈るばかりです。
 でも、心配ないですね。師匠の教えを受けた、自慢の弟子なんですから。
 師匠も、きっと封神台で優しく見守ってくれていることでしょう。
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