クトゥルフの呼び声背景世界

ここではクトゥルフの呼び声の魅力的な背景世界について紹介します。

CoCの舞台〜地球〜

CoCのプレイの舞台は地球です。
CoCは地球の様々な時代でプレイをします。
1920年代アメリカ・1980年代アメリカ・1980年代日本・1890年代イギリス…多くの舞台でCoCはプレイされます。
しかしながら時代が変わってもCoCの基本コンセプトは変わりません。

PC達は、異様な殺人事件や失踪事件などに関係し、調査などをしているうちに、「人間が知ってはならない知識(領域)」に近づいていきます。
「人間の存在など気にもかけない狂気の神々達(彼等にとって人間は踏み潰しても気づかない蟻のようなものです)」「闇に蠢く異形の存在」…このような知識を知ってしまったがゆえに、「正気」を失い、狂人と化してしまうPCも出るでしょう。
しかし、「知識」を役立てるのも、人間の強みです。
「知識」さえうまく使えれば人間といえども、彼等に一矢報いることも出来るでしょう(蟻だって噛み付くことはできます)。
PC達「探索者」は「知識」という諸刃の剣を振るい、宇宙的恐怖(コズミックホラー)に立ち向かってゆくのです。
確実に「死」と「狂気」に近づきながら…

CoCの舞台〜各時代別紹介〜

1920年代 アメリカ (基本セット)
CoCの基本的な年代設定。
アメリカ中が陽気に浮かれ騒いでいた時代…それが1920年代のアメリカです。
アメリカ人にとって「1920年代アメリカ」は西部開拓時代とならぶ、「あこがれの時代」です。
さらに、1930年代という暗い時代(世界恐慌・不況・戦争)が訪れる前という、一種「ろうそくの最後の一燃え」的な時代でもあります。
こんな時代だからこそ、「異形の存在」を扱うのに適していたのかも知れません。


1980年代 アメリカ (クトゥルフNOW)
科学技術が発達し、すべての現象は科学で解明できる「科学万能」の時代。
名実ともに世界一の「アメリカ」であり、そうでなくてはいけない時代でもあります。
そんな「科学万能」の時代にも「異形の存在」は蠢いています。


1980年代 日本 (日本製キャンペーン「黄昏の天使」)
これは、あまり説明はいらないでしょう。
10〜20年前の日本です。
経済の発展の為に、他のものを切り捨てていた時代です。


1890年代 イギリス (クトゥルフ・バイ・ガスライト)
1890年代のイギリスです。
この時代はヴィクトリア時代初期のガス灯が、新しく登場した電灯に取って代わられつつある時代です。
しかし、その電灯から流れ出る光によっても照らされない部分が残っています…そう霧の向こうに…。


他にも
中世日本 (クトゥルフワールドツアー)
ハイパーボレア(遠く離れた過去の時代) (クトゥルフワールドツアー)
1920〜30年代 イギリス (グリーン・アンド・プレザント・ランド)
オーストラリア (テラー・オーストラリア)
1920年代日本(大正) (RPGマガジン88号)

など、いろいろな時代があります。

クトゥルフ神話基本設定

「クトゥルフ神話」とは怪奇作家ハーワード・フィリップス・ラヴクラフト(H・P・ラヴクラフト)が生んだ一連の奇怪な物語群の根底をなすものです。

「地球を支配しているのは、我々が知っている神や悪魔達ではなく、脊椎動物すら生まれていなかった太古の世界に彼方からやってきた存在…我々人間にはまったく理解不可能な異貌の存在…だということです。」
ラヴクラフトの死後、現在もこの基本コンセプトの上に立ち、多くの作家が「クトゥルー神話」の小説を執筆しこの「神話」の創造を推し進めています。

クトゥルフ神話の神々

最後に「クトゥルフ神話」に登場する存在(神々)をいくつか紹介します。


クトゥルフ(Cthulhu)
大いなるクトゥルフは太古の時代、その眷属とともに地球に飛来しました。
そして地球を支配していたといわれています。
しかし星々の位置が変わったため、南太平洋のルルイエの遺跡ごと海底に沈みました。
クトゥルフはそこで眠りにつきました。
いつか眠りを覚まされるその時まで…。


アザトース(Azatoth)
アザトースは<外なる神>の総帥であり、この宇宙の始まりの時から存在しています。
時空を超越した宇宙の中心にあって、単調なフルートの音に合わせて、絶え間無くその不定形の体を玉座の上でくねらせています。
そしてすべての空間と時間を支配しています。
アザトースは「魔王」「万物の王」などと呼ばれます。


ヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)
ヨグ=ソトースはすべての時間と空間に隣接している存在です。
そのため、あらゆる場所、あらゆる時間に存在できます。
ヨグソトースは「門にして鍵」「すべてにしてひとつのもの」などと呼ばれます。


ニャルラトテップ(Nyarlathotep)
神々の使者ニャルラトテップは<外なる神>には珍しく人間的な人格を持っています。
アザトースや他の異形の神々に仕えており、暗黒の宇宙を主人のために飛び回っています。
ニャルラトテップの役割は<外なる神々>のその強大な力に、方向性を持たせることです。
<神々>に仕えてはいながら<神々>を嘲笑う存在でもあります。
ニャルラトテップは1000もの異なる姿を持ち、いつの日か人間を滅ぼす存在だと言われています。
ニャルラトテップは「這いよる混沌」「顔無きもの」「大いなる使者」などと呼ばれます。


ハスター(Hastur)
ハスターは牡牛座のアルデバラン星の近くに存在しています。
ハスターはクトゥルフと敵対関係にあり、クトゥルフを敵に回すものを援助してくれるかもしれません。
だからといい、人間の味方というのでは決してありません。
ハスターは「名状し難きもの」「名づけられしもの」などと呼ばれます。