夢・・・・?


いつも通りの友達達、いつも通り風景、いつも通りの・・・


夢を見ている
わかる
これは、夢ということを

 ふと目が覚め、夢を見ていたことを思い出す
現実感があり、途中まで実際にその世界で生きている
という錯覚さえ覚える、その錯覚を見せるのが夢なのだが

 夢で見たことと同じことが、現実で起こる
俗にデジャヴ、日本では古来から正夢、と呼んでいる
実際に起これば、「あれ?この場面、夢で見たよ。」と言う、または思う

俺は「――またか」と感じる

 生まれて、物を覚え始めてから
こういうことが頻繁にあった
今ではまったくというほど夢は見ない
皆が言うSF的な夢――はあまり見ない
ほとんどが現実的な夢
そして、ほとんどが・・・

 気付くと俺はメモしていた
あの現実的な夢を忘れる前に
ほんとにこの夢を見た
という事実、を忘れないため、無くさないために

いつも通りに朝食を食べ
いつも通りに電車に乗り
いつも通りの風景を見て
いつも通りに学校に着き
いつも通りの友達達
いつも通りに挨拶をし
いつも通りに授業を受け
いつも通りに昼飯を食べ
いつも通りにしゃべっていた・・・?
 ふと気付く
メモった書き出しの場面・・・
夢で見た場面がそこにある
――またか
また正夢を見たのか
お前の次のセリフは「――――。」だろ・・・
ほら、やっぱりな

ほら、やっぱりな
夢でもそう思った

夢・・・?

あれは夢なのだろうか?
それとも今、俺が見ている場面は夢の一部?
夢の中で見たと思っていたのは現実?
今現実だと思ってるのは夢?
ワカラナイ・・・ナニモ・・・




・・・



 それからも夢を見ては
メモを取る日が続く
 夢はあまり見ない
が、見ればほぼ現実と化す
メモを取るほど覚えている夢
言葉の1つ1つまで覚えている夢
それらはメモを取り

現実となる

だが・・・
自分が死ぬ夢は・・・