『多重人格探偵サイコ異常心理解析書』     大沼孝次[著]

 


この本を読んでまず最初に思ったことを述べておこう。

「この本書いたやつってサイコ読んだことあるの?」

 まず、サイコの主人公は多重人格者ではない。漫画・小説のタイトルに多重人格探偵とあるが、現実の世界で多重人格者と呼ばれる者は一人も出てこない。
 ほかのページで『この物語の主人公、雨宮一彦は多重人格である。』と書いておきながら、こんなことを書くのもおかしな話なのだが『サイコの主人公は多重人格者ではない』
 現実の世界で多重人格障害と呼ばれている精神疾患と、この『多重人格探偵 サイコ』で描かれているものは違うものだ。

 だからといって『サイコ』を非難するつもりはまったくない。別にTAKAEがサイコのファンだから非難しないのではない。『サイコ』はフィクションなのだから。 フィクションである以上その文章や漫画に『嘘』や『想像』を織り交ぜても構わないと思う。
 フィクションとは架空のものなのだから。

 『多重人格探偵サイコ異常心理解析書』(以下 『サイコ解析書』 )の誤りをひとつひとつ解説しようと、『サイコ解析書』を読んだがあまりにもでたらめな点が多く嫌気が差してしまった。

 もしかしたら、そのうちやるかもしれないけど。気が向いたらね……

[戻る]