カルピー名作劇場「メルのパリ物語」 第4話「序曲」
(メインテーマ・・「未来からの伝言」メル)
・・さて、問題のここまできてしまいました!ついに、名作劇場じゃなくなる時!(笑)
いや、私はそう思うんですけど・・。まず、リュミエールファンの方!読まない方がいいかと
思います・・。「こんなのリュミエール様じゃない!」と思うと思うので・・。
まず、下の登場人物紹介を読んで、ダメ!と思ったら読まないでくださいね。
後からの苦情は受け付けませんので・・。って、これ書いたの私じゃないですよ!
(と責任を押し付けて逃げてみたり)でも、こんなとこで終わったら続き気になりますよねー!?
登場人物・・メル (主人公。孤児院で育つが、両親を探す為にパリに出てくるが、
チャーリーに騙されて、ヴィクトールのもとに売られる。)
チャーリー (人買いの悪い商人(笑)メルを騙して売る。)
セイラン (芸術家の卵。チャーリーに騙されて、ついに売られることに!)
ヴィクトール(資産家のいいおじさん。)
ティムカ (事故で足を怪我してから元気をなくしている。ヴィクトールの甥。)
アンジェリーク(ティムカの優しいお姉さん。ヴィクトールの姪)
リュミエール(男色家の芸術家。)
〜OP「未来からの伝言」〜
ナレーター 「メルは、明るくて優しい男の子。生まれてすぐに両親と離れ、孤児院で育って
きました。15才になったメルは、両親を探す旅に出ました。
孤児院の仲間達やルヴァ先生は止めましたが、メルはどうしても
自分のお父さんやお母さんに会いたかったのでした。
旅に出たメルは、ついにパリに到着します。けれどチャーリーという悪い商人に
お金持ちに売られることになってしまいました。
メルを買った資産家ヴィクトールは、あたたかくメルを迎えてくれました。
そして、そこでメルはある少年に出会ったのでした。
メル 「今の子・・誰だったのかなぁ。」
ヴィクトール「(入ってきて)メル。玉ねぎは好きか?」
メル 「えっ玉ねぎ?好きだよ。」
ヴィクトール「そうか。よかった。オニオンスープだ、うまいぞ。」
メル 「わーい。メル、お腹ぺっこぺこ!いただきまーす。
(口に含んで)んーー(ごくんと飲んで)はぁ・・おいしい!!」
ヴィクトール「パンも食べるか?」
メル 「(食べながら)うん!おいしいなぁ。こんなご飯、旅に出てから初めてだよ!
教会にいる時はルヴァ先生がよく作ってくれたけど・・。(物思いにふける)」
ヴィクトール「教会?・・ああ、孤児院か・・。」
メル 「みんな・・元気かなぁ・・。(ちょっとグスン)」
ヴィクトール「(肩をたたく)親を捜しに来たって言ってたな・・。パリにいるのか?」
メル 「わかんないの・・。でもメルはパリから来た馬車に乗ってたって
ルヴァ先生が言ってたの・・だから・・。」
ヴィクトール「パリは広い。・・もしお前さえ良ければ、ここにずっといてゆっくり
捜したらどうだ?」
メル 「えっ・・でも、メル、ご迷惑じゃ・・。」
ヴィクトール「メルは俺が買った話し相手だ。もちろん、メルが嫌なら今すぐ自由の身だが・・な。
(笑いながら)。」
メル 「・・ありがとう・・ヴィクトールさん・・(嬉し泣き)。」
ヴィクトール「頑張ってさがせよ。」
メル 「うん!メル、頑張るよ!」
ティムカ 「・・あの子は・・・。」
アンジェ 「ティムカ?どうしたの・・?」
ティムカ 「姉さん・・いえ・・それが・・。」
アンジェ 「まあ、ティムカ・・それ・・ヴィクトールおじさまの本?」
ティムカ 「え・・ええ。これを返しに来たんです・・。でも・・。」
アンジェ 「だったら一緒に行きましょう。私もおじさまに用があるの。」
ティムカ 「い・・いいです!じゃあ、姉さん。」(行ってしまう)
アンジェ 「ティムカ!・・どうしたのかしら・・?」
(コンコン ノックする)
アンジェ 「おじさま、アンジェリークです。」
ヴィクトール「おう、入っていいぞ。メル、俺の姪のアンジェリークだ。」
アンジェ 「失礼します。・・あら?」
メル 「こ・・こんにちは。メルっていいます。」
ヴィクトール「知り合いの商人の紹介でな。ティムカの話し相手にでもなればと思って。」
アンジェ 「そうだったんですか。初めまして、メルさん。私はアンジェリーク。
ティムカの姉よ。よろしくね。」
メル 「うん、よろしく。アンジェリーク。あ、メルって呼んでね。」
アンジェ 「ええ。メル、ティムカと仲良くしてやってね。」
メル 「うん!ねぇ、ティムカって子・・もしかして車イスに乗ってる?」
アンジェ 「え?ええ。もう会ったの?」
メル 「うん・・さっきね、ヴィクトールさんを待っている時・・
何か逃げちゃったけど・・。」
ヴィクトール「ティムカは少し人見知りをするんだ。気を悪くしないでやってくれ。」
メル 「そうなの?実はメルが何かしたのかと思ってちょっと心配だったの。」
アンジェ 「そんなことないのよ。ねぇメル。ティムカはちょっと引っ込み思案だけど
本当は優しくていい子よ。きっとあなたと仲良くなれるわ。」
メル 「メルも仲良くしたいと思ってるよ。お友達は多ければ多いほど楽しいもん!」
アンジェ 「ふふ。そうね。じゃあ、私ともお友達になってくれる?」
メル 「うん!もちろんだよ!」
ヴィクトール「アンジェリーク。メルに空いてる客室に案内してやってくれ。
後でティムカと一緒に・・そうだな、俺が本でも読んでやろう。」
アンジェ 「はい。おじさま。メル、こっちよ。」
メル 「うん。ヴィクトールさん、ご飯ありがとね!」
ヴィクトール「ああ。後でな。」
チャーリー「おい、ついたぞー。」
セイラン 「・・・ここは?」
チャーリー「センセのお屋敷や。見てみい、立派やろー?あんさんここで暮らせるんやで。
うらやましーなぁ。」
セイラン 「何なら代わってあげるけど?」
チャーリー「遠慮しとくわ。リュミエールセンセは美形好みやからな。
オレなんか見るたんびに文句言われそーやもん。」
セイラン 「あ、そう。」
(ピンポーン♪)
チャーリー 「こんちはーー。パリの商人でーーーっす。」
リュミエール「・・・こんにちは。お待ちしておりましたよ。」
チャーリー 「どーもー。これ、ご注文の品です。」
リュミエール「・・・綺麗な方ですね。名前はなんと?」
セイラン 「名前を聞く時は、自分から名乗るもんだよ。」
チャーリー 「こらっ!センセに何て失礼なことを!!」
リュミエール「いいのですよ、商人殿。失礼しました。私の名はリュミエール。
画家をしております。」
セイラン 「僕はセイラン。」
チャーリー 「こいつ、画家を目指してるんですって。
センセー、少し教えてやってくださいませんかね?」
リュミエール「ふふふ・・いいですよ。・・ただし・・私の気に入るような方でしたらね・・。」
チャーリー 「やて!よかったな、セイランちゃん。」
セイラン 「・・・一応ありがとうと言っておくよ。」
チャーリー 「じゃあ、オレはこれで!また何か買ってーなーーv」
リュミエール「ご苦労様でした!・・さて、セイラン。あなたには早速仕事があります。」
セイラン 「どうぞ!水汲みでも何でも!ただし、僕は料理は下手だよ。」
リュミエール「ふふふ・・そんな無粋なことはさせません。
・・あなたにはもっと・・そう、極めて芸術的なことをしてもらいますよ・・。」
セイラン 「・・?何をさせるつもりなんだ・・?」
リュミエール「ふふ・・まずは、私のアトリエへ・・そこで、私のモデルをしてもらいます・・。」
セイラン 「モデル・・?」
リュミエール「そこで全裸になってもらいます・・ふふ・・さぞ、綺麗でしょうね・・
あなたの肌は・・。」
セイラン 「・・そういえば、あなたは男色家だってね・・。」
リュミエール「ふふ・・博愛主義者・・と言ってください。
さあ、セイラン、こちらへ・・。」
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