クヴェル
〜クヴェルとは〜
無限のアニマを内包する先行文明の遺物。
クヴェルは主に、術使用の源として利用されているが、本来は水を発生させる、
火を起こすなどといった固有の能力を持つ。
なお、先住民族は乾燥した環境に弱かったため、土地が乾いている南大陸での発掘例は
皆無と考えてよい。語源はヴァイスラント語の「水源」より。
〜人類史を変えた道具〜
クヴェルは先住民族の手によって作られたが、本来の使用目的は不明である。
人々はクヴェルの引き起こす現象を「術」として体系立て、自らが持つ術の資質を発見し
一般術編み出すことで術による文化形態を作り上げてきた。
その素材は自然物のようであるが判然としていない。だが、人々はそれを
自然物で出来ていると考えているようである。
金属製のクヴェルは金と銀製以外のものは発見されていない。
恐らく先住民族時代にも金属は術(アニマ)に干渉するものとして敬遠されいたのであろう。
クヴェルは使用者の意思に感応し、自らの持つアニマを増幅させて術として放出する
いわば半自動の術現象発生装置である。
また、強力なクヴェルになると人の潜在意識や無意識の欲望・願望、
動植物の本能的な欲望等にも感応し、アニマの暴走現象を引き起こす。
その為、新たに発見されたり、解明されていないアニマを内包するクヴェルに触れることは非常に危険である。
〜発見されているクヴェル〜
発見されるクヴェルの中で最も多いのは単一アニマ系である。
その中でも特に炎のアニマを持つものが多く、劇中の時代には一般生活の中でも
数多くのクヴェルが活用されている。
複数のアニマを有するクヴェルは単一アニマのものに比べて高価で取り引きされる。
発見される数量が単一アニマ系より少なく、術能力に優れたディガー等の戦闘員や、
将軍クラスの軍人、貴族階級のものが持つことが多い。
また、未解明のクヴェルは発見数が少なく価値が高い。
アニマの正体が分からなくとも、これを操作して術を成すことは可能であるが、相当の術力が必要とされる。
その為、これは一般的に使用される例が少なく、貴族や富豪などが美術品のように
財産などの象徴的意味合いで所持しているケースが多い。
〜ツールとのちがい〜
クヴェルとツールの決定的な違いは、ツールが消耗品であるのに対して、
クヴェルは半永久的にそのエネルギーを失わないという点である。
また、ツールは現在判明しているアニマにあわせて人間が使う道具として製作されるが、
クヴェルの中にはアニマが判明できないもの・道具としての使い方が分からない等のものも数多い。
クヴェルは加工できない為、発見時の状態が全てそのままの形状である。
ツールは、使用者がツールからアニマを引き出して術へと変換するのだが、
クヴェルは使用者とのアニマの感応によって使用者の意思を走査し、その意思の方向へ自己のアニマを放出する。
この時、使用者に術の明確な意思がないとクヴェルのアニマは使用者自身に逆流する。
クヴェルのアニマは使用者のアニマを取り込んでしまい、使用者は
意識の拠り所を失って精神的な崩壊を招く。
そして、膨れ上がったアニマをコントロールできない肉体は、器としての機能を失い、破壊されてしまう。
これがアニマの暴走現象である。
資料
参考文献
出版社
SaGa Frontier 2 PERFECT WORKS
株式会社DiGiCube
SaGa Frontier 2 ULTIMANIA
株式会社DiGiCube