アップが遅くなってしまいましたが、猫柳様のフリーイラストです〜。
ほのかに渋くて良い感じです、オトナって感じがします




Gift





―――夜が明ける。
カーテンの隙間から窓の外を眺め、煙草を一本抜き取りライターで火をつけた。
一瞬、オレンジ色の火が室内を照らす。
一口煙を吸いこんで静かに吐き出した。
眼下に映る景色から一つ、また一つと外灯の明りが消える。
日が昇る前、空に星が残っていない時間。
煙草が短くなるに従って、空にうっすらと光が増していく。
もうすぐ街が動き出すだろう、既に動き出しているかもしれないが。
『眠らない街』というのもあるらしいが、ここには当てはまらないようだ。
現に今まで外に広がる景色はいたって静かなものだった。
皆、暖かな場所で眠っていると良いが。
そんな事ぼんやりと考えながら時折煙草を口元へ運ぶ。
すっかり短くなった煙草を灰皿に押しつける頃には、太陽がその姿をあらわし始めていた。
差し込む光を招き入れるように窓を開ける。
室内に篭っていたわずかな紫煙は外へと流れ、冷たい空気が場を満たす。
遥か彼方から差し出される光に目を細めて大きくカーテンを開けた。


なーんちゃって(笑) ……ごめんなさいぃ、やってみたかっただけなんです〜。