僕はサンダースのいう場所に向かった。しかし、ここは意味がなく広い。そこもで行くのに30秒かかってしまった。
そこに着くと、そこはバチバチと稲妻がはしっていてとてもじゃないけど、近寄れない。
「どうするの?サンダース」
「しかたがない、ワープ装置を使おう。目標が定められないが、ここでじっとしているより生き延びる確率か高かろう。幸い、ここが壊れておるおかげでとっくに爆発が起こっているはずなのだが、もう少し時間があると思う。あそこの壁に向かってはしれ!」
僕はサンダースの指し示した方向へ思いっ切り走った。走っている途中、爆発まであと30秒とか20秒などと聞こえてくるのだが、あんまり信用しない方がいいとサンダースがいった。
サンダースはタイマーがいかれてるようだなともいっていた。
壁が近づいてくる。あともう少し…………
「爆発まであと15秒、14、13、……………」
どうなってるんだ?サンダース?
(タイマーが直ってしまったようだ。一時的だと思うが急いだ方がいいぞ!)
わかっている!
壁が近づく。
「残り5秒、4、…………」
どうすればいいんだ?
(このまま突っ込め。それで、ワープできる)
わかった!
「3…………」
壁が近くなる。
「2……………」
お約束でもいいから助かりたい!
「い…………」
僕は1を言い終わられる前に壁に突っ込んだ。
気がつくと、空中だった。へっ?空中?
空中にいるなら床に落ちるのが道理。そのまま盛大な音を出して床に落ちた。
う〜ん……………尻が痛い………
ちょっと、落ち着くと回りを確認する。
ここは、たぶんエクス兄上の部屋だろう。
だって、あそこで兄上がぷるぷる震えてこっちを見いてる…………へっ?
「クロウ………………足元をよく見ろ………………」
なんだろう………足元にはなにかの破片が。見たくないけど、よく見てみるとそれは兄貴が大事にしていた………………
「ほう…………自分のしてしまったことを理解したようだな。私が、必死に探したいたのに、おまえという奴は人の大切にしているものを壊しおって。」
「ち、違うんだ!兄上、きいてくれ!」
「い〜や、私はなにも聞こえない。聞こえないから、おまえの事情は理解できない。だから、いつものお仕置きをしてやろう。」
「待ってくれよ!兄上!」
聞いちゃいない!呪文を唱え始めてしまった。直撃を食らったら、本当に死んでしまう!
しかたがないから、ベランダに出る。ここは二階だし、下は芝生だから飛び降りても死にはしないだろう。そう判断し、ベランダと飛び降りるために助走をつける!
「逃がすか!○×□△!」
僕には何の呪文を唱えたのかわからなかった。しかし、その効果はすぐわかる。攻撃呪文だ。それは、ジャンプした直後の背中に突き刺さり、僕の体を赤い空に高々とあげた。
「なんでこうなるの〜〜〜〜〜!!!!!」
「なんで儂まで〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
この夕日に染まった赤い空に一人と一つの武器の悲痛な叫びが響き渡った。