ヴァーチャーズ

彼の一日は薔薇を育てることで終わっていきます。
あれだけ薔薇があるのですから、一本くらい分けてくれても良さそうなのですが、
取ろう物なら、彼の本気の怒りで薔薇漬けにされることは間違いありません。
「ギャー!!!」
ほら、今日も何も知らないエンジェルが彼の薔薇園に手を出してしまったようです。
〜『ドミニオンの天界白書』


ゲンブ

「わーカメ、カメ」
重厚そうな亀を目の前に、私ははしゃぐ。
「この亀はゲンブ。北方の守護者にして……」
「飛べ、ほれ」
「この亀は飛ばない!!」
「えー。私の知ってる亀は、空飛んで、口から火を吐いていたよ」
「それは違う亀だ」
「じゃあ、おなかからドカンと……」
「それも、ちが……」
ドゴーーーン!!!
ゲンブのお腹が開いて、強力なエネルギーが発射された。
「でるじゃん」
「……そうだな」
〜『イブマヤのルポ』


伝説のムサシ

「ムサシっていう称号は剣士の憧れだ。我々デッキマスターが、サラ様を崇めるようにな」
マケイヌが私に言う。
「へえ。ムサシってそんなにかっこいいですか?」
私は怪訝そうな顔で答える。
「何を言ってるんだ、ムサシだぞ?そりゃああこがれるだろう?」
「えーだって蜂の名前でしょ?」
〜『イブマヤのルポ』


マリクス

みなさん勘違いされているようですが、マリクスは爪を二つにしたり、三倍で回転したり、倍ジャンプしても、力は上がりません。
あ、いいところに彼が来ました。確認してみましょう。
「マリクス!!」
「コーホー?」
あ、上がりませんてば。
〜『ドミニオンの天界白書』


ミノタウロス

貴様は知っているか!?
牛頭の戦士、ミノタウロスのことを!
知らぬなら教えてやろう。
普通、一般に見られるミノタウロスは雄だ。
この雄のミノタウロスからは上質の肉がとれる為、肉ミノタウロスと呼ばれることが多い。
対して、雌のミノタウロスは大量の甘い乳を出すので乳ミノタウロスと呼ばれる。
ま、どうでもいいがな……
では、さらばだっ!
『大魔導師 アンティゴ・マーイの豆知識』